紅白歌合戦2018「出てほしい歌手」「出てほしくない歌手」アンケートを実施するにあたって、昨年の結果を全文公開します。アンケートの実施要項はこちら(http://bunshun.jp/articles/-/9801)から。なお、記事中の年齢や日付は掲載時のものです。
(出典:「週刊文春」2017年11月16日号)
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今年で68回を数える紅白。だが近年、歌手の顔触れに疑問符が付くケースが多く、芸能界のウラ事情が見え隠れするのも事実。そこで今回、読者の投票で「出てほしい歌手・出てほしくない歌手」を決めてしまおうという新企画を立ち上げた。はたして民意は何処に!?
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今年も気づけばもう11月。この時期になると話題になるのが紅白歌合戦だ。
「今月末には出場者が発表される予定です。選考基準は『今年の活躍』『世論の支持』『番組の企画・演出との合致』、そして『NHKへの貢献度』と言われています」(NHK関係者)
だが、蓋を開けてみれば、毎年「なぜこの歌手が?」「事務所のゴリ押しでは」と首を傾げたくなるラインナップ。視聴率も年々下降の一途を辿っている。
では、視聴者はどんな歌手を求めているのか。本誌初の大アンケート企画、「紅白に『出てほしい歌手』『出てほしくない歌手』」を実施した。回答総数は4500を突破。下は11歳から上は88歳まで、読者の本音が炸裂する投票結果を見ていこう。
まずは「出てほしい」部門。圧倒的な支持を集め1位に輝いたのは、安室奈美恵(40)だ。今年9月に、来年で引退することを表明し、世間を騒然とさせた。
「引退する前に、紅白の晴れ舞台に立つところをぜひ見納めしたい」(44・女)
「最後に『CAN YOU CELEBRATE?』を歌ってほしい」(25・女)
「『アムラー』という流行語が生まれたほど一時は時代の最先端。アーティストとしては最後の年になるが、今後の人生にチャレンジする勇ましい姿を紅白で観たい」(42・男)
「家が貧しく片道1時間半歩いて練習スタジオに通うなど、とても芯がある人。是非、有終の美を紅白で飾ってほしい」(51・男)
などなど引退を惜しむ声が続々。芸能ジャーナリストの二田一比古氏が語る。
「NHKも今年の目玉として出演交渉をしているはずです。しかし安室は2003年の出場が最後。リオ五輪のテーマ曲を歌った去年も出ていません。ただ、NHKが今月23日に安室の特番を放送するというので可能性は残っている」