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11.19 真正保守『日銀が利上げをしてはならない理由(これに反論できる?)』三橋貴明

11.19 真正保守『日銀が利上げをしてはならない理由(これに反論できる?)』三橋貴明

株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから三橋貴明のツイッターはこちら人気ブログランキングに参加しています。チャンネルAJER更新しました。「全銀システムの障害と供給能力の崩壊」(前半)三橋貴明 AJER2023.10.24 令和の政策ピボット呼びかけ人に「やまと経営者連盟 代表理事 古賀真氏」が加わって下さいました。

生産性の真実 全てはやってみなければ分からないんだよ!

[三橋TV第783回] 三橋貴明・saya

 

昨日は三橋経済塾第十二期第十一回講義開催日でしたが、望月先生が解説された「利潤主導型インフレ」は、なかなか衝撃的でした。 輸入しているエネルギーコスト、さらには運送費等が上がったとしても、それをそのまま価格に転嫁し、かつ人件費は上げずに、利益を確保する。むしろ、利益を膨らませる(アメリカで起きていることです)。 企業が「それ」を実現可能な環境の場合、金融・財政政策はほぼ無効化されます。物価上昇という問題の主因が、

1.株主資本主義(利益最大化を求める圧力)

2.寡占化(コストアップ分を普通に転嫁できる) になってしまうため、それこそ「構造改革」が必要な局面という話になります。 また、これまた望月先生が指摘された通り、「食料」「家賃」「エネルギー」等、我々が日常的に「消費」している産品が上昇しているインフレ期に、「中央銀行による利上げ」という対策は、ナンセンス極まりない。というか、普通に頭がおかしい。 なぜ、中央銀行が利上げするのか? もちろん、我々にカネを「借りさせたくない」ためです。

でもね、カネを借りて食料やエネルギーを買い、家賃を払う人っています? これが、投資ならば分かるんですよ。 投資(あるいは投機)が過大になり、物価上昇で国民が困っている。ならば、利上げ、というのは分かるのですが、消費者物価指数が上昇しているから利上げ、は、意味が分かりません。いや、我々は別にカネを借りて消費はしていないから。

要するに、利上げでカネを借りられなくし、企業の資金繰りを悪化させ、失業者を増やし、彼らが購入する食料やエネルギーを減らし、安い家賃の家に移らざるを得ない状況に追い込むことこそが、「消費者物価指数が上昇しているから、利上げ」 と、主張している連中の本音なんですよ(サマーズなどは、そのまんま言っている)。

現在の日本は、未だにデフレーション。企業はカネを借りようとしません(そりゃそうです)。その状況で「利上げ」を主張する連中が少なくないわけですから、意味が分からない、。 確かに、輸入物価上昇に起因するコストプッシュ型インフレで物価は上がっている。でも、別に我々は「カネを借りて」食料やエネルギーを買っているわけではないのだ続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

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