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デフレ脱却への打開策~貨幣を正しく理解する~ 三橋貴明氏ブログ

 

 

株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから三橋貴明のツイッターはこちら人気ブログランキングに参加しています。チャンネルAJER『MMTとナショナリズム(前半)』三橋貴明 AJER2019.12.24 令和の政策ピボットの賛同者数が2万人を突破いたしました。また、メルマガ「令和ピボットニュース」が始まりました。皆様、是非とも、メルマガ登録を!

 

三橋経済塾第九期の入塾申し込み受付を開始しました。

https://members9.mitsuhashi-keizaijuku.jp/

 

今期は二回目の試みとして、全国各地で開催します。

一月は東京で、ゲスト講師は竹村公太郎先生。

二月は京都で、ゲスト講師は藤井聡先生です。

『三橋貴明&安藤裕_年末特別対談『三橋貴明VS安藤裕「日本経済この一年」(前半)』

三橋貴明 AJER2019.12.31

『三橋貴明&安藤裕_年末特別対談『三橋貴明VS安藤裕「日本経済この一年」(後半)』

三橋貴明 AJER2019.12.31

https://youtu.be/a2eJwLhtxkE  

チャンネル桜「【新春経済討論】2020 世界経済の行方[桜R2/1/4]」に出演しました。  一般の方は本日まで正月休みの方が多いのでしょうが、わたくしは明日まで宍道湖の「なにわ一水」に滞在しています。昨年、6月に松江講演の際に泊まらせて頂き、すっかり気に入ってしまいました。松江市なのになぜ「なにわ」なのか、未だに分からないのですが。

【2019/1/4 宍道湖の夕日をバックに】  

 

それはともかく、昨日の、「おカネのプール論」「おカネは一種類論」の否定は、今後の日本の衰退を止めるために、極めて重要です。理由は、この種の間違った貨幣観を打破すれば、「国の借金で破綻する」「日銀が国債を買い取るとハイパーインフレーションになる」 という、二大破綻論を完膚なきまでに破壊できるためです。 逆に言えば、多くの国民の頭の中では、おカネは一種類で、必ず物理形状を持ち、それ自体が価値があることになっています。わたくしは、よく討論番組などで、商品貨幣論者を、「頭の中、金貨銀貨ですか!」 と、罵倒しますが、圧倒的多数派の日本国民の貨幣観が「金貨銀貨」であることは間違いないでしょう。結果、財政破綻論やハイパーインフレ論に引っ掛かる。 

この種の間違った破綻論を打破するためには、「おカネは債務と債権の記録で、物理形状を持つ必要はない。というか、持っていない」(信用貨幣論)「おカネには、日銀当座預金、現金紙幣、硬貨、銀行預金などの種類があり、我々が使えるおカネ、使えないおカネがある」 ことを理解し、「政策」におけるおカネの発行と流れを、種類正しく整理する必要があります。 例えば、「日銀が国債を買い取るとハイパーインフレ!」に対しては、日銀の国債買取について、「日本銀行が(主に)市中銀行から国債を買い取り、代金として市中銀行の日銀当座預金残高を増やす」 であることを理解し、その上で、「日銀当座預金がどれだけ増えても、我々が財やサービスを買うことはできない。なぜ、我々が使えないおカネが増えて、インフレ率が上がるんだ? バカ?」 と、思いっきり嘲笑して差し上げる必要があります。 

これがおカネのプール論に基づくと、例えば「金貨銀貨」という我々が使える金貨や銀貨が市中にばらまかれる(このイメージでしょ?)ことになります。結果、「おカネ>財・サービス」になれば、インフレ率が上がるでしょ? という、幼稚なレトリックに引っ掛かり、「やりすぎると、はいぱー!」というロジックを受け入れてしまうのです。

【歴史音声コンテンツ 経世史論】

http://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/

 

※2月15日まで、竹村公太郎先生の「日本文明の誕生~神話から歴史へ~」がご視聴頂けます。 『藤井聡氏が語ったデフレ脱却への打開策…麻生氏切り オリンピックイヤーの2020年、日本経済はどう動くのか-。市民生活、社会保障の足場は固められるのか。 第2次安倍内閣で内閣官房参与を務めた藤井聡氏(51=京都大学大学院教授)は厳しい状況に陥る可能性を指摘する。昨年10月に消費税が10%に増税されたことの悪影響が逆風として吹き荒れることを予測。かつて安倍政権のブレーンとして経済政策を支えてきた藤井氏が、デフ続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

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