真正保守『財務省の「事業」は緊縮財政?究極の真相」
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究極の真実 財務「省」はなぜ緊縮財政至上主義なのか?
[三橋TV第487回]三橋貴明・高家望愛
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2021年も暮れようとしていますが、今年、最も重要な動画を配信しました。
そもそも、なぜ財務「省」は緊縮財政至上主義なのか?
財務「官僚」がなぜ、緊縮のために「汗をかく」のかは、散々に説明してきました。
彼らの出世のプロセスがそうなっているためです。
増税や支出削減のために努力すると、それが査定で評価される。というか、査定の評価ポイントが「どれほど、緊縮のために汗をかいたのか」になっているのです。
それでは、財務「省」という組織自体は、なぜ緊縮なのか。 大蔵省設置法と、財務省設置法を比較すれば、分かります。
大蔵省設置法。
『(任務)第三条 大蔵省は、左に掲げる事 項に関する国の行政事務及び事業を一体的に遂行する責任を負う行政機関とする。 一 国の財務 二 通貨 三 金融 四 証券取引 五 造幣事業 六 印刷事業』
次に、財務省設置法。
『(任務)第三条 財務省は、健全な財政の確保、適正かつ公平な課税の実現、税関業務の適正な運営、国庫の適正な管理、通貨に対する信頼の維持及び外国為替の安定の確保を図ることを任務とする。』
お分かりでしょうか?
大蔵省設置法では、大蔵省の任務は財務、通貨、金融等の「業務」になっていました。
「事業」とついているのもありますが、実質は「業務」です。硬貨を製造したり、紙幣を印刷するのは「事業」とは呼び難いでしょう。(大蔵省時代、日銀は大蔵省の下部組織でした)
それが、財務省に変わる際に、「健全な財政の確保」「通貨の信任維持」という、抽象的な「価値観」に変わってしまったのです。誰が変えたのか。もちろん、続きをみる
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Source: 三橋貴明氏ブログ