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真🌸保守速報!未来への意思 投資を増やす経済の復活を!

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「日本をダメにした財務省と経団連の欺瞞(前半)」三橋貴明 AJER2020.7.7 令和の政策ピボット呼びかけ人に、高橋あさみ様(私立Z学園高等学校 1年4組 16歳)が加わって下さいました。

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[三橋TV263回]中野剛志・森永康平・高家望愛

 改めて、国民経済の五原則。

◆国民経済において、最も重要なのは「需要を満たす供給能力」である。

◆国民経済において、お金は使っても消えない。誰かの支出は、誰かの所得である。

◆国民経済において、誰かの金融資産は必ず誰かの金融負債である。

◆国民経済において、誰かの黒字は必ず誰かの赤字である。

◆現代世界において、国家が発行する貨幣の裏づけは「供給能力」である。 投資とは、未来への意思です。 

国民経済において、最も重要なのは「需要を満たす供給能力」である。ならば、供給能力が国民の需要を満たせなかった場合、そうなるのか。 

まさに、現在のレバノンのごとく「財政破綻」し、国民は「飢え」に苦しめられることになります。 いつもは、財政破綻について「財政破綻した」という結果の方から見ていますが、今回は逆方向からアプローチしてみましょう。すなわち、「供給能力」が不足する国の最終的な運命です。 

供給能力、より具体的には財やサービスの生産能力が足りない国は、どうなるのか。 もちろん、国内の供給能力では国民が必要とする財やサービスを生産できないため、人々が「財やサービスの不足」に苦しめられることになります。 というわけで、供給能力が不足することは「輸入」を増やします。つまりは、貿易赤字の拡大です。  そして、国内で財やサービスを売った「外国企業」は、通貨を外貨に両替しようとしていきます。 必然、貿易赤字が大きい国は、ひたすら「為替レートの下落」圧力にさらされることになるのです。

【レバノンの貿易収支(百万ドル)】

http://mtdata.jp/data_70.html#boueki

 内戦で供給能力が毀損したレバノン(それ以前からかも知れませんが)は、国民の財やサービスに対する需要を満たすため、ひたすら貿易赤字を拡大していきました。 その分(※厳密には経常収支赤字分)、レバノンポンド(以下、LBP)を外貨に両替しようというニーズが発生することになります。

 これを放置しておくと、LBPはひたすら対ドル(厳密には外貨)為替レートが暴落し、輸入物価が急騰し、国民は「適切ではない」インフレ率高騰に苦しめられることになります。 ならば、どうすればいいのか。  LBPの為替レートを、対ドル固定相場とする。他に手はありません。 

実際、レバノン政府は「1ドル=1507LBP」の固定相場制を採用しました。とはいえ、為替の固定相場とは、政府が「1ドル、1507LBPとする!」と、宣言すれば達成されるわけではありません。  貿易赤字である以上、外為市場では常にLBPからドルへの両替が行われます。レバノン政府は、手持ちのドル(外貨準備)で売られたLBPを買い戻す為替介入を続けなければなりません。

 貿易黒字、経常収支黒字国であれば、「外貨の自国通貨への両替分を、自国通貨を調達して買い戻す」形で、外貨準備を蓄積することができます。とはいえ、レバノンは恒常的な貿易赤字、経常収支の赤字。 自国通貨で外貨を買う形で外貨準備(≒ドル)を手に入れられないレバノン政府は、いかにして為替介入に必要なドルを手に入れるのでしょうか。 もちろん、ドル建て国債です。  

実際に、レバノン政府はドル建て国債を発行し、国際金融市場からドルを調達し、為替介入を行い、1ドル=1507LBPの為替レートを維持してきたのです。 とはいえ、ドル建て国債は「実質的」に、償還期限が来たら返済しなければなりません。ドル建て国債を償還するには、ドル続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

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