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ゆうちょ銀行と新韓銀行が業務提携!?: 愛国女性のつどい花時計

ゆうちょ銀行と新韓銀行が業務提携!?: 愛国女性のつどい花時計

 

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 527日に「ゆうちょ銀行と新韓銀行が業務提携」というニュースが流れました。このニュースを聞いてえっ!? と思った人も少なくないと思います。ゆうちょ銀行と言えば、民営化したとはいえ預貯金の額は約200兆円、1億人近い顧客を有する国内最大のメガバンクです。それが韓国の銀行と業務提携って・・・? 実はこのニュースを発表したのはSBJ銀行です。この「SBJ銀行」とは一体、何なのでしょうか?

 SBJ銀行(Shinhan Bank Japan)の親会社は新韓銀行です。新韓銀行は株式の時価総額が韓国の金融機関では第一位で、SBJ銀行は新韓銀行を中核とする「新韓金融グループ」の日本法人なのです。外国の金融機関の子会社が日本法人を名乗ることはあまり多くありません。SBJ銀行は1986年に日本に進出、その後、シティバンクに続いて二番目に「国内銀行」として金融庁の許可を得ています。しかし、いくら国内銀行を名乗っているとはいえ、ゆうちょ銀行が事実上、韓国の銀行であるSBJ銀行と結びつきを強めるというのは、ゆうちょに口座を持つ日本国民からすると不安になります。果たして顧客の個人情報は保護されるのでしょうか? 私はこのニュースを聞いて「だから郵政民営化するんじゃなかった!」と思ったのですが。

 さらに問題なのは、この業務提携の裏事情です。SBJ銀行の代表取締社長は日本人です。ホームページに名前が出ていますが富屋誠一郎という人です。この人はどういう人なのでしょうか? 

 富屋誠一郎氏は大蔵省に入省後、大阪国税局長などを経て20166月に退官しています。そして20171月にSBJ銀行の顧問に就任しています。つまり韓国の銀行に財務省の役人が天下りしているわけです。これは問題なのではないでしょうか?

 財務省の役人が銀行に天下りするのは珍しいことではないのかも知れません。しかし外国の金融機関、しかも日本と現在、係争を抱えている国の金融機関に天下りするというのは国益の観点から見て問題なのではないでしょうか? 日本と韓国の関係がもっと悪化して、韓国がもっと中国寄りになるということも考えられます。そういう場合、日本が韓国に金融制裁しづらくなる可能性もあるからです。

 韓国はGDPの半分以上を輸出で稼ぐ国です。しかし、通貨の信用が低いのが泣き所です。韓国の通貨ウォンは国際通貨ではないので、輸出入の決済には使えません。だから日本やアメリカと通貨スワップを結びたがります。今、日本は韓国と通貨スワップを結んでいませんが、いつまた「通貨スワップを結んで欲しい」と要求されるか分かりません。そういう時、日本は毅然と断ることができる体制を整えておくことが大切です。

 韓国がドル不足に陥り、輸出入の決済ができなくなった場合に備えて実は日本のメガバンクは韓国の、貿易に深く関与している三つの銀行(韓国産業銀行、中小企業銀行、韓国輸出入銀行)に対して「輸出信用状(Letter of Credit)」を発行しています。これを停止されたら韓国経済はあっという間に破綻するでしょう。こういうカードをいざという時に切れる体制を作っておくことが必要です。

 財務省は、役人の天下り先欲しさに日本の国益を損じるようなことをしてはいけません。少なくとも天下り先は日本の銀行に限定するべきです。

 

 


Source: 愛国女性のつどい花時計

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