遺書で恋人俳優へのキスマークと共に相続を念押しした猿之助。だが事件9日後、相手は女性と手繫ぎ帰宅し…
▶︎飲んだ薬は「親より少ない量」と空白の3時間
▶︎“3つの謎”捜査で猿之助を自殺幇助で逮捕へ
傷んだ茶髪を覆う派手なキャップにデニムのジャケット。その出で立ちは44歳という年齢を微塵も感じさせない。
5月26日朝9時50分、男性は東京都内のマンションを飛び出すと、最寄り駅に歩みを進める。夕方5時頃、彼の住む部屋から同世代の女性が周囲を警戒しながら外出。2人が手を繋ぎ、身を寄せ合って駅前の商店街に現れたのは、7時間以上が経過した翌日深夜のことだった。
この男性は、歌舞伎役者・市川猿之助(47)の運転手兼マネージャーである俳優のA氏。遡ること9日前の18日午前10時過ぎ、猿之助の自宅を訪れたA氏は凄惨な現場の目撃者となった。
遺書で恋人俳優へのキスマークと共に相続を念押しした猿之助。だが事件9日後、相手は女性と手繫ぎ帰宅し…
▶︎飲んだ薬は「親より少ない量」と空白の3時間
▶︎“3つの謎”捜査で猿之助を自殺幇助で逮捕へ
芸能ニュース舞台裏
市川猿之助、俳優廃業の可能性 一家心中事件で「捜一が動いています」の情報 両親の顔にビニール袋…今後も予断許さず1/1ページ
「救急搬送された段階から、スタッフの共有LINEには『捜一が動いています』という情報が書き込まれていましたので、いずれ事件化する公算が大だと思っています」
情報番組スタッフは、そう明かす。
「澤瀉屋之変」「大名跡の呪縛」「宿縁と過ち」などといったドロドロした文字が雑誌を飾る歌舞伎俳優、市川猿之助(47)が一家心中を図った事件。
「謎が多く、その検証で番組が成り立っています。猿之助の遺書はあるけど両親の遺書がないこと、玄関のドアがなぜか開いていたこと、睡眠薬の入手法やパッケージが夜中に捨てられたことなどが明るみに出て、謎を謎のままに伝えるしかありませんが、視聴者の引きはいいですよ」(情報番組デスク)
歌舞伎ファンの声を取材する明治座や歌舞伎座の前では、公道での取材にもかかわらず関係者が『取材をやめてください』と声をかけてくるなど混乱気味。歌舞伎界の宝がどうなるか分からなければ、関係者のピリピリムードも無理はない。
「両親の顔に〝ビニール袋〟をかぶせたことで罪に問われる可能性が高いとされますが、過去のケースでは起訴猶予になるケースが多い。自分だけが生き残ってしまったという傷が、猿之助の今後にどう影響するのか。そちらのほうが心配ですよね。俳優廃業もあり得ます」(スポーツ紙演劇担当記者)
猿之助の回復が待たれる。