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7.13【ウクライナ】「注目のNATO首脳会議, ウクライナの加盟は?ゼレンスキーの屈辱❣?」

 

皆さま こんにちは そして こんばんは 及川幸久です。

今日のテーマは
注目のNATO首脳会議 ゼレンスキーの屈辱ということで お送りいたします。

今週11日 12日とリトアニアの首都で行われたNATOサミット
世界中が今回 ものすごい注目しました。

というのは このウクライナの戦争がどうなるのかと
そして ゼレンスキー大統領がずっと求めてきた ウクライナのNATO加盟
これが明確な形で出てくるのか ということだったんですが
結果は 逆に来ましたね。

ウクライナのNATO加盟というのが ほぼ拒否されたような
表現としては 条件さえ揃えば いつかという感じだったんですけど
結果的に ゼレンスキーはこのNATOサミットで 屈辱を受けたというふうに
特にヨーロッパのほうでは 表現され 報道されているんですね。

この内容について 今日はお送りいたします。

もう一つ 本題に入る前に このチャンネル 2つぐらい前の動画で
このゼレンスキーが NATOに対して
ロシアに先制核攻撃をすべきだ というのを言っている動画を取り上げました
ここに英語の字幕もついているんですけどこの動画がTwitter上で結構出回ったんですが
それに関して AP通信がファクトチェックということで
ゼレンスキーはこの動画の中で 先制攻撃とは言ったが 先制核攻撃とは言っていない
だから ここに出ているのは誤訳だというふうに APが言っているんですね。


それがこの動画の下についているんですよ
これ 私のTwitterでも同じように 同じ内容が日本語でついてきました。
ということで 誤訳じゃないかと 先制核攻撃なんか言っていないという話で
これについてなんですけど
これが今の動画でゼレンスキーが言った ウクライナ語の内容ですね
それを英語に翻訳すると これになるんですけど正確に翻訳すると 確かにここで
「プリエンプティブ・ストライクス」という 先制攻撃という言い方をしているんですね。


ここにはヌークリアーという 先制核攻撃の「核」の部分は確かにありません
ないんですが この文章はロシアがもし我々に核を使うとしたら
一体 どんなことが彼らに起きるのかというのを 思い知らせるためにも
「プリエンプティブ・ストライクス」 先制攻撃が必要だということを言って
その後に ここにロシアが核兵器を使わないようにという意味で
ロシアの核兵器の使用という言葉が ここに出てきます
ということで ここの文章は
確かにAP通信さんがおっしゃる通り
ここは先制攻撃であって 先制「核」攻撃にはなっていません
しかし この意味は 先制核攻撃という意味というふうに取れます。

実際にAPがもう一つ指摘していたのはこの動画というのは 昨年の10月の動画だと
これ その通りなんですよ昨年の10月にこの動画が出た後に どういうふうに受け止められたかというと
これ 昨年の10月7日のツイッターです。


メドベージェフさんですね ロシアの前の大統領 こう言っています
精神科医は この英語では イディオットというふうに書いてあるんですけど
イディオットですね 愚かな人というんですけど
このイディオットに 先制的な開頭手術 頭を開く手術を施すべきだ
そうすれば 彼は自国民や他の人々に これ以上迷惑をかけないだろうと
ロシア安全保障会議のメドベージェフ副議長は
ゼレンスキーがロシアに対する 先制核攻撃を呼びかけたことにコメントしたと
先制核攻撃だというふうに 先ほどのゼレンスキーの動画は やはり理解されています

 


これも同じ 昨年の10月7日のツイッターですね
ゼレンスキーはNATO諸国に対し ロシアに対する先制核攻撃を呼びかけた
それに対して ロシア側は ロシアが核兵器を使用した場合
どのような事態が待っているのかを知るために 予防攻撃が必要だ
ロシアは先に核のボタンを押すことを望んでいないが われわれを刺激しないでほしいと
そんなツイートがこの当時出ているんですね。

 

別にAP通信にたてつく気はないんですけど
確かにAP通信のご指摘のとおり
直訳では先制攻撃であって 先制核攻撃にはなっていないんですが
これ どう見ても先制核攻撃の意味になります。
ということで ちょっと細かすぎる点かもしれませんけど 一応触れておきました。

 


本題
NATO首脳会議2023が リトアリアのビルニアスで行われたわけです
この会議が行われる前に こんなビデオができてまして
主要人物たちが次々と出てくるんです。

これ みんな本物じゃないみたいです 全部AIのようなんですけど
主要国の首脳が次々とこういう形で紹介されてるんですね。

これ 別にNATOが作ったんじゃないんだろうと思うんですけどね
で 次々と出てくるんですが
この中には実は意見が一致してるわけじゃなくて
いろいろ違ってる意見があるっていうのが 今回明らかになってしまうんですけど
それは後で触れます。


