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真正保守!財政破綻の「神学論争」は終わった:三橋貴明

真正保守!財政破綻の「神学論争」は終わった:三橋貴明

 

 

株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから三橋貴明のツイッターはこちら人気ブログランキングに参加しています。チャンネルAJER更新しました。「政治の本質ー中間組織の復活を」(前半)三橋貴明 AJER2020.8.9 令和の政策ピボット呼びかけ人に「ジャーナリスト 上島 嘉郎様」が加わって下さいました。また、メルマガ「令和ピボットニュース」が始まりました。皆様、是非とも、メルマガ登録を!

財政破綻について知らない破綻論者たちへ レバノンの事例に学べ!

[三橋TV第432回] 三橋貴明・高家望愛

森永康平氏が、三橋TVにご出演された際に、「2020年、財政破綻論争は『神学論争』ではなくなった」 と、仰ったことが印象に残っています。 何しろ、財務省が減らしに減らしたにも関わらず、2020年度のPB赤字は56兆円に達しました。ところが、インフレ率はマイナスで、国債金利は0。

(元々、財務省は2020年度PB赤字は90兆円に達すると「警告」していたのですが、彼らの努力(繰越額増大、等)により56兆円にまで縮小し、その分、国民が苦しみ、自殺が増えました)【日本のプライマリーバランス赤字額(左軸、兆円)、長期金利・インフレ率(右軸、%)】http://mtdata.jp/data_76.html#PB20 上記は「フロー(赤字・黒字)」の話ですが、ストックで見ても、以下の通り。【

日本政府(中央政府・地方自治体)の長期債務残高(左軸、兆円)、インフレ率・長期金利(右軸、%)】

http://mtdata.jp/data_74.html#choki 

2019年度から20年度にかけ、政府の長期債務残高は90兆円以上も積み上がったにも関わらず、インフレ率はマイナスで、国債金利は0。 財政破綻論は、崩壊しました。 が、未だに財政破綻論者は(藤巻とか)「ハイパーインフレが~」とやっているようです。【日本のマネタリーベース(右軸)とインフレ率(左軸)】

http://mtdata.jp/data_76.html#MBCPI 

黒田東彦元・財務官が日銀総裁に就任した2013年3月以降、日本銀行は520兆円(!)のマネタリーベース(主に日銀当座預金)を発行し、国債を買い取りました。 ところが、直近のインフレ率はコアコアで▲0.8%。ハイパーインフレどころか、完全にデフレ化していますよ、今の日本経済。 

となると、財政破綻論者たちの「最後の砦」は、「いずれ、日本国民が日本円を信用しなくなり、ハイパーインフレーションになる~っ!」 しかないわけですが、「いや、日本政府が日本円で税金を徴収する限り、我々は日本円を使わざるを得ないだろ」 で、おしまいです。

何しろ、我々は「日本円で税金を支払わない」場合、逮捕されるわけです。この強制力たるや、凄まじい。

【三橋貴明の音声歴史コンテンツ 経世史論】

https://keiseiron-kenkyujo.jp/keiseishiron/

※要望多数につき、評論家・中野剛志先生

【通貨論争史:イギリス編】【通貨論争史:日本編】が再掲となりました。  というわけで、財政破綻に関する神学論争は終わり、「結論」は出たのです。結論は出たにも関わらず、諦めずに「日本衰退」のための財政破綻論を続け、政府に緊縮財政を強いるの続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

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