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真正保守『救われない世界 サラリーマンの皆さん、次の増税ターゲットは貴方です』三橋貴明

真正保守『救われない世界 サラリーマンの皆さん、次の増税ターゲットは貴方です』三橋貴明

 

 

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救われない世界 サラリーマンの皆さん、次の増税ターゲットは貴方です

 

[三橋TV第728回]三橋貴明・高家望愛

 

経済学の始祖であるアダム・スミスは、「国富論」において、『貨幣がすべての文明国で普遍的な商業用具となったのはこのようにしてであり、この用具の媒介によってあらゆる種類の品物は売買され、相互に交換されているのである』 と、おカネを「用具」呼ばわりしています。これが、全ての始まりとなりました。

スミスにより、おカネが「物々交換の発展形」として生まれたと、人類に誤解が広まってしまった。これを「アダムの罪」と呼びます。  おカネが「物」となると、数量に限りが出てくる。おカネを使うためには、どこかからおカネを持ってくるしかない、という発想になってしまった。銀行までもが「また貸しをしている」という狂った発想が常識となった。

実際には、おカネは貸借関係の成立によって創出されている。誰かがおカネを借りれば、その時点で「無」から貨幣が誕生する。  貨幣とは、誰かの資産であり、誰かの負債です。誰かの資産としての貨幣が増えたとき、反対側で誰かが必ず負債を増やしている。  貸借関係の成立で貨幣が創出される以上、「資産と負債は同時に発生する」 のです。

日銀統計において、「誰かが資産(貨幣)を増やした」「誰かが負債を増やした」の統計を資金過不足と呼びます。誰かの純資産としての貨幣が増えた人は資金過剰。負債が増えた人が資金不足。(厳密には「資金過剰=資産が増えた、もしくは負債が減った」「資金不足=資産が減った、もしくは負債が増えた」ですが)

【日本の資金過不足(億円)】

http://mtdata.jp/data_85.html#kabusoku

上記が日本の資金過不足のグラフです。90度回転させると、左右対称になるのが分かります(当たり前なのですが)。 97年のデフレ化以降、翌年から日本の非金融法人企業は資金過剰状態が続くようになってしまいました。これは異常事態です。理由は、そもそも資本主義とは、企業が負債を増やし、投資し、成長する経済モデルであるためです

。 ところが、98年以降の日本の企業は資金不足、つまりは貨幣を「消す」(もしくは銀行預金を増やす)ことを始めた。 ここで、政府が「財政黒字」になっていたとしたら、反対側で「我々(家計)の資産」が激減したことになった。とはいえ、何だかんだ言って日本政府は財政赤字を続け、家計が資金不足になることは避けられています。 とはいえ、97年までと比べると、家計の資金過剰が明らかに少なくなっているのが分かるはずです。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆江戸時代といえ続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

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