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1.19 真正保守『震災との戦いは戦争と同じだ! 自己責任論は「甘え」に過ぎない』三橋貴明

「財の道」が閉ざされる日

 

株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから三橋貴明のツイッターはこちら人気ブログランキングに参加しています。チャンネルAJER更新しました。「カーボンニュートラルがもたらす日本の危機(後編ー1)」(前半)三橋貴明 AJER2023.12.26 令和の政策ピボット呼びかけ人に「やまと経営者連盟 代表理事 古賀真氏」が加わって下さいました。

震災との戦いは戦争と同じだ! 自己責任論は「甘え」に過ぎない

[三橋TV第809回] 三橋貴明・高家望愛

 

三橋TV第809回で「震災との戦いは戦争と同じだ」として、総力戦の概念について解説しています。今回の能登半島地震では「道」が閉ざされたことで、被害が拡大しています。

国境を越えた「交易」がある限り(共同体の枠を超えた交易は、縄文時代からあった)、特定の財について「他の共同体」に依存することは避けられないというか、普通です。

もちろん、財について100%自給できれば、総力戦的な考え方からは最高(というか最強)となりますが、なかなかそうはいかない。 交易するとなると、「財の道」が常に安全でなければならない。そもそも、安全でなければ、交易は発展しにくい。 財の道を妨げる壁は多々ありまして、例えば政府の規制だったりします。(そもそも「国境」が規制ですが)

1806年、ナポレオンはイギリスへの対抗策として、ベルリン勅令(いわゆる大陸封鎖令)を発しました。イギリス側はイギリス側で、ヨーロッパの港という港を海上封鎖。 おかげで、ナポレオンはロジスティックとして海を使えなくなり、当たり前の話として密貿易が大発展。

加えて、ノヴォロシア(現在のウクライナ)のチェルノーゼム(黒土)で産出される膨大な穀物(小麦等)を黒海ルートで欧州に供給することで国が成り立っていたロシアが反発。大陸封鎖から脱退し、ナポレオンのロシア遠征に繋がります。

あるいは、天候など自然環境の変化により、財の道が細るケースもある。現在、旱魃でパナマ運河が通航制限を余儀なくされています。 そして、戦争。人と人との争いにより、財の道が閉ざされる。『コンテナ船の運賃が急上昇、輸送能力逼迫-紅海での混乱悪化で アジアから欧州に向かうコンテナ船の運賃が7週連続で上昇した。紅海で攻撃を受けるリスクを回避し、遠回りしてアフリカ南部を通過するルートを選ぶ船舶が増える中、輸送能力が逼迫(ひっぱく)している状況を反映している。

18日に発表されたドルーリー・ワールド・コンテナ指数によると、上海からイタリアのジェノバまでの40フィート(12.192メートル)型コンテナ輸送料は1000ドル余り上昇して6282ドル(約93万円)。7週連続での上昇は、新続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

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