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1.15 真正保守『貴方の税金で能登の復興がなされることはない』三橋貴明

1.15 真正保守『貴方の税金で能登の復興がなされることはない』三橋貴明

 

株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから三橋貴明のツイッターはこちら人気ブログランキングに参加しています。チャンネルAJER更新しました。「カーボンニュートラルがもたらす日本の危機(後編ー1)」(前半)三橋貴明 AJER2023.12.26 令和の政策ピボット呼びかけ人に「やまと経営者連盟 代表理事 古賀真氏」が加わって下さいました。

日銀が「日銀破綻論」に真っ向から反論してきたぞ! どうする藤巻健史!?

[三橋TV第807回] 三橋貴明・高家望愛

 

改めて、「貨幣のプール論」「税は財源論」は、日本国という共同体を破壊すると強く感じています。 早くも、「俺の税金で僻地の能登復興させるな!」 といった、貨幣観を間違えた「エリートのルサンチマン」が始まっています。

いや、ごめんね。残念だけど、貴方の支払った税金が能登復興に使われることはあり得ないから。何しろ、貴方が払った税金は、国債と相殺されて「ジュッ」と消滅してしまうだけですから。

これはもう、時を遡るといった異能力でもなければ、否定できない現実なのです。 日本政府は、単に国債を発行し、能登を復興させればいい。別に、「国債を税金で返す」なんてことはやらなくていい。国債は、未来永劫、借り換えされていくだけです。 というか、これまでもそうしてきた。

【日本の政府長期債務残高の推移(兆円)】

http://mtdata.jp/data_86.html#saimuzandaka

日本政府の長期債務残高(ほとんど国債)は、1970年度の176倍になっているんですよ。なぜ、「クニノシャッキンでザイセイハタンする~」と言われ続けた国が、国債発行残高を176倍にできるの? 少しは「自分の頭」で考えてみたら? 誰かの資産は、誰かの負債。誰かの純資産増(黒字)は、誰かの純負債増(赤字)。誰かの黒字は、誰かの赤字。

政府の長期債務残高(≠赤字の蓄積)が176倍になったということは、反対側で国民の純資産が同額増えたという話に過ぎないのですよ。 貴方の税金で、能登の復興がなされることはない。実際には、政府の純負債増(赤字)により復興されるし、されなければならないんですよ。

当たり前ですが、復興増税や復興を理由にした消費税増がなされたとしても、それが復興に回ることはない。復興税も消費税も、「復興支出」のためには使わらない。単に、過去の国債と相殺して貨幣消滅させるだけの話です。

税金とは、「政府にカネを貯める」行為ではないんだよ。貨幣を消滅させる経済行為なんですよ。 まさか、ここまで懇切丁寧に説明しても、分からない? ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆皇統論第五十九回「清盛の蜂起」、歴史時事第五十九回「永楽の夢の果て」がリリースになりました。h続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

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