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『日本の少子化をくい止めるにはーその2ー(前半)』三橋貴明 AJER2019.10.22
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三橋TV第163回
【指名競争入札と談合を復活させよ!】
https://youtu.be/i_qYd9Bqr1g
今回の訪英はエジンバラから始まり、ヨーク、リーズ、マンチェスター、リバプールと移動し、本日、ロンドンに向かいます。
やばい、連合王国(以下、イギリス)、楽しすぎる!
最初のエジンバラが素晴らしすぎて、「あ、これはハードルが上がっちゃたかな・・・」 と、その後を危惧していたわけですが、何の何の。
こんな素晴らしい視察旅行を企画して下さった日本経営合理化協会のK氏に感謝。
(今回の訪英は、日本経営合理化協会の「経済動向塾」の視察旅行です) 昨日は、リーズを発ち、産業革命、協同組合発祥の地、わたくしの「聖地」であるマンチェスターに入りました。
ちなみに、産業革命は有名ですが、なぜ協同組合なのかと言えば、ロッジデール先駆者協同組合のロッジデールはマンチェスターのお隣で、組合の本社はマンチェスターに置かれていたためです。
産業革命で、膨大な労働者がこの地域で働くようになり、小売りの「需要」が拡大。労働者は日常の食料品、日用品の購入に際し、極めて不公正な状況に置かれていました。
というわけで生まれたのが、生活協同組合としてのロッジデール先駆者協同組合で、協同組合の元祖となります。
マンチェスターを中心とするランカシャー地方で、イギリスの企業家、発明家が様々な技術を開発し、設備投資し、生産性高く綿製品を生産。リバプールまで運び、世界に輸出していった。
これが、現代的な資本主義(あるいは本格的な「帝国主義」)の始まりです。 マンチェスターは、世界の歴史の「はじまり」の地なのです!(※個人的な思い込みです)
ちなみに、明治初期の岩倉使節団は、リバプールに到着し、やはりマンチェスターを経てスコットランドに向かいました。
わたくしが辿ったのと逆コースですね。 写真の一番上は、岩倉使節団も訪れたというマンチェスター市庁舎。
【写真 マンチェスター市庁舎】
【写真 マンチェスター科学産業博物館】
マンチェスターからリバプールまでは、当然、鉄道で移動。この鉄道こそが、世界で最初に実用的な蒸気機関車を用いた鉄道路線なのでございます。
リバプールに輸入された綿花を、マンチェスターに運ぶ。マンチェスターで綿製品を生産し、またまたリバプールに運び、世界に輸出する。
善悪というか、イギリス以外の国々(特にインド)にとっては、良いか悪いかと言われれば「悪い」のですが、イギリスの「リバプール・アンド・マンチェスター鉄道」こそが、世界の歴史を動かしたのは、紛れもなき事実なのです。 というわけで、昔からマンチェスターとリバプール間を鉄道移続きをみる
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Source: 三橋貴明氏ブログ