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12.18  真正保守『どうするんだよ、これっ!パリ協定と電力自由化が日本にもたらす悪夢』三橋貴明

 

株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから三橋貴明のツイッターはこちら人気ブログランキングに参加しています。チャンネルAJER更新しました。「何故、現在の実質賃金のグラフが岸田内閣を苦しめているのか?」(前半)三橋貴明 AJER2023.11.28 令和の政策ピボット呼びかけ人に「やまと経営者連盟 代表理事 古賀真氏」が加わって下さいました。

どうするんだよ、これっ!パリ協定と電力自由化が日本にもたらす悪夢

 

[三橋TV第795回] 三橋貴明・高家望愛

 

昨日のエントリで、「個人的に一番怖いのは、国民や政治家の多くがカーボンニュートラルの脅威を理解していないという点なんですけどね。」 と、書きましたが、地球温暖化の原因はともかく、パリ協定以降の「世界」は脱炭素、ネットゼロ、カーボンニュートラルの方向に向かっています。これは「外部環境」であるため、なかなか修正しがたい要件です。

カーボンニュートラルと聞くと「遠い話」のように思われるかもしれませんが、そんなことはありません。 今後の「世界」は、「省電力」「省化石燃料」 な製品やサービス「しか買わない」方向にシフトしていく可能性が濃厚なのです。

2020年9月の国連総会で、習近平はいきなり、「中国は2030年までにCO2排出をピークアウトさせ、2060年までにカーボンニュートラルを達成する」 と宣言しました。(中国の宣言を受け、日本も慌てて2050年カーボンニュートラルを宣言した)

なぜ、習近平はいきなりカーボンニュートラルを宣言したのか。中国共産党は、世界の様々な市場、分野における「ゲームチェンジ」を企てているのでしょう。 例えば、内燃機関の自動車の技術では、もはや中国が日本に追いつくことはできない。ならば、自動車の市場自体を「非・内燃機関」に変えてしまえばいい。そのためには、カーボンニュートラルだ。

しかも、中国のCO2ピークアウトは2030年。それまでは石炭火力燃やしまくり、EVで世界の自動車市場を奪う。 EVにしても、石炭火力で発電した電気を充電するのでは、「省化石燃料」でも何でもありません。さらには、EVの製造の際に化石燃料を燃やしまくるのでは、やはり「省化石燃料」ではない。

とはいえ、中国にとってそんなことはどうでもいいのでしょう。目的はカーボンニュートラルでも何でもなく、EVで自動車市場のゲームチェンジャーになることです。(無論、自動車市場以外においても) 「世界」の方も(日本は?ですが)そんなことは百も続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

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