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日本衰退の大本の理由は「緊縮財政」Source: 三橋貴明氏ブログ

日本衰退の大本の理由は「緊縮財政」

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チャンネルAJER『安倍内閣は「最悪の政府 三冠王」(前半)』

三橋貴明 AJER2019.12.17

12月21日(土)シンポジウム「令和の政策ピボットは実現可能なのか?」が開催されます。

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三橋TV第174回【与党も野党も、国力強化も貧困対策も、政策で議論しよう!】

三橋経済塾第九期の入塾申し込み受付を開始しました。今回は、二回目の試みとして、東京のみならず名古屋、大阪、京都、仙台、福岡、札幌、沖縄でも開催します。地方の皆様、お目にかかれることを楽しみにしております。  先日、ご紹介した日本の消費税収の推移でございますが、19年度の伸びが緩いのは、半年分のみであるためです(10月1日増税)。 というわけで、20年度はさらに一段、階段を上ることになります。20年度は、ついに消費税収が「最大の税収」になる見込みです。

【日本の消費税収の推移(兆円)】

http://mtdata.jp/data_67.html#zeisyuu

『消費税収、初の20兆円超 20年度、最大の税目に 政府が20日に決定する2020年度予算案で、消費税収が初めて20兆円の大台を超えることが16日、分かった。

19年度は半年分だった消費税増税の増収効果が年間を通して出るためで、21兆円台に達する見通しだ。所得税を上回り、消費税が最大の税目となる。 消費税は税収が景気変動を受けにくく財源として安定しているなどの理由で、1989年の導入以降も段階的な増税が続き、税収全体の3分の1を支える形となった。

これに対し、税率を引き下げてきた法人税は20年度の税収が12兆円程度にとどまる見通し。』  改めてグラフを見て恐怖を覚えるのですが、消費税収は「異様」に安定しています。 何しろ、リーマン・ショックがあってすら、消費税収はほぼ減らず、10兆円前後をキープしているのです。  消費税は減らしにくい個人消費にかかる(というか、個人消費からはじき出される)税金であるため、変動が少ない。 

つまりは「安定財源」という話ですが、まさに安定財源だからこそダメなのです、消費税は。  何しろ、弱者からも容赦なく徴収される税金が、消費税なのです。失業者であっても、子供であっても、消費税は払わなければなりません。

(お小遣いから買い物をする子供も消費税を徴収されるので、「可処分小遣い」が下がります) 20兆円を人口で割ると、約15万7千円。我々は、消費税として「毎年」15万円兆の消費税を徴収されている。四人家族ならば、60万円。しかも、毎年。 

デフレが深刻化し、リーマンショックのような経済危機が起きてさえ、年間15万円の所得を奪われる。デフレから脱却できなくて、当たり前です。 というわけで、消費税は廃止を目指さなければなりませんが、ポイントは、「消費税のみならず、日本の緊縮財政が諸悪の根源」  であることを共有しなければならないという点です。 

昨日のエントリーとも絡むのですが、ナショナリズムに嫌悪感を持つ人々は、「減税」は好みます。何しろ、徴税とは「国家」が我々の所得を奪い取る行

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Source: 三橋貴明氏ブログ

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