「一番の注目は何といっても ウクライナがこの中に入るのかどうなのか❓」

これ 加盟国の首脳ばっかりですこの中にウクライナが入るのか 最後に出てきました

202X年 ウクライナがNATOに入るだろうということを 期待して作られた動画なんですけど
実際にこの会議が行われて最初にゼレンスキー大統領が紹介されて 満場 拍手喝采になったんですよね。


今回のNATOサミットの直後に
ネット上ですごく有名になった写真があります

それがこの写真ですね。


この写真この写真がものすごく有名になったんですけど
要は参加者の全員の 特に奥さんとかも含めて集合写真を撮った後に
ヨーロッパ社会なんで 貴族社会みたいなもんなんで
その後 それぞれがいろいろ話し合っているんですけど
一応 ゼレンスキーの奥さんも ここにもいらっしゃるんですけど
ゼレンスキーが一人ポツンとなっているっていう

誰かがこの写真撮ったんでしょうね。

この写真がすごくこの後有名になって
要は このNATOサミットを 象徴している写真だって言うんですよ
というのは NATOはゼレンスキーに 背を向けたというふうに言われています


実際には このシーン
実際には 別にゼレンスキーが一人 みんなから背を向けられたわけではなくて
こんな感じで いろんな人たちと談笑はしてたんですよ
ただ 一瞬 そういう時間があったんでしょう


ゼレンスキーが一人になる それを写真撮られて
それが今 出回っているんですね

ただ 今回のNATOサミットは
非常に緊迫した 緊張感あふれる サミットだったというふうに言われています


というのは ウクライナの加盟を拒否されたからですね

ゼレンスキーは このNATOの加盟方針
NATOに加盟するのは 誰でも加盟できるわけじゃなくて
どの国でも加盟できるわけじゃなくて 基準があるんですよね

その加盟の方針を不合理で 無礼であるというふうに
ストレートに批判しました

相当 はっきりと不満をぶちまけたんですけど
それに対して これはイギリスの インディペンデントというメディアですが
イギリスの国防長官ベン・ウォレスのコメントです。


「ベン・ウォレスは武器を要求するウクライナを ゼレンスキーに非難した
我々はアマゾンではない」という言い方をしています。

そんな中で 結構 みんな他の国が
非常にゼレンスキーの態度に対して 不快感をあらわにしてるんですよね

そんな中で この辺のところは
多分 日本のメディアの報道には まず出てこないのかもしれませんけど
実際 そうらしいんですよ。

私が見た西側のメディアを見ると そういうふうに出ています。

これがその一例なんですけど
そんな中で 一人気を吐いてゼレンスキーの味方をしてたのが
バイデン大統領でした。


これは バイデンとゼレンスキーの 個別の会談のシーンなんですけど
その時に バイデンがこう言ったんですね

「あなたにとって悪いニュースがあると
それは 私たちはどこにも行かない アメリカはあなたから離れないと
あなたとアメリカは一体だ」

という ジョークを言ったんですね

それに対して ゼレンスキーが笑っている シーンなんですけど
バイデンが懸命にゼレンスキーを 繋ぎ止める役をやってたということだったと言われています。

こういうふうになるんだなというのが 事前に決まっていたみたいなんです。

それが これ ゼレンスキー大統領のツイッターです。
ゼレンスキー大統領本人のツイッターです。


その本人のツイッターの このNATOサミットの直前に ツイートしているものです。

NATOサミットがまだ始まる前です
すごく重要なことをここで言っているので ちょっと正確に出します。


ベルニアスに向かう途中 このNATOサミットの開催のリトニアの首都ですね
ベルニアスに向かう途中
ウクライナ抜きで ある文言が 話し合われているという情報を得た
この文言は NATO加盟への招待に関するものであり
ウクライナの加盟に関するものではない
ウクライナの招待にも加盟にも 時間枠が設定されていないのは
前例がなく馬鹿げたことだ。今回のNATOサミットで このウクライナをNATOに招待する
そして 加盟について 前向きに話し合うということに関して
そのタイムスケジュールが 全然設定されていない。こういう話では 前例がなくて

