株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから 三橋貴明のツイッター はこちら人気ブログランキング に参加しています。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆『国家が選択と集中をする愚①』三橋貴明
AJER2018.8.14https://youtu.be/GyFDt89BgVw
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昨日のテーマと関連する話ですが、民間企業の目的はビジネスであり、利益です。 水道の民営化が「老朽水道管の交換」の特効薬のごとく進められていますが、バカげています。民間企業の目的は利益最大化であるため、「利益にならない」老朽水道管の交換は当然、後回しです。
チャンネル桜「【討論】日本が危ない!Part②-公共インフラ解体か?
[桜H30/8/18]でも議論になりましたが、
そもそも「公共サービス」に「ビジネス」を適用していいのか、という話です。
何しろ、公共サービスは「利益以外」の目的も持っています。
鉄道や水道であれば、地域のインフラストラクチャーを維持し、住民の生業や生活を守るという目的です。
交通機関もライフラインも提供されない地域で、人間は暮らせません。
となると、人口が特定地域に集中し、国家全体の安全保障が脅かされることになります。
というわけで、東日本大震災や熊本地震、西日本号災害のような大災害が起きたとしても、公共サービスは「撤退してはならない」のです。
公共インフラが災害で破壊されたとして、「じゃあ、復旧しても利益にならないし、コストもかかるから撤退するわ」 などとやることは許されないのです。
とはいえ、民間の株式会社の論理に従えば、「利益にならないから、復旧せずに撤退する」という選択は合理的になります。
だからこそ、公共サービスは「国営」「公営」である必要があるのです。 『続く鉄道網の寸断 貨物列車も運休、代替輸送能力は被災前の13%…赤字路線「廃線になるのでは」
と不安
西日本豪雨による鉄道網の寸断は被災から1カ月以上経過した今も続いており、各方面に影響が出ている。
特に深刻なのは物流だ。中国地方の輸送の大動脈を担うJR山陽線は三原(広島県三原市)-海田市(同県海田町)間と下松(くだまつ)(山口県下松市)-柳井(同県柳井市)間で運休。これにより同区間を使用する貨物路線も止まったままで、西日本の物流は大きな打撃を受けている。
(中略) JR西によると、豪雨により近畿・中国地方の鉄道は7月11日時点で12路線15区間が運休。施設被害も279カ所で確認された。
JR西は、電源設備が水没し復旧まで1年以上かかるとしていた木次(きすき)線出雲横田-備後落合間について、
被害を受けていない路線から電源ケーブルを引くなどして8月上旬に運転を再開。山陽線なども当初より1カ月前倒し、10月中に全線復旧させるとしている。
ただ、運休が長期化している沿線住民の間か
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Source: 三橋貴明氏ブログ