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ドイツ経済と妄想の財務省Source: 三橋貴明氏ブログ

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何度か解説しましたが、財務省は2025年PB黒字化目標の達成の前提として、外需(輸出)が2006年並に膨張するとしています。 頭がおかしい、としか表現のしようがない狂った前提ですが、他に方法はありません。

◆ 民間企業収支+民間家計収支+政府収支+海外収支=0  の恒等式からは、誰も逃れられない(当たり前ですが)。 

政府のPB赤字を黒字化するということは、「政府以外」の収支について赤字拡大するか、黒字縮小するしかありません。 

さすがの財務省も、「政府のPBを黒字化するため、日本国民、日本企業を赤字化します」 とは、宣言できません。  

というわけで、海外に赤字を押し付け、自分たちの赤字縮小分をカバーしようとする、厳密には「カバーするという前提」になっているのです。 

もっとも、誰でも分かりますが、すでに外需の06年並の膨張などありえません。というか、端から妄想でした。 

米中覇権戦争に基づく、中国需要の停滞。それを「当て」にしたドイツ経済の失速。  ブレグジットはいかなる結末を迎えるか不明ですが(12月12日に分かりますが)、いずれにせよ世界的な需要低迷は回避できないでしょう。 

特に、最初に経済の落ち込みが明らかになったのは、ドイツです。(消費増税の影響で、次が日本でしょう) 『ドイツ経済、第4四半期はゼロ成長に-独連銀予測 10-12月(第4四半期)のドイツ経済は恐らくゼロ成長になると、連邦銀行(中央銀行)が予測した。ドイツはリセッション(景気後退)入りを回避したが、成長が近く回復する兆しはほとんど見られないことを示唆した。 

ドイツ連銀は18日公表した月報で、国内製造業の低迷が緩和しつつある兆しが控えめながら表れていると指摘。依然として堅調を保つ雇用市場を「著しい下降」が影響し始めているものの、内需が引き続き景気を後押しし続けるはずだとの見方を示した。(後略)』  参考まで、2018年の輸出依存度・輸入依存度。

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Source: 三橋貴明氏ブログ

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