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「三橋貴明氏ブログ」・・グローバリズムと国民の分断

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『適切な料金適切な規制①』三橋貴明 AJER2019.1.1

 

 

 

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三橋TV第34回【人手不足が日本経済を復活させる理由】

 

 

 

日本市場がお休みの間に、為替レートがとんでもないことになっています。 ドル円の為替レートは1ドルー107.7円。一時は104円台に高騰していたようです。 さて、四か月後に今上陛下が皇太子殿下に譲位されますが、「平成」という時代は「ポスト冷戦」とピタリと重なっていました。

 

 

三十年前の1989年、ベルリンの壁が崩壊し、ポーランドやブルガリアなど東欧諸国で共産独裁体制が終りました。 ちなみに、日本では1989年1月7日に昭和天皇が崩御し、4月に消費税導入。12月に日経平均が史上最高値の38,957円を付け、バブル崩壊が始まりました。

 

過去三十年、すなわち「平成」という時代は、日本経済がピークからひたすら堕ちていき、アメリカを覇権国とするグローバリズムに取り込まれ、日本の国家の形を崩され続けた時代でした。 昭和が終り、大東亜戦争を戦い抜いた先人たちが次々に引退し、国民は「経済」「国家」「主権」「安全保障」について真剣に考えることを怠っていきます。

 

同時に、グローバリズムに基づく「カネ、カネ、カネ」の価値観が持ち込まれ、日本の「勤勉性」「公共性」をはじめとする美徳は消えていきます。グローバル株主資本主義が蔓延し、経営者は利益中心主義に走り、従業員を「人材」ではなく「費用」として見るようになっていきます。

 

人間ではなく、費用。ならば、安ければ安いほど好ましいということで、非正規雇用に切り替わっていきました。結果、当たり前の話として婚姻率が下がり、少子化が進みました。 グローバリズムの下では、日本をはじめとする先進国の「国民」は必ず「分断」されていくことになります。

 

何しろ、国民が「過剰に所得を獲得する少数派」と、「提供する労働力に値する所得を得られない多数派」に分かたれていくのがグローバリズムの必然なのです。 そして、国民は「所得階層」のみならず、様々な属性、職業、団体組織などでも分断されていくことになります。農協などに対し、「既得権益!」 とレッテル貼りし、「それ以外の国民」のルサンチマンを煽り、攻撃させる。結果的に、「既得権益」は壊され、グローバリストが「既得権益の市場」に新規参入し、儲かる。

 

最終的には、先進国の国民は「その国の国民であること」までもが既得権益として攻撃される羽目になり、移民受入を強いられる状況に至りました。 グローバリズムが分断をもたらし、分断がグローバリズムを止めることを不可能とする。  この構造を理解する必要があります。『2019年を迎えて 「平成」に幕、新時代模索へ

 

 

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/320824

 

2019年は「続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

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