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10.5 マッカーシ―下院議長解任で、トランプ下院議長誕生か?

10.5 マッカーシ―下院議長解任で、トランプ下院議長誕生か?


今日のテーマはマッカーシー下院議長解任」ということでお送りいたします。

もうすでに日本のメディアでも報道されているとおり

アメリカ連邦議会下院のトップであるケビン・マッカーシー議長が クビになりました。

それも同じ政党の共和党の内部からの 議長解任動議が可決したからです。

共和党が下院の過半数を占めているはずなんですが

その共和党の中から議長の解任動議が提出されてそれが賛成多数になったんですね。

 

それは下院の中での少数党である民主党が全員賛成するこれは当然なんですけど

賛成して本来だったらこのマッカーシーの仲間であるはずの

共和党の中からこの解任動議に賛成した人が十何人かな出てきて 過半数を超えたわけですね。

アメリカの連邦議会の歴史上初めて下院議長がクビになるという歴史的な出来事になったわけです。

その原因はこの共和党内部の対立というふうに言われています。

一見そうですというのはこのケビン・マッカーシ下院議長を中心とする共和党下院の執行部と

それに対立する同じ共和党の中の勢力それを急進派とか強硬派とか過激派とか

言い方をされているわけですけど

本質的には彼らはより保守的な方向、そして特にアメリカファーストですね。

アメリカの国民のことを第一にすべきであって

それ以外のウクライナにお金をどんどんつぎ込むとか

というふうに今やっているバイデン政権には真っ向から反対している勢力

それが彼らなんですね。その内部対立なんです。

その内部対立がこういう結果になったというふうに表面的には見えます。

 

