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三橋TV第137回【MMTの教科書が日本で出版されたよ!】
https://youtu.be/U39Sh6Zfq5E
台風15号は千葉県や島嶼地域に多大な被害をもたらし、現在も18万軒(千葉県)が停電状態が続いています。
東京電力は、完全復旧までの期間を、これまでの一週間程度から、二週間に修正。
「1週間かからないというのは、これまでの台風での経験を基に判断していた。
しかし、今回は倒木や土砂などによる、これまでに経験したことがない規模の設備損壊だった」
(東京電力) 台風の被災現場は、電柱や樹木が倒れ、土砂で道路が埋もれて現場に入れないなど、各所で難工事に直面しているとのことです。
特に、今回は君津市で二本の鉄塔が倒れたのが、衝撃的でした。 電気が止まってしまったため、
東日本大震災などで威力を発揮したSNS等も使えず、情報がなかなか中央に伝わらない。
しかも、今回は千葉県の森田知事による被災地域への職員派遣が遅れました。
断水した地域では、何しろ電気が使えないため、給水車や飲料水配布の情報も伝わらない。
携帯電話会社の基地局までもが落ち、スマホも使えない。
そもそもスマホの充電も不可能。 被災地の方々の「見捨てられた感」によるストレスは、想像を絶するものがあったでしょう。
「電気」がどれほど大切か。日本人はリアルに考える必要があります。
電気がなければ、何もできないのです。 また、今回、クローズアップされた「鉄塔」ですが、
こちらも今後、継続的に問題視されることになります。というか、されなければなりません。
倒壊した君津市の鉄塔は、1970年代に建設されたものでした。
日本の送電網に使われている鉄塔(25万基)は、70年代に建てられたものが圧倒的に多いのです。
当時は、年に6千から8千基というペースで作っていました。(2000年代は年千基ペース)
恐らく十万基に迫るであろう鉄塔が、老朽化による耐用期限を迎えようとしている。
さあ、どうするのですか。 政府が財政支出をしない限り、我が国は電力サービスすら維持で続きをみる
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Source: 三橋貴明氏ブログ