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「三橋貴明氏ブログ」Don’t look east !

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『政府が国債を発行すると家計の預金が増える①』三橋貴明 AJER2019.2.26

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三橋TV第57回【中国の属国化を回避せよ!】

さて、マレーシアのお話。 わたくしは正直、東南アジアの都市部の人込みと大渋滞、溢れかえるバイク、埃と排ガスにまみれた空気、けたたましく鳴り響き「続ける」クラクションが苦手です。何度か語っていますが、潔癖症なので、日本以外には住めません。

そんなわたくしでも、今回のクアラルンプールは、「観光であれば、また行きたい!」 との感想を抱きました。何しろ、渋滞はそれほどでもなく、空気は綺麗。クラクションの音も聞こえず、しかもBRTのような面白いインフラも整備されている。 バイクの大軍にも遭遇せず、高速道路は「片側五車線(十車線道路!)」という凄さ。  昨年、首相に返り咲いたマハティール首相は、1981年に第四代首相に就任した際に、「日本に学べ」 という、「Look East Policy(ルックイースト)」を打ち出しました。

マハティール政権下で、ルックイーストに基づき、大勢のマレー人(マレーシア人というよりは、マレー人)が日本に留学。今回のマレーシア視察において、わたくし共の通訳を務めて下さった方もルックイースト組でいらっしゃいました(本人は「大阪のオバはんやで」と言っていました)。  ルックイーストは、ソフト面に限らず、ハード面も重視しており、マレーシアでは交通インフラが整備され、建設需要の高まりを受け、日本の建設会社が進出ラッシュ。あまりの過熱ぶりに、マハティール首相が批判されるような事態になります。

ともあれ、ルックイーストに基づき、マレーシアは「日本のように」ということで、インフラを整備していったのです。  反対側で、日本側はバブル崩壊とデフレ化を受け、公共投資をはじめ、ション主義に必須の「投資(総固定資本形成)」を絞り込んでいきました。  結果的に、マレーシアが「先進国」の方向に進むと同時に、日本は「発展途上国」に向かって驀進していきました。

【日本とマレーシアの総固定資本形成推移(1990年=1)】

http://mtdata.jp/data_63.html#toshi

というわけで、1990年の日本・マレーシアの投資(総固定資本形成)を1とし、その後の動きを見てみましょう。 2017年まで、マレーシアは年間の投資を五倍以上にしたのに対し、我が国は1倍。こんな惨状では、日本が経済成長しなくなって当たり前です。  実は、これでも日本の民間企業は頑張っているのです。何しろ、日本政府が続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

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