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「 三橋貴明氏ブログ」反・グローバリズムの結集を(後編)

 

 

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『グローバリズムのトリニティ①』三橋貴明 AJER2018.12.4

 

 

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三橋TV第26回【人災を招く小泉政権の罪】

 

帝国主義時代、宗主国(※日本除く)側にとって最も恐ろしい事態とは何だったでしょうか。それは、植民地の住民が「連帯」し、自分たちに歯向かうことです。

何しろ、植民地に滞在している宗主国側の人間は、絶対数で勝てません。

植民地住民が手を組み、一斉に襲い掛かってきた日には、間違いなく皆殺しにされます。

というわけで、英蘭仏米といった帝国主義諸国は、植民地の住民に教育を与えず、言語的な分断を推進し、

情報の共有を防ごうとしました。併合(植民地ではありません)した元・他国の住民に教育を与え、学校を建てていったおひとよしは、日本人だけです。

 

欧米諸国は、植民地住民の連帯を防ぐため、部族同士の争いを煽り、さらにはイギリスのミャンマー支配のように、中印の人々を「間に挟む層」として導入。

直接的ではなく、華僑や印僑を通じての支配を進めました。

そうすることで、植民地住民の怒りは自分たちではなく、中国人やインド人に向かうわけです。

 

さて、現代の帝国主義であるグローバリズム(第二次)において、グローバリストが最も恐れることは何でしょうか。

帝国主義時代から同じです。国民の連帯です。 何しろ、民主主義の世の中でございますので、

敵対勢力(ナショナリズム、経世済民派)に多数派を形成されると、グローバリストは絶対に勝てません。

民主主義は、グローバリズムの天敵なのです。

だからこそ、グローバリストはマスコミを支配することで、グローバリズム推進の世論を作り、

さらにロビイストや政府の諮問会議(規制改革推進会議など)の民間議員と称する民間人を活用し、政治に影響を与えようとするのです。

 

さらに重要なのは、反グローバリズム勢力を「分断する」ことです。

何しろ、民主主義の世界では、多数派を形成できなければ勝ち目がありません。

そして、反グローバル派に多数派を作らせないためには、些細なイシューで揉めさえ、分断するのが有効です。『山本太郎氏 与党に怒り絶叫

 

https://news.nifty.com/article/domestic/society/12168-12083426/

 

今国会最大の焦点だった、外国人労働者の受け入れを拡大する入管難民法などの改正案は8日午前4時すぎ、

 

参院本会議で与党などの賛成多数で可決、成立した。 各議員の投票の際、自由党の山本太郎参院議員は、

 

「牛歩」で最後の抵抗を試みた後、演壇の上から「(法案に)賛成する者は、2度と『保守』と名乗るな!。

 

保守と名乗るな、『保身』だ!」と、与党席に向かって絶叫した。

 

与党が、安倍官邸の言うがままに法案成立に突き進んだ流れを踏まえ、

 

「(賛成する議員は)官邸の下請け、経団連の下請けだ。この国に生きる人を、低賃金競争に巻き込むのか。恥を知れ」と、憤った。(後略)』

 

移民法に賛成した自民党議員は、保守ではなく、保身である。その通りです。

 

官邸の言うがままに、移民法成立の一票を入れた議員は、官邸の下請けであり、

 

経団連の下請け。国民を賃金切り下げ競争に巻き込む。 100%、賛同します。

 

さて、安倍政権がここまで露骨にグローバリズムのトリニティを推進している以上、

 

我が国も欧米のように「反・グローバリズム」の政治勢力を勃興させなければなりません。

 

その際に重要なのは、「違いをもって排除するのではなく、同じをもって連帯する」 です。

 

などと書くと、「三橋は山本太郎を支持するのか!!」 と、反発されるわけですが、

 

山本議員の原発政策にわたくしが賛同や支持をするはずがないでしょ。

 

それでも、反グローバリズムで「同じ」であるならば、共闘はできるのです。

 

何で、全面的な支援と全面的な否定の二者択一しかないのですか。

 

といいますか、違いをもって排除し合い、国民が分断され、互いに罵り合い、些細な過去を採りあげ、

 

「○○は、過去に消費税賛成の発言をしたから、支持しない」「○○は、▲▲法を推進したから、国民の敵だ!」

 

「○○は、原発政策が間違っているので、排除しろ」 などと、過去やら差異やらを理由に互いに「排除」していき、誰が最も得をするでしょうか。

 

もちろん、グローバリストで続きをみる

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