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文春:箱根駅伝初優勝 東海大「渾身のレースプラン」がハマった理由

 東海大が箱根駅伝、悲願の初優勝を飾った。ダイエットして17キロ痩せた両角速監督の身体が宙に舞う。下馬評では圧倒的に青学大優位の中、なぜ東海大が今回、勝てたのだろうか。「全区間、二桁の順位の選手はいなか…

 

 

箱根駅伝初優勝 東海大「渾身のレースプラン」がハマった理由

1/5(土) 11:00配信

文春オンライン

 東海大が箱根駅伝、悲願の初優勝を飾った。ダイエットして17キロ痩せた両角速監督の身体が宙に舞う。下馬評では圧倒的に青学大優位の中、なぜ東海大が今回、勝てたのだろうか。

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「全区間、二桁の順位の選手はいなかった。全員が冷静にそれぞれの力を出してくれたことに尽きますね」

両角監督は、そう語る。選手たちの力を発揮させるための戦略が見事にハマった。

鬼門の2区を落とさずに走れれば……

 まず区間配置だ。山登りの5区には西田仁志(2年)が早々に決まり、下りの6区は中島怜利(3年)に決まった。エース区間の2区は当初、阪口竜平(3年)に決まっていたが、夏に足を故障した影響で外れた。東海大にとって、ここ数年、2区は鬼門だった。この区間を落とさずに走れる選手が出てくれば、全体がつながってくる。そこで11月の全日本大学駅伝後に、湯澤瞬(4年)を指名した。湯澤はスピードに自信があるタイプではないが20キロを粘って走れるのが特徴で、関東インカレのハーフマラソンで2位になったタフな選手。この湯澤を2区に起用し、1区鬼塚翔太、3区西川雄一朗の3区間でトップに遅れずに、タイム差1分30秒以内を維持。4区の館澤亨次(3年)でトップとの差を詰める、あるいは後続との差を開く、というレースプランを描いた。

このプランがハマった。

館澤が青学大を抜いて2位に上がり、東洋大を追いやすい状況で5区の西田にタスキを渡した。総合優勝の必須条件として両角監督があげた「往路優勝」は達成できなかったが、トップの東洋大に対して1分14秒差で往路を終えることができた。駅伝には流れがあると言われているが、1区から3区まで我慢のレースをつづけ、館澤、西田が翌日につながる追い上げムードをつくったのだ。

さらに8区と9区の選手を変更した。2区間とも初優勝に大きく貢献したが、とりわけ小松陽平(3年)の8区起用は衝撃を与えた。小松は3大駅伝を一度も走ったことがないが、この2カ月間、絶好調で練習では常に最初にゴールした。両角監督は、この「絶好調男」を12月28日に8区に投入することを決め、6区、7区で東洋大をひっくり返し、9区に同じく当日の選手変更で入ったキャプテンの湊谷春紀(4年)でレースを決めるレースプランを作り上げた。

レースは、身震いするほどプラン通りの展開になった。

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名無しさん
34分前
2区で湯澤くんが安定した走りをしたのを見て、今年の東海大はやってくれるかも…と思った。5区で西田くんが新記録で区間2位取ったのを見て、総合優勝行ける!と確信した。意外性合わせて個人的MVPはこの2人

名無しさん
50分前
今までは、後半必ずと言っていいほど失速してきたが今回は各々レースをまとめてきた結果の勝利。追われる立場という未知の領域で更に強くなるのか注目したい。

名無しさん
45分前
両角監督と原監督が同学年と言うのも何かの縁。来年の箱根が今から楽しみです。

名無しさん
37分前
ピーキングは重要で、山梨学院なんて毎年主力が怪我したり本番で状態悪そうな選手が多い。でも何故か卒業後マラソンで代表になったりする。

名無しさん
1時間前
練習方法は奥が深いですね。

Source: 文春砲

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