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11.28 真正保守『株主資本主義と財務省の財政均衡主義に挟み撃ちされている日本国民』三橋貴明

株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから三橋貴明のツイッターはこちら人気ブログランキングに参加しています。チャンネルAJER更新しました。「何故、現在の実質賃金のグラフが岸田内閣を苦しめているのか?」(前半)三橋貴明 AJER2023.11.28 令和の政策ピボット呼びかけ人に「やまと経営者連盟 代表理事 古賀真氏」が加わって下さいました。

株主資本主義と財務省の財政均衡主義に挟み撃ちされている日本国民

[三橋TV第787回] 三橋貴明・高家望愛

 

現在の日本は「貨幣の勘違い」によって亡びつつあります。もちろん、正しい貨幣観、財政観が国民や政治家に広まりつつあり、「ギリギリ」 の言論戦、情報戦が繰り広げられています。

皆さんは、一万円札という現金紙幣を「信用」していますよね。ならば、「あらゆる銀行が、独自の銀行券を発行できる」 と聞くと、どう思いますか。「え? そんなことしちゃダメだろ」 と、思うかも知れませんが、それ勘違いです。みずほ銀行や三井住友銀行、三菱UFJ銀行などが「みずほ銀行券」「三井住友銀行券」「三菱UFJ銀行券」を発行したとして、何が問題なのか。

実は、恐ろしいことに、何の問題もないのです。何しろ、大手銀行が銀行券を発行したところで、それは、「誰かがおカネを借りる際に銀行預金の数字を打ち込む代わりに、紙切れに数字を書いて渡している」 に過ぎないためです。  日銀発行の銀行券だけが信用できる!というならば、貴方の銀行口座の預金(デジタルデータ)を信用するのをやめて下さい。

銀行預金と、銀行券との間には、本質的に何の違いもありません。単に、デジタルデータか、紙に数字が書かれているか、の違いでしかないのですよ。 ちなみに、スコットランドでは「イングランド銀行券」に加えて「スコットランド銀行券」「王立スコットランド銀行券」「クライデスデール銀行券」などが流通していますが、特に何の問題もありません。イングランド銀行券以外でも、普通に銀行に預金できますし、納税もできます。 我々が自分が口座を所有する銀行の預金で納税できるのと同じなのですよ。

なぜ、多くの国で「銀行券」が一行(中央銀行)発行の紙幣に限られているのかといえば、単に「紙幣が複数あると面倒くさい」ためでございます。現金紙幣は中央銀行が発行する。その他の銀行は、貸し出しの際に貨幣(銀行預金というデジタルデータ)を発行することは可能だが、紙で出すのは(面倒くさくなるので)禁止、というだけの話に過ぎません。「紙にする?デジタルデータにする?」というだけの違いでしかない。

もっとも、中央銀行が発行する現金紙幣は、市中銀行の銀行預金と比較すると強力な担保を持っています。 そもそも、銀行預金の担保が何かといえば、我々が借り入れる際に供出する借用証書です。つまりは、銀行のバランスシートでいえば、借方に計上される「貸付金」です。 続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

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