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【三橋貴明氏ブログ】いわゆる「国の借金」と戦争(後編)

株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから 三橋貴明のツイッター はこちら人気ブログランキング に参加しています。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆『アンフェアなグローバリズム①』三橋貴明 AJER2018.9.18https://youtu.be/_kcwd297zNM ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆> ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 以前、日銀か財務省(どちらか忘れました)の官僚と話した際に、「政府の国債発行はまかりならない。戦争になる。実際、高橋是清の国債増発が戦争を引き起こし、【ハイパーインフレーション】を引き起こした」 と力説され、「はあ? 高橋是清は1936年の226事件で暗殺され、支那事変(1937年)が始まったのはその翌年で、インフレ率は1944年までは大したことがなく、45年でも50%(物価が一年間で1.5倍になる)程度で、46年の600%のインフレは、米軍の爆撃で供給能力を破壊しつくされたためで、しかもハイパーインフレ(インフレ率年利13000%)でも何でもなかったじゃないですか」 と、反論したわけですが、その際に、「何で国債発行と戦争を結び付けているんだ? アホか、こいつ?」 と、思いました。 もう一つ。 以前からの疑問なのですが、共産党を初めとする、いわゆる「左派勢力」は、口では「社会保障!社会保障!」と言っておきながら、なぜ国債発行に反対する? しかも、共産党は「労働者」が潤う公共事業にまで反対するって、バカじゃないの? と、疑問を抱き続けてきました。 ちなみに、昨日のエントリーの末尾に書いた、「そして二つ目。こちらも戦争に関わっているわけですが、こちらの方がより深刻です。」 について、「経済学」ではないかと思った方が少なくないでしょうが、ハズレです。経済学は、確かに財政均衡主義ですが、それは昨日の「国王公債」の延長線上にある話です。 それでは、日本の財政拡大、国債発行を阻む「二つ目の理由」は何なのでしょうか。答えは、こちら。 佐藤 健志 (著) 「平和主義は貧困への道 または対米従属の爽快な末路」 (※表紙の女性って、モデルはナナオ?) 佐藤先生の「平和主義は・・・」の内容を日本で最も早く知ったのは、恐らく我々(三橋経済塾生)だと思います。今年の7月に、佐藤先生に経済塾のゲスト講師としてご登壇頂いたのです。http://members7.mitsuhashi-keizaijuku.jp/?p=2544 講演後に、衝撃的な光景をわたくしは目にしました。何と、三橋経済塾史上初めて、ゲスト講師に対する「質問」が出なかったのです。 佐藤先生の講演内容がおかしかった、といった話ではなく、あまりにも衝撃的な「真実」を知らされ、誰もが愕然としてしまったのでございます。 9月14日の「Front Japan 桜」でも、佐藤先生が本書(の前半部)について語っています。【Front Japan 桜】平和主義は貧困への道~緊縮財政の真の原因 (他)https://youtu.be/gFAIpOQDoIE 財政法の第4条に、以下の文章があります。『第四条 国の歳出は、公債又は借入金以外の歳入を以て、その財源としなければならない。但し、公共事業費、出資金及び貸付金の財源については、国会の議決を経た金額の範囲内で、公債を発行し又は借入金をなすことができる。』 公共事業費の話は今日は脇に置き、問題は前半部です。『国の歳出は、公債又は借入金以外の歳入を以て、その財源としなければならない』 つまりは、プライマリーバランスを維持せよ、という話でございますな。 上記の財政法第4条は、実は日本国憲法と不整合になっています。日本国憲法の第85条には、以下の条文があるのです。『第八十五条 国費を支出し、又は国が債務を負担するには、国会の議決に基くことを必要とする。』 憲法では、政府は「国会の議決」があれば債務を負担することが可能にな続きをみる

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Source: 三橋貴明氏ブログ

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