しかし本質的にはいったい今何が起きているのか

アメリカの議会でそれはユニパーティに対しての抵抗です。

これが起きているユニパーティという言葉 日本のメディアではまず使われません。

しかし今アメリカのメディアとかアメリカの特にネットでは頻繁に使われるようになった。

新しいアメリカ政治の言葉ですね。

ユニパーティユニというのは一つのパーティ 政党一つの政党です。

アメリカの政党は二大政党のはずですよね民主党と共和党の

ところが表面的には民主党共和党が競い合っている 対立し合っているように見せていて

実質は民主党と共和党の談合です。

この談合のことをユニパーティと言うんですね。

アメリカは一つの政党しか実際にはなくて

舞台の裏で共和党と民主党の幹部同士が握っているんだとこれがユニパーティという。

そしてこのユニパーティが議会を支配している。

そういう期間がここ数年ずっと続いていたんだというそういう話なんですよ。

それに対して抵抗する勢力がついに出てきたというのが今起きていることなわけなんです。

そのユニパーティもう一度これ行きましょうか

ホワイトハウスの大統領がバイデンですよね。

議会の下院の民主党がジェフ・リーズという人が下院議会の民主党側のトップです

そして共和党側のトップがケビン・マッカーシー当然対立関係にあるように見えて

実はここがユニパーティなんだとこのケビン・マッカーシーが

果たしてユニパーティの一部なのかどうなのかというのはなかなか見えにくかったんですよね。

見えにくかったというのはやっぱりこの人はそうじゃないんだと

あくまでも違うんだとそれからトランプさんともいい関係を作っているし

ユニパーティに入っているのか入っていないのか見えないタイプだったんですが

でもやっぱりここ数ヶ月やってきたこと特に今アメリカが政府封鎖になるかどうかということで

政府封鎖になるかどうかというのはひとえにバイデンが要求している予算これを受け入れるかどうか

だったんですけどそれを受け入れるような動きを見せていたんですよね。

やっぱりケビン・マッカーシーユニパーティじゃないかとというのが明らかになってきたわけですね。

その議会を支配してきたユニパーティに対する反撃・抵抗

それを始めたのが改革派一番表に出てきたのはマット・ゲイツ下院議員ですね。

マット・ゲイツ下院議員というのが非常にインパクトが強いので

勝手なことをやっているというふうに共和党の支持者なんかからも見られているんですけど

でももしかしたらこの人はこれまでの民主党・共和党の談合政治これについに抵抗を始めた。

というふうなことなのかもしれません。

そしてこの下院議長が今いなくなりました。

とりあえず代理の下院議長は一応立っているんですけど

これから新たな下院議長を選ぶわけです。

もう明日にも選ぶかもしれないんですけどこれは難航しそうなんですよ。

いないですね 実際にはいないそれに適した人が

そんな中でフォックスニュースのショーン・ハニティ、

フォックスのタッカー・カールソンがいなくなった後

今フォックスの中で一番人気のあるのがこのショーン・ハニティですけど

このショーン・ハニティの番組ですぐ出てきたのが

「次の下院議長がトランプさんになるんじゃないかという話です

ある情報源が私に言ってきたんだけど

トランプがネクストスピーカー 下院議長になるんじゃないかと

すでに共和党側がトランプにコンタクトしているとなってくださいってコンタクトしている。

トランプの方はどうかというと一応その提案に対して 申し出に対して

オープンだとというのは一時的あくまでも一時的にトランプになってくれと

それはなぜかというと今もう大変な時期なんですね。」

この議会が予算を決められないなぜ決められないかというと

バイデンがウクライナだとかとにかくお金をばらまく予算それを要求してきている。

そしてそれに対して今までだったらこの談合で仕方ないんですねということで

なんだかんだ言って受けてしまう。

ところがこの共和党の中にいやそれに対してはっきりとノーだとそういう勢力が出てきたわけですね。

彼らは絶対に納得しないわけです。

彼らは絶対に納得しないので もう予算が通らないんですよ。

予算が通らないままこれままいくとやっぱり政府封鎖になるんですね。

政府閉鎖になるわけです。

一応先週末先週の土曜日にコンティニューイングレゾリューションというCRという

日本語ではつなぎ予算というふうに言われてますけど

これ予算でもなんでもない実際には去年までの前年度の予算をそのまま一応使います。

それだけのことなんですね。

だから新しい予算でもなんでもないんですね。

つなぎ予算でもないんです本当はでもそれが一応決まりました。

でもこれから真っ向対立しているバイデン民主党側と

共和党のこれまでだったら談合してたんだけど

それに従わないという本当の共和党というかね

そっちが出てきたわけですよ。

これどうやってまとめるの誰がどうやってまとめるのかって

ケビン・マッカーシーはそれが結局できなかったんです。

できなかったからクビになったんです。

じゃあ誰がやるのかというので

もうトランプに出てきてもらうしかないんじゃないか

トランプが下院議長になる。

実は下院議長というのは合衆国憲法上現職の下院議員である必要はないんですよね。

下院議員たちが投票で決めて選ばれたらその人が下院議長なんですよ。

だからトランプさんが下院議長になる可能性はあるんです。

という話まで出てきてこれはどの程度の話なのか分かりません。

分からないけどここまでが今日の話です。

とりあえずこうなった流れだけ振り返ってみますと

まずケビン・マッカーシーに対してマット・ゲイツが異議を申し立ったわけですね。

このケビン・マッカーシーのことを彼はワシントンの沼地の特徴だと

こういう言い方したんですね。

沼地の特長ワシントンのことを沼地と言いますね。

沼地の意味は結局ドロドロした談合なんですよね。

ユニパーティーのことを表しているわけです。

 

そのまさに典型的な存在なんだとというふうに言い放ったんですね。

ユニパーティーだとそれをマット・ゲイツだけじゃなくて

多くの人が今言っています。

例えばこの人はローガン・オハンドリーという弁護士なんですけど

保守側の弁護士で今ツイッターXで大変な影響力を持っている人なんですが

この人はこういうふうにツイートしています

「マッカーシーのことについて彼は前の下院議長だったペロシのために働き
バイデンを弾劾せず弾劾できる材料も揃っているのになかなか弾劾しない
それからハンター・バイデンを召喚せずハンター・バイデンを議会に召喚すればいいのに
それもなかなかやらないウクライナに資金を流し続けディープ・ステートがトランプを倒すのを
許すためにそこにいたディープ・ステートが今トランプを倒すためにやっているのは裁判ですよね
起訴して裁判をやっているその裁判はむちゃくちゃな裁判なわけですから
下院議会がそれを止めればいいわけですよ止めればいいんですけどそれもやらないということで
結局これ全部当たっているんですけどケビン・マッカーシーは何もしないするように見せて何もしなかったという
さらに一番問題なのがあります」

それがこれです。

ユニパーティが作ってきた過去の負債33兆ドルです。

これがアメリカ政府が今抱えている債務残高です。

33兆ドル日本円でいくといくらになるのかというともう4千兆円ぐらいですかね。

今円安なので日本が1300兆円とかって言ってますけど4千兆円ですよ。

もちろん歴史上一つの国の政府がこんな金額の債務を持ったことがないわけです。

アメリカはドルが世界の基軸通貨であるし

世界一のGDPなので大丈夫なんだというふうに

見られてきたんですが

マーケットはそう見ていないんです。

今マーケットで急激にアメリカの国債が売られています。

これがアメリカの長期金利です。

長期金利がついに今直近で4.75%長期金利が4.75%というのはもうここ数年で見たことがない

つまり金利が上がるということは債券がそれだけ売られているわけです。

アメリカ政府が出している債券が市場で否定されているんですよ。

これ過去1年のアメリカの債券の10年ものの債券の金利ですけど

過去10年で見ても過去10年でないんですよね。

こんなレベルの金利はまさに今市場がこの33兆ドルというアメリカ政府の負債

特にバイデン政権になってから一気に増えたんですよね。

そのまでの政権もずっと作ってきたんだけどでも要はそれを作ってきたのは

大統領でもありしかし大統領にそれを許してきたのは議会なんです。

大統領が自分で予算を通せませんからこれだけの予算を通してきたのは議会なんですよ。

その議会というのは民主党と共和党の談合、つまりユニパーティだったんです。

これを何とかしなきゃいけないんです。

マーケットは正直ですからね投資家ですから正直なので

ここからアメリカ国債叩き売られるんですよ。

何とかしなきゃいけないんです。

そのためにはバイデンの言うとおりにもうやってられないんですよ。

本当はウクライナだとかバラマキだとかやってられないんです。

本当はこの共和党特にこの共和党の強硬派が言うとおり

無駄な予算はもうカットしてこの33兆ドルの債務を減らさなきゃいけないんです。

そうしない限りこれどんどん金利が上がっちゃうんですよ。

アメリカの国民がどんどんインフレで苦しむことになるわけです。

直近は政府封鎖ですよね。

]

