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真🌸保守速報!第二次世界恐慌と「財政に関する財務省の公式見解」

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チャンネルAJER『経済学者のインフレ恐怖症がインフレを助長する(前半)』三橋貴明 AJER2020.3.24 令和の政策ピボット呼びかけ人に、高橋あさみ様(私立Z学園高等学校 1年4組 16歳)が加わって下さいました。

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三橋TV第221回

【恐怖に怯える日本国民を利用し政治権力を高める】

 アメリカの失業保険申請数が、またもや600万(※一週間で)越えです。 

最初、3月21日までの失業保険申請者数が、いきなり週間300万を超えたとき(それまでは週25万件前後でした)、「こんな無茶苦茶な数字は、もはや二度と見ることはないのでは・・・」 などと、甘いことを考えたのですが、その後、二週間連続で600万件を上回り、あっという間に「1600万人」の新規失業者が出てしまいました。

まさに、想像を絶します。 『アメリカの失業保険申請、3週間で1600万件を突破 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)による経済的損害が増大する中、アメリカの失業保険給付の申請件数が、先月中旬からの3週間で合わせて1600万件を超えた。 

アメリカでは現在、感染の拡大を防ぐため、ほとんどの企業が閉鎖を余儀なくされている。国民の約95%は何らかのかたちの封鎖状態に置かれている。 

米労働省は9日、4月29日から今月4日までの1週間の失業保険の申請件数が660万件以上だったと発表した。(後略)』  現時点で、アメリカの失業率は二桁に達しており、今後も上昇を続けると予測されています。 

大げさでも何でもなく、第二次世界恐慌が始まったのです。 国際通貨基金(IMF)のクリスタリナ・ゲオルギエヴァ専務理事は4月9日、2020年の世界経済の成長率は「急激なマイナス」となり、1930年代の大恐慌以来、最悪の経済危機に直面するとの見通しを示しました。

「実際、我々は、世界恐慌以降で最悪の経済の低迷に見舞われると予測している(ゲオルギエヴァ専務理事)」  そんな中、我が国は相変わらず頑なに政府が緊縮財政路線を堅持しており、このままでは国民は手足を縛られたまま恐慌の海に放り込まれることになります。

というか、なっています。 閣議決定された第一次補正予算(厳密には令和二年補正予算、ですが、どうせすぐに「第一次」と呼ばれるようになります)は、わずか16.8兆円。 

しかも、16.8兆円の新規国債発行の中身を見ると、 『Ⅲ.次の段階としての官⺠を挙げた経済活動の回復

1.観光・運輸業、飲⾷業、イベント等に対する⽀援

【1兆6,794億円】

 • 観光・運輸業、飲⾷業、イベント・エンターテインメント事業等を対象に、 感染症流⾏が収束した後の⼀定期間に限定して、官⺠⼀体型の消費喚起キャ ンペーンを実施。

2.地域経済の活性化 【25億円】 • 地域産品・サービスの磨き上げや、地域へのキャッシュレス導入等を支援』  と、新型コロナウイルス感染症の疫病が「収束した後」の予算が約1.7兆円、含まれているのです。

(というわけで、実は1.7兆円分は「真水」に含み難い。GSも同じ意見なのでしょう) 現時点で疫病に負け続けている日本政府が、「勝利の後」の景気対策を予算化する。率直にって、「狂気」としか表現のしようがありません。  しかも、16.8兆円の財政赤字(新規国債発行)額を当初は隠蔽し、「事業規模108兆円」のみで報じさせたということは、政府関係者は、「16.8兆円では額が少なすぎ、国民の顰蹙を買う」 ことを理解していたことになります。

自分に「非がある」という意識がなければ、隠蔽工作をする必要はありません。 

もっとも、興味深いのは、16.8兆円と極小規模とはいえ、「財政赤字の拡大」であることは間違いないのです。財政赤字が拡大しているにも関わらず、財政破綻論者からの続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

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