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4.27 真正保守『郵政民営化法の改正』三橋貴明

4.27 真正保守『郵政民営化法の改正』三橋貴明

 

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政治団体赤字黒字幹事長・大奈登場!〜政府の赤字はみんなの黒字

[三橋TV第851回] 大奈(政治団体赤字黒字幹事長)・三橋貴明・高家望愛

 

安全保障は、儲かりません。というか、儲かってはいけません。 防衛安全保障で儲けるとなると、「自衛隊にカネを払わない国民は、守りません」となる。あるいは「守って欲しければ、カネを払え」です。「実際に我々の税金で自衛隊が運営されているじゃないか」 と、思われた方がいるかも知れませんが、実際には国債発行で自衛官の給与は支払われています(GDPの政府最終消費支出として)。その上、自衛官は税金を払っていない国民も守ります。

災害時に、瓦礫の下から国民を助ける際に、自衛官が、「貴方は税金を払っていますか? 払っていませんか?」 とか、確認しますか? 自衛官のみならず、警察官も消防官も、同じく「カネを払っていない」としても、国民を守ります。 ちなみに、映画ロボコップでは、警察が民営化されていました。 アメリカのサウスフルトン市の消防システムは、「“消防サービス”を受けるためには、市に毎年75ドルを支払う」 となっており、支払いを「忘れていた」市民が、火事の際に消防サービス提供を断られたという事例が2010年にありました。

いや、こういう「文明」はやめようよ。普通に、亡びる。 安全保障に限らず、公共サービスは政府が「赤字」で提供する必要があるのですよ。「財源」は、国債発行。終わり。 というか、公共サービスを赤字で提供するためにこそ、政府は国債発行(と政府支出)する機能を持たされているのです。 もっとも、完全な国有ではなくとも、公共サービスを提供する必要がある組織はあります。代表が、農協です。 農協の事業は「経済事業」「金融事業(JA共済、農林中金)」の二つに分かれています。内、「経済事業」で黒字を追及されると、農家や国民が困ります。

経済事業とは「農産物を買い取り、売る」でございますので、「農家から可能な限り安く買い叩き、消費者に可能な限り高く売る」 ことで、黒字を最大化できます。とはいえ、これでは農家や国民が損をする。 だからこそ、農協の経済事業は赤字です。その赤字を、金融事業の黒字によりカバーすることで、事業を存続しているわけでございます。 郵便サービスも同じです。 郵政公社になって以降、「必ず赤字になる」郵便サービスを、金融事業(郵貯、簡保)の黒字でカバーすることで成り立っていた。

その後、郵政民営化され、郵貯、簡保が「ゆうちょ銀行」「かんぽ生命」となり、最終的には株式が100%市場で売却されることになりました。 となると「必ず赤字になる」郵便サービスは提供不可能になり、各地の郵便局も消えていくことになる。 というわけで、わたくしは昔から、「ユニバーサルな郵便続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

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