スポンサーリンク

データはありません

「財務省が市中国債を減額する信じられない国」三橋貴明氏ブログより

株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから三橋貴明のツイッターはこちら人気ブログランキングに参加しています。チャンネルAJER『MMTとナショナリズム(前半)』三橋貴明 AJER2019.12.24 令和の政策ピボットの賛同者数が2万人を突破いたしました。また、メルマガ「令和ピボットニュース」が始まりました。皆様、是非とも、メルマガ登録を! 三橋経済塾第九期の入塾申し込み受付を開始しました。

https://members9.mitsuhashi-keizaijuku.jp/

今週末の第一回講義ですが、わたくしのテーマは、 前半:財政破綻論とハイパーインフレ論完全打破 後半:安倍晋三総理大臣「器論」の真実でございます。 ゲスト講師は日本水フォーラム事務局長の竹村公太郎先生。昨年の台風19号で「ギリギリ」だった荒川水域、利根川水域を中心に、防災の現状についてお話しいただきます。

三橋TV第183回【元・熱烈なグローバリストが「プロパガンダ」を語ってみた】

https://youtu.be/MObTM5EQ7oU  

国債発行には二種類ありまして、

1.国債発行計画に基づく、新規国債発行

2.国債の流動性の維持・向上が目的で、市場で品薄になった銘柄を追加発行 

2の方は「流動性供給」と呼ばれています。 

流動性供給の国債発行は月二回程度で、額は毎回数千億円規模です。 

財務省&安倍政権が、新規国債発行を抑制しているのはご存じの通り。

【日本の新規国債発行(当初予算・実績)の推移(億円)】

http://mtdata.jp/data_67.html#sihiki  

さらに、2020年度は、財務省はついに流動性供給までをも絞り込み、

市場の国債を枯渇状態に追い込むつもりのようです。

『20年度市中国債128.8兆円に減額へ、流動性供給を抑制=政府筋  2020年度国債発行計画の全容がわかった。入札を通じて市中発行する国債総額(カレンダーベース)は19年度当初比0.6兆円減の128.8兆円で、7年連続の減額となる。市場の需要に応じて追加発行する「流動性供給」を2006年度の導入以降で初めて抑制した。複数の政府筋が明らかにした。 市中総額は過去最大だった13年度当初の156.6兆円から27.8兆円下回る水準で、日銀が金融政策の柱としている国債購入は、需給がさらにひっ迫しそうだ。 減額対象とする流動性供給は5年超15.5年以下のゾーンで、ほかのゾーンも併せた年度発行額は当初比1.2兆円減の11.4兆円となる。減額余地があるとする市場の意見を反映した。(後略)』  

 

現在の日本は一応、中央銀行が「市場で国債を購入し、MBを増やす」量的緩和政策を継続していることになっているわけです。  それにも関わらず、財務省は市中の国債を「さらに減らす」わけで、日銀の金融政策は機能不全に追い込まれることになるでしょう。

 

【歴史音声コンテンツ 経世史論】

 

http://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/※1月15日に上島喜朗先生との対談「自虐史観はなぜ始まり、深刻化し続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

スポンサーリンク




ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

2,402人の購読者に加わりましょう

この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事