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真🌸保守速報!「自民党の消滅(中編)」:三橋貴明

三橋経済塾第九期の入塾申し込み受付中!株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから三橋貴明のツイッターはこちら人気ブログランキングに参加しています。チャンネルAJER更新しました。『全ての国民を救えるんだ(前半)』三橋貴明 AJER2020.5.5 令和の政策ピボット呼びかけ人に、高橋あさみ様(私立Z学園高等学校 1年4組 16歳)が加わって下さいました。また、メルマガ「令和ピボットニュース」が始まりました。

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【土居丈朗先生 貴方はとてつもなくおぞましい人物です】

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 ベストセラーズ「自民党の消滅」(Kindle)版がリリースになりました。

https://www.amazon.co.jp/dp/B088GLYGBD/ 

書籍版は、6月26日刊行予定にはなっていますが、緊急事態宣言の状況によります。取次や書店が動かなければ、さらにずれ込むかも知れません。  

さて、本書のメインテーマは「自民党の消滅」というタイトルでありながら、「権利」「国民国家」「民主制」の三つだったりします。自由民主党とは、国民国家「日本」の民主制における一政党に過ぎません。日本の民主制が破壊されれば、自民党は当然ながら消滅します。 

国民国家、を理解するためには、歴史を知らなければなりません。なぜ、国民国家が必要なのか。それ以前に、国民国家とは何なのか。 

もちろん、我々一国民(有権者)が「外国」に対して排他的な、国家の政策の決定権、すなわち主権を持っているのが国民国家です。

「日本は事実上、アメリカの属国では?」 と思われた方が多いでしょうし、実質的にはその通りなのですが、とりあえず建前論です。

と言いますか、日本国民の多数派が「国民国家とは何か?」について理解しなければ、我が国が真の意味における独立を取り戻す日は訪れないでしょう。 

国民国家とは、別に神様が人類に与えてくれたシステムではありません。人類が「国民が主権を持つ国家」に至るまでには、シュメールから数えても数千年の歳月が必要でした。日本の「最初の文明」である縄文文明から数えると、数万年です。 

というわけで、本書では日本やイギリス、ドイツ、ポーランド、アメリカ、ロシア、中国などの「歴史」にページ数を多く割きました。 

歴史的に見ると面白いのですが、

● イギリスは、ステイツは一つ(連合王国)ですが、ネーションは四つ(イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド)

● アメリカは、異なるステイツの連合。だから、ユナイテッドステイツ

● ドイツは、ネーションは一つ(ドイツ民族)であるにも関わらず、ステイツはバラバラな時代が続いた(プロイセンによる統一まで)

● 日本は、ステイツもネーションも同一 でございまして、実は政治的な国家(ステイツ)と民族的(あるいは「故郷的」)国家のネーションが全く同じである日本は、むしろ例外なのでございます。 

あるいは、梅棹忠夫の文明の生態史観によると、ロシアは皇帝制の第二地域、ドイツは封建制の第一地域に属します。第一地域では、封建制により権力が分散し、やがては議会制が進化し、民主制になっていきます。 

皇帝制の国では、「政権交代」は「皇帝を殺す」ことにより成し遂げられます。中国で言う「易姓革命」ですね。 

それに対し、民主制の国では「国民の票」が政治を動かします。  だからこそ、同じ一党独裁国であっても、ナチス・ドイツは「選挙」で国家社会主義ドイツ労働者党が政権を握り、ロシアではボリシェヴィキがニコライ二世を殺すことでソ連が成立したのです。 

また、ソ連が元々も「多民族の第二地域」の帝国であったため、各民族のソヴィエトの連邦という建前を採ったのに対し、ナチスはあくまで「ドイツ民族の党」という位置づけでした。

結果、ナチスは東方生存圏で、東欧のスラブ人を「絶滅(餓死または追放)」させるという恐怖の政策を遂行し、独ソ戦が地獄の絶滅戦争と化した。 などなど、人類の歴史を「文明の誕生」から辿り、現在の国民国家、民主制に至り、「自民党の消滅」までの流れを書いたのが本書になります。 

文明と言えば、本書でも解説していますが、英語で文明は「civilization」。つまりは「Civil=都市住民(市民)」の誕生、都市化こそが文明という「言葉の定義」になっていますが、わたくしはこれは偏った文明観だと考えています。 

文明には、少なくとも三つのパターンがある。肥沃な三日月地帯や黄河、インドの「定住型農耕文明」と、ユーラシアステップの広大な地域に広がった「非定住型非農耕文明」。そして、「定住型非農耕文明」。 

最後の「定住型非農耕文明」の代表と言えば・・・・。 まあ、ネタバレはこれくらいにしておきますが、いずれにせよ現在の自民党の政策が継続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

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