スポンサーリンク

データはありません

【三橋貴明×ステファニー・ケルトン】MMTポリティクス:三橋貴明氏ブログ

株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、

お仕事のご依頼はこちらから三橋貴明のツイッターはこちら人気ブログランキングに参加しています。

チャンネルAJER『MMTとハイパーインフレ論者(その2)(前半)』三橋貴明 AJER2019.7.9

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

※「知識ゼロからわかるMMT入門」は、

ケルトン教授招聘プロジェクトに寄付してくれた方及び月刊三橋会員の皆様に、

月末に特別価格でご案内が参ります。上記からのご購入はお控え下さい。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

令和の政策ピボット呼びかけ人に映画批評家の前田有一氏が加わって下さいました。

また、メルマガ「令和ピボットニュース」が始まりました。

皆様、是非とも、メルマガ登録を!

【三橋貴明×ステファニー・ケルトン】

MMTポリティクスhttps://youtu.be/6NeYsOQWLZk  

というわけで、スティファニー・ケルトン教授との対談最終回をお送りいたします。 

今回の対談を受け、YoutubeやTwitterのコメントを見ていて思ったのは、

「おカネについて、商品貨幣論に囚われ、未だに信用貨幣論を理解していない人」 が、

あまりにも多いという点です。商品貨幣論というか、

「おカネの種類は一種類」と思っている人。 

例えば、「MMTで財政出動をすると、国債金利が上がる!」 

まさに、おカネの種類を無視した「貨幣のプール論」が前提のクラウディングアウト論です。

クラウディングアウトについては、ケルトン教授が第二回で全否定されました。 

貨幣のプールが存在しない以上、クラウディングアウトなど起こそうと思っても起こせません。 

となると、次に来るのが、「インフレになると、国債金利が上がって破綻する!」 でございます。

そりゃまあ、インフレになれば金利は上がるでしょうが、国債金利が問題というならば、

日銀が当座預金を発行し、国債を買い取れば終わりです。普通に買いオペをすればいい。 

となると、次に来るのが、

「日銀がおカネを発行し、国債を買い取ったら、インフレ率が制御できなくなる!」

 はい、この図でオシマイ。

【Japan’s monetary base (RHS) and inflation growth (LHS)】  

過去六年間で、日銀は370兆円ものMB(主に日銀当座預金)を発行し、

国債を買い取りましたが、インフレ率はゼロ(消費税増税のときのみ上がった)。 

なぜ、日銀がおカネを発行し、国債を買い取ってもインフレにならないのか。

理由は、日銀が発行できるおカネと、「インフレ」に繋がるおカネが「異なるおカネ」であるためです。

具体的には、日銀当座預金と銀行預金です。 

日銀当座預金と銀行預金は、全く異なる世界のおカネであり、両者の間には「越えられない壁」があるのです。 要するに、信用貨幣論を理解していないために、

「政府が財政出動するために国債を発行すると金利が上がり、金利を抑制するため日銀が国債を買い取ると、インフレ率上昇を止められなくなる」 

と、金貨銀貨の貨幣観で思考する人が、本当に多いという話でございます。 

現実の世界では、クラウディングアウトも、「MBを増やせばインフレ率上昇」も、共に起きません。

日本の事例が証明しています。

【歴史音声コンテンツ 経世史論 始動!】

http://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/

 

※6月16日(日)から、中野剛志続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

スポンサーリンク




ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

2,402人の購読者に加わりましょう

この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事