これ今も政府が封鎖されようとしているわけです。

一応つなぎ予算ということで11月17日までデッドラインが伸びました。

11月17日までに予算を決めなきゃいけないんです。

そのためには強力なリーダーしか予算をまとめられません。

今までは談合でまとめてくればよかったので

無能なリーダーでもできたんです。

談合ができる人だったらできたんです。

しかしもうそれじゃマーケットが許さないです。

そんな中で昨日ケビン・マッカーシーが動議で解任された直後に

まず共和党の下院議員の中からこの人トロイ・ネールス下院議員という

この人は元警察官から下院議員になった人なんですけど

トランプさんの推薦ですね。トランプの支持者です。

この人が私は次の下院議員の候補者として

「ドナルド・トランプを推薦する」ということをツイートしたんです。

ここから流れが始まってきましてマージョリー・テイラー・グリーンですね

今やアメリカの下院議員の中で最も影響力がある

最も人気が高いと言ってもいいでしょう

ツイッターのフォロワーが280万人かなという人なんですが

この人トランプさんの支持者ですよね

熱狂的なトランプさんの支持者

こうツイートしています

私が現在支持している唯一の議長候補は
ドナルド・J・トランプ大統領だ彼はウクライナでの戦争を終わらせるだろう
私たちは彼を議長にし大統領に選出することができる

というふうにツイートしています。

このツイートの影響力が大きいです。

そしてこのトランプさんが下院議長になる普通じゃ考えられないことですよね。

このウルトラCを前から提案している人がいたんです。

この人ですウェイン・ルートというベストセラー作家です。

トランプの本を書いている人なんです。

トランプ・ルールズというこの本は政治の本じゃないんです。

ビジネス書なんです。

どうしたらトランプのように成功するのかという成功法則の本で

すごく面白い本なんですけどこれを書いているのがウェイン・ルートという作家さんです

作家なんですがこの人は去年の2022年の中間選挙で

共和党が下院で勝利したらトランプを次の下院議長に推薦した最初の人物です。

この人がこのウルトラCの案を言い始めてその後何人かが言っているんですよね。

私のチャンネルでも2回ぐらいかなトランプが下院議長にというのを取り上げたことがありました

今何と言っているかというと「来年の2024年の大統領選挙で

トランプを実際に支持する下院議長はいない、みんなユニパーティーなので

トランプ下院議長だけがトランプ大統領候補を支持する唯一の人物だ」

きっと来年の大統領選挙はいろいろ大変なことが起きるわけですよ

それはもう分かっているわけです。

その時にそれを仕切ってくれるのは下院しかないんですよ。

下院が共和党がせっかく過半数を取っているので

普通だったらトランプを支持しトランプを守るはずなんですが

そんな下院議長はいないんだと

実際には共和党の中にだったらトランプ自身が下院議長になるしかないだろう

こういう理屈を言っているんです。

「トランプが下院議長になったとしたらできることがいっぱいある

それはまず債務上限の引き上げを阻止する

これが一番弾劾でやることだと思って

それからバイデンの弾劾を主導する

トランプがバイデンの弾劾を主導するなんて漫画の世界ですよ

しかしそれが起きるって言うんですね

それからバイデンがやってきた国境解放との戦いを止める

そしてウクライナ戦争への資金提供を止める

それからトランプをずっと追い詰めてきた司法省

FBI CIAへの資金提供を止める」

リベラル派とライノはそうなれば頭は爆発するだろうと

メディアは発狂するだろうとそしてトランプは再び世界の注目の的になる。

ということでルートさんはトランプが下院議長になりたくないことはみんな知っている。

しかし彼が望むと望まざるとに関わらず

トランプを下院議長に選出する投票を 実施しようじゃないかと呼びかけています。

実際にそういう投票が行われるかどうか多分トランプをノミネートするという

そういう動議が共和党の下院議員たちから出るはずです。

実際に投票でどうなるか分かりません。

共和党の下院議員全員がトランプがいいねと投票するとは思えません。

そんなすんなりトランプの名前が出たからといって

トランプさんが下院議長として 過半数を取るとは思えないんです。

かといって民主党は過半数いないから民主党から誰も下院議長は出せないんです。

そうすると多分何回も何回も 下院議長の投票になると思うんです。

何回も何回もやっているうちにもしかしたらということは可能性はなくはない。

そして他に誰もいない。

このとんでもない窮地をまとめられる 強力なリーダーは他にいない

この後どうなるのか注目していきましょう。

 

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