スポンサーリンク

データはありません

4.18 三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」マクロン大統領の「民主主義」

株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから 三橋貴明のツイッター はこちら人気ブログランキング に参加しています。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆『韓国の易姓革命①』三橋貴明 AJER2018.4.17https://youtu.be/9OfVgrlU24k ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 改めて、EU(欧州連合)とは現代において、最も完成された「グローバリズムの国際協定」です。 EU加盟国は、自国の主権に基づき、自由貿易、規制緩和、財政政策といった政策を決めることはできません。というよりも、そもそもマーストリヒト条約が、互いの「自由貿易」の制限を禁止しています。 当然ながら、移民の制限もできません。(※EU加盟国同士では) つまりは、EUに加盟していることで、各国の国民は「主権」の一部を奪われ、民主主義を制限されていることになります。 何しろ、どれだけ反移民の世論が盛り上がり、「EU加盟国からの移民も制限しろ!」 と人々が動き、政治家を当選させたとしても、移民制限は不可能なのです。 というわけで、加盟各国の国民の民主主義を制限しているEUの新リーダーたるマクロン大統領が、「欧州で民主主義を巡って「内戦」が生じている」 と、演説しました。『マクロン仏大統領、欧州議会でEU結束呼び掛け 「欧州ではある種の内戦が起こりつつある」http://jp.wsj.com/articles/SB12403095601924873365004584170624047690270 フランスのエマニュエル・マクロン大統領は17日、欧州議会での演説で欧州の結束を呼び掛け、欧州連合(EU)の統合深化に向けた支持拡大に乗り出した。 多くの向きはEUをエリート主義のテクノクラート(技術官僚)集団とみており、マクロン氏が掲げるEU統合強化構想には域内から反発の声が上がっている。同氏は欧州統合プロジェクトの利点を有権者に改めて理解してもらいたいとの考えだ。有権者が経済的保障への不安や、移民や文化の急変についての懸念を抱く中、ここ数年でEU懐疑派の政党が台頭している。 マクロン氏は、欧州でナショナリズムが高まる中、力を合わせて「新しい欧州人の統治」を作り上げようと呼び掛けた。「欧州ではある種の内戦が起こりつつあり、時として結束よりも相違点や国のエゴが重要視されているようだ」と語った。』 マクロン大統領に言わせれば、欧州で「民主主義を巡った内戦」が起きているそうでございます。  内戦とは、「国内の戦争」だと思うのですが、現在の欧州で起きているのは、「民主主義」により国家が動いた結果としての、国際協定たるEU内における「国家間の利害衝突」です。内戦じゃありません。 具体的には、先日のハンガリー総選挙におけるオルバン首相率いるフィデス・ハンガリー市民連盟の圧勝。さらには、イタリア総選挙における五つ星運動、及び「同盟」の勝利に、マクロン大統領は「危機感」を持っているようですね。 マクロン大統領は、演説で、「利己主義のナショナリズムが欧州の結束を阻んでいる」 と指摘しましたが、ナショナリズム(国民主義)的な政策を民主主義により選択することは、少なくとも「国民国家」の主権の範囲の内です。 例えば、ハンガリーで民主主義がオルバン首相を追い落としたとすると、マクロン大続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

スポンサーリンク




ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

2,402人の購読者に加わりましょう

この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事