馬鹿げているとは はっきり言っている
同時にウクライナを招待する際に 条件という曖昧な表現が加えられている

これ 事前にですよ NATOサミット事前に
条件をウクライナが満たしたら 入れてやるよという
そういう曖昧な表現がされている


ウクライナをNATOに招待する覚悟も 加盟させる覚悟もどうもNATOにはないようだと
つまり NATOはロシアとの交渉でウクライナのNATO加盟を 駆け引きのカードにする
そういう好機が残されているということだ
そして ロシアにとっては これはテロを継続する動機づけを意味すると
不確実性は弱点である。私はサミットでこのことを 率直に議論するつもりだというふうに
直前にツイートしているんですよね
ゼレンスキーにとっては不幸なことに この通りになっていくんですね。

先ほどのバイデン アメリカ大統領との一対一の会談
この会談のときに 前に座っているマスコミから
質問がいっぱいあったわけですね

その質問のほとんどは
一体 いつウクライナがNATOに入れそうなんですか

どうお思いなんですか どう聞いているんですか
みたいな質問がゼレンスキーに行くわけですよ

それに対して 隣に座っているバイデンが その質問を遮るんですよね。

一体 いつNATOに入れそうですか
これはちょっと音声が小さかったかもしれませんけど
もう1時間20分だと
諸君らは非常に鋭い質問を いっぱいするねみたいな感じで
冗談言って答えさせないように
シャットアウトしたというシーンもあるぐらい
このNATOサミットの 象徴的なシーンだったんですけど

このように 非常にゼレンスキー側とNATO側との緊迫感 緊張感のある
険悪な雰囲気のNATOサミットだったと 言われています。

その辺に関しては メディアが
それぞれ結構いろんな言い方で 報道してますけど ほぼ一致してますね

ニューヨークタイムズ 7月12日


NATO首脳会議での成功にもかかわらず 分裂は残る
NATOはスウェーデンを加え
フィンランドが直前に入って スウェーデンも入ることになった
スウェーデンを加え 新たな野心を打ち出し
ウクライナに長期的な支援を提供し
いつの日か加盟することを約束した
しかし キエフはそれ以上のことを望んでいた
いつの日かというのは もう断っているのも一緒だろう ということだったんですよね

これは ワシントンポストですね


NATOは条件が揃えば ウクライナに加盟を呼びかけると発表した
ゼレンスキーは 時期の欠如 時期を明確にしないことを
馬鹿げているというふうに指摘した。
こんな感じなわけです。実際にNATOサミットが行われて 声明が発表されているんですけど
ウクライナの加盟のことについては 全く入っていません。


①核兵器をNATOが使用する可能性は 極めて遠いとか
②全ての国にロシア援助の提唱を求めるとか
多分そうだろうという話が ずらずらといくんですけど
途中に モスクワとのチャンネルを オープンに保つということが入っているんです

ロシアにメッセージを送っているわけです
⑥それから ロシアとの対立をNATOは望んでいないが
パートナーとは考えていない という微妙な言い方をしています

⑦それから 中国に対しては
中国の野心はNATOの利益安全保障価値観に 挑戦するものだと
中国を牽制している部分もあり
⑧だから 中国に関連して アジア太平洋地域のパートナー
日本のことですね
アジア太平洋地域のパートナーとの協力を 引き続き強化すると
NATOの日本事務所が開設するという話
なくなったとかという話も 一旦聞いたんですけど なくなっていないようです

こういう話がいっぱい出てきます
先ほどの中国のところに関しては
正確にはこのストルテンベルグ NATO事務総長 こう言っていましたね。

中国は敵国ではないが NATOの価値観に対する挑戦だみたいな言い方をしています


NATO全体とゼレンスキーとの間が
バイデンは引き続き ゼレンスキーに寄り添っているみたいなんですけど
微妙な関係になってきた
一番NATOの中で ウクライナ距離を持っているのが
この方ですね ハンガリーの首相 ビクター・オルバーン
ハンガリーのトランプと言われている人ですよね。


この人ははっきりこう言っています。

ウクライナに兵器ではなく 平和を送るべきだと はっきり言っていますね
ということで この全体をどうまとめるか ということなんですけど

これはデイビッド・サックスという アメリカの企業家で
ベンチャー企業などに投資しているベンチャー・キャピタリスト
非常にSNSでも大変なインフルエンサーなんですけど
うまくまとめてくれていました。


ウクライナの反攻が期待外れだった NATOから見ると
それから 高価な西側の兵器が戦場で廃墟となっている
ウクライナ軍のものすごい膨大な死者数になっている
アメリカが提供した155ミリの砲弾を 既に使い果たして
ニュースになっています クラスター爆弾
これは提供しちゃいけないものなんですけど
バイデン政権もこれは提供しないと言っていたのが
このクラスター爆弾まで送ることになってしまった。

これはアメリカにとっての屈辱でもあるわけですよね
ということで 最終的に今戦争推進派は互いに敵対し始めていると
これが今起きていることなのかもしれません。

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