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「三橋貴明氏ブログ」令和ピボットへの道 その2

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『修正エンゲル係数(前半)』三橋貴明 

 

AJER2019.4.23

 

 

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平成政治からの決別を! 

 

反・緊縮財政、反・グローバリズム、反・構造改革を基本方針とし、政策の「ピボット(転換)」を目指す国民プロジェクト「令和の政策ピボット」が始動致しました。

 

三橋TV第81回

【MMTへの藁人形プロパガンダを打破せよ!】

https://youtu.be/rAPl-gF6ZyY  

お分かりでしょうけれども、「令和の政策ピボット」は、日本政府が「財政破綻できない」という事実が前提になっています。 

例の「反論資料」とやらでも、「自国通貨建て政府債務はデフォルトしない」 という黒田総裁の発言(というか、MMTの説明)について、財務省は一切否定しようとしませんでした。

理由は、できないためです。  代わりに、「内国債は、国民が貸し手であるため、将来世代への負担の転嫁は生じないとの指摘があるが」 と、

誰が指摘しているのか不明な藁人形をでっち上げ、それに釘を打ち付けることで「日本政府は財政破綻しない」という真実の信憑性を貶めようとしています。 

財務省が本来「反論」するべきは、「自国通貨建て政府債務はデフォルトしない」の一点のみなのです。

ところが、この最重要ポイントにして、MMTが「証明」してしまった事実については反論ができない。

「自国通貨建て政府債務はデフォルトしない」を否定すると、露骨な嘘つきになってしまう。   

だからこそ、他に大量の「破綻論(のために作成した)データ」を並べ立て、権威プロパガンダで逃げを打たざるを得ないわけです。 

わたくし共が「令和の政策ピボット」の準備をしていた際には、MMTがここまで「盛り上がる」とは思いませんでした。偶然ですが、有り難いタイミングでございます。 

というわけで、本日の日刊MMT(笑)。

『『マスコミに騙されるな!』第317回 MMTという黒船の上陸(後編)

 MMT(現代貨幣理論)は、一応「理論」となっているが、実のところ「現実」の解説にすぎない。

銀行預金というおカネは、何らかの借用証書と引き換えに、銀行が「ゼロ」から発行するおカネである。

政府は国債発行の際、国民の金融資産(銀行預金など)を借りているわけではない。

逆に、政府が国債を発行すると(政府小切手という借用証書が銀行に持ち込まれ)銀行預金というおカネが増える。 

上記は単なる「現実」なのであるが、経済学や一般常識から見ると、考え方がまさしく「真逆」になっている。

当然ながら、MMTはアメリカや日本の経済学者、あるいは財政破綻論者から猛烈な攻撃を受けている。 

何しろ、経済学や常識の貨幣観とMMTでは、天動説と地動説ほどに考え方が異なるのだ。無論、経済学や常識の貨幣観が「天動説」であり、MMTが「地動説」になる。 

元々、地動説の貨幣観を主張し続けてきた(というよりも、現実を説明していただけだが)筆者にとって、MMTは単なる説明手法の一つにすぎない。とはいえ、経済学からしてみれば、自分たちの足元を破壊する鉄球クレーンそのものだ。(後略)』  財務省の「抵抗」を見ていると、まさに天動説派が何とか地動説の蔓延を防ごうとしている風に見えます。  

何しろ、MMTは単なる「事実」の説明にすぎません。正面からの議論ではかなわないので、レッテル貼り、権威プロパガンダ、ストローマン・プロパガンダに頼り、MMT派や反緊縮財政派の印象を貶めようとしてくる。 長年、繰り広げられていた「財政破綻論」を巡る情報戦争が、いよいよ最終局面に差し掛かった感じを覚えます。ここで、MMTという黒船を利用してでも、財政破綻論を打破できなければ、我が国に未来はありません。  

未来といえば、朝日新聞が例により狂った世論調査を

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Source: 三橋貴明氏ブログ

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