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真正保守『最凶最悪な法案「財源確保法」』三橋貴明

真正保守『最凶最悪な法案「財源確保法」』三橋貴明

 

株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから三橋貴明のツイッターはこちら人気ブログランキングに参加しています。チャンネルAJER更新しました。「貨幣の源は需要である」(前半)三橋貴明 AJER2023.1.31 令和の政策ピボット呼びかけ人に「呼びかけ人」に慶應義塾大学商学部准教授 岩尾俊兵先生が加わって下さいました。また、メルマガ「令和ピボットニュース」が始まりました。皆様、是非とも、メルマガ登録を!

少子化・非婚化の主因の一つ、東京一極集中を解消するためには!?

[三橋TV第666回]三橋貴明・高家望愛

岸田内閣は、2月3日、閣議で、防衛費の増額の財源を確保するため、税金以外の収入を積み立てる「防衛力強化資金」の創設を盛り込んだ法案を閣議決定しました。防衛力強化資金の目的は、税金以外の収入について、複数年度にわたって活用できるようにするため、となっているのですが、なぜか一般会計です。

いや、防衛力を強化するために基金を設けるならば、どう考えても一般会計ではなく、防衛省が所管する特別会計にするべきでしょう。 理由は、一般会計で財務省の所管になると、防衛力強化以外にも使えてしまうためです。 消費税について、「消費税は社会保障の財源」 とか、無知なことを宣う連中を、「アホか! 本当に消費税が社会保障目的ならば、厚生労働省所管の特別会計にするべきだろ」 と、批判してきましたが、あれと同じ話です。 例えば、防衛力強化のための資金を「国債償還」に使ってしまうことも、財務省は自由自在になってしまう。

現実、消費税は「社会保障目的の特別会計」とはされず、国債と相殺されている。「道路を整備すること」が目的で導入されたガソリン税は、道路国会により一般会計にされてしまい、他の税収と「グシャッ」と一緒にされ、やはり国債償還に使われている。 というか、そもそも政府の予算は「支出が先」であり、国債発行で支出されています。その後、徴収した税金をまとめて「グシャッ」とし、国債償還に使っているに過ぎない。

防衛力強化資金は、一応「基金」の体を装っていますが、本当に防衛力強化のために使われるのかは「分からない」。しつこいですが、本気で防衛力強化資金を「防衛力強化」のために使うならば、特別会計とし、防衛省の所管にするべきなのです。

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【経世史論】三橋貴明と「歴史に魅せられて my」がお送りする、経世史論。

https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/

皇統論第四十八回「前九年の役」、歴史時事第四十八回「大同盟戦争」がリリースになりました。ぜひ、ご入会下さい。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  しかも、防衛力強化資金の「財源」は、他の特別会計などからの繰り入れ。単に、財務省が特別会計など、他の省庁や独法の所管となっている予算を奪いたいだけではないの? という疑問が払拭できないわけですが、室伏謙一先生が書いて下さいました。『「財源確保法案」に透けて見える財務省の思惑と重大な問題点を解説

いわゆる「財源確保法案」を立案し、今国会に提出することとされた。正式名称は「我が国の防衛力の抜本的な強化等のために必要な財源の確保に関する特別措置法案」というこの法案は大いに問題があると言わざるを得ない。何がどう問題なのか、問題となり得るのか、について解説していく。(政策コンサルタント 室伏謙一)

◆「財源確保法案」に透けて見える財務省の思惑 去る1月23日、第211回国会(常会)が開会した。6月21日の会期末まで、来年度予算案やさまざまな法案の続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

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