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真正保守!経済産業省「新機軸」VS財務省「PB黒字化路線」:三橋貴明

真正保守!経済産業省「新機軸」VS財務省「PB黒字化路線」:三橋貴明

株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから三橋貴明のツイッターはこちら人気ブログランキングに参加しています。チャンネルAJER更新しました。【新番組】「安藤裕と三橋貴明の日本経済論 第二話」(前半)三橋貴明 AJER2020.6.7 令和の政策ピボット呼びかけ人に「俳優 伊原剛志様」が加わって下さいました。また、メルマガ「令和ピボットニュース」が始まりました。皆様、是非とも、メルマガ登録を!

 

総理や小池都知事の政局のために国民の犠牲の下で五輪強行!?

 

[三橋TV第403回] 三橋貴明・高家望愛

https://youtu.be/u0ZN8-ycXxg  

 

蔓延防止法や緊急事態宣言によりダメージを受けた中小企業、個人事業主に、月額20万円、10万円(上限)が支給される「月次支援金」の申込受付が本日から始まります。月次支援金 (METI/経済産業省)

1.緊急事態措置またはまん延防止等重点措置に伴う、飲食店の休業・時短営業または外出自粛等の影響を受けていること

2.緊急事態措置またはまん延防止等重点措置が実施された月のうち。措置の影響を受けている月間売上が2019年または2020年の同じ月と比べて50%以上減少していること 

上記の1,2を満たしていれば、申請することで、上限20万円、10万円が「月額」で支給されます。 例えば、休業しているライブハウスと契約があったミュージシャンの方なども、1,2を満たせば大丈夫です。是非とも、申請してください。  

 

4月分、5月分の申請期間は、本日から8月15日まで。

 

6月分の申請期間は7月1日から8月31日です。ご注意を。 

 

経済産業省が「新機軸」を打ち出しました。新機軸は「財政拡大」(しかも、昭和期以上の大規模・長期・計画的)が前提となっており、当たり前ですが、財務省のPB黒字化路線と「衝突」します。 これは、かなり「異常な事態」なのですが、事態の本質についてまともに報じているところは少ないです(そもそも、大手マスコミには意味が分からないのでしょう)。 

 

第一生命経済研究所調査研究本部経済調査部の主任エコノミスト、星野卓也氏が「事態の本質」について、実に適切なレポートを書いていらっしゃいましたので、ご紹介。『骨太方針 2021 のポイント(財政再建目標編) ~見直すべきは“当初を絞って補正を緩める”財政運営~ 』 

 

重要なポイントを引用します。『(引用)〇今年6月には、経済産業省の審議会から「経済産業政策の新機軸」が示された。ここでは長期的・計画的な財政出動を通じて政府が産業政策に積極的に役割を果たしていくべき、との趣旨での議論が展開されている。財務省の審議会からは財政健全化を重視する建議が示されているが、主張は相反するものとなっている。〇現在の財政運営はこの両者の主張がともに満たせない状態にあると考えている。

予算編成において「当初を絞り、補正を緩める」形がとられているが、補正予算は政治経済情勢次第で内容も規模も変わり、事業の内容も単発的・短期的なものになりがちだ。財政均衡を目指すにしても、補正予算を含めた歳出総額をコントロールしなければ大きな意味合いはない。政府として何にお金を投じていくのか長期的なビジョンを明示して、既存の当初予算の歳出構造を見直す議論が求められているのではないか。』  

 

大規模・長期・計画的な財政出動が必要と主張する経済産業省の「新機軸」路線と、財務省のPB黒字化路線は、真っ向から衝突します。 現在の「当初予算を絞り、補正で拡大する」予算編成の方式では、当たり前ですが大規模はともかく「長期・計画的」な経済産業省の新機軸は実現できません。  同時に、そもそも補正予算を拡大することは、財務省のPB黒字化路線の否定でもあります。

現在の「当初予算を絞り、補正で拡大する」は、そもそもPB黒字化路線ですらありません。  要するに、「何やっているんだ?」「何やりたいんだ?」というのが、現在の日本政府の財政路線なのです。  星野氏も書かれていますが、現時点で2025年度PB黒字化など、達成不可能です(達成してはならない続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

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