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更新しました。 『米朝首脳会談は行われない①』三橋貴明 AJER2018.5.29https://youtu.be/CVXG-PjHMD0
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さて、すったもんだの末、五つ星運動・同盟とマッタレッラ大統領との間に妥協が成立し、
イタリアで法学者のジュゼッペ・コンテ氏を首相とする新内閣が成立しました。
五つ星運動と、同盟による連立政権です。
マッタレッタラ大統領が進めていたIMF出身で緊縮派のカルロ・コッタレッリ氏の内閣では、
五つ星運動と同盟が大反発し、早々に「再選挙」となってしまいます。
となうと、特に同盟が著しく得票を伸ばし、
マッテオ・サルヴィーニ書記長を首相とする政権が樹立される可能性が濃厚です。
それよりよりは「グローバリズム」的にマシである、との判断でしょう。
『イタリアでポピュリスト政権誕生-首相コンテ氏、財務相トリア氏
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-05-31/P9LQTWSYF01S01
イタリアではポピュリスト政党の「五つ星運動」と「同盟」が連立政権を樹立する運びとなった。
新内閣は現地時間6月1日午後4時に宣誓就任する。
歳出拡大を打ち出した新政権の政策は欧州連合(EU)規則への挑戦ともなりかねない。
政治経験のない法学教授のジュゼッペ・コンテ氏(53)が新政権の首相となる。
五つ星のディマイオ党首と同盟のサルビーニ書記長は政権獲得を一度は阻まれ早期選挙を訴えていたが、
ポピュリスト政権の樹立にこぎ着けた。(後略)』
ポピュリスト、ポピュリスト、うるせえな! という感じですが、
グローバリスト側から見ると、五つ星運動と同盟の連立時点で「悪夢」ですので、
何とかレッテル貼りで貶めたいという気持ちは分かります。
といいますか、ポピュリストとは「大衆の支持」を煽り、票を獲得。
エリート層を打倒する勢力という意味ですが、民主主義的に普通のような。
大衆の意向を無視し、
エリート主義丸出しで「グローバリズム」という特定の価値観を推進する方にも
相当に問題があると思います。
無論、大衆の支持を得ているのだから
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Source: 三橋貴明氏ブログ