速報!大坂なおみ、2年ぶり2度目の全豪制覇!
全豪オープン
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は20日、女子シングルス決勝が行われ、第3シードの大坂なおみが第22シードのJ・ブレイディ(アメリカ)を6-4,6-3のストレートで破り、2019年以来2年ぶり2度目の優勝を果たすとともに、四大大会4度目の制覇を成し遂げた。 【大坂なおみ「精神的な成長」】 この試合、2本のサービスエースを決め第1ゲームをキープするなど好調な立ち上がりを見せた大坂がサービスゲームのキープを続けていく。第4ゲームではブレイディが2度のダブルフォルトを犯した隙を突き、この日初めてのブレークに成功するも、直後の第5ゲームでブレークバックを許す。それでもストローク戦で徐々に主導権を握り始めた大坂が第10ゲームでブレークを奪い第1セットを先取する。 第2セットに入ると勢いの増した大坂が第2ゲームで先にブレークに成功。第5ゲームではこの試合2度目のブレークを許したものの、その後は強烈なサービスを武器にブレイディに反撃の機会を与えなかった大坂がタイトルを手にした。 22日付の世界ランキングでS・ハレプ(ルーマニア)を抜き同2位に浮上することが決まっている大坂。今回の大会制覇で2018年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)、2019年の全豪オープン、2020年の全米オープンに続き、4度目となる四大大会のタイトル獲得となった。 一方、敗れたブレイディは四大大会初めての決勝の舞台に駒を進めたものの、初の栄冠に輝くことはできなかった。
Grand Slam Melbourne,オーストラリア ハード(室外)
- 決勝
試合終了 1 2 3 SET J.ブラディ
(22)
アメリカ
4 3 0 大坂 なおみ
(3)
日本
6 6 2 大坂なおみ、2年ぶり2度目の全豪制覇!
ゲーム経過 J.ブラディ
大坂 なおみ
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第2セット総評
第1ゲームは大坂が難なくキープすると、第2ゲームで早々のブレーク。第3ゲームもキープし、迎えた第4ゲーム。ブラディにミスが目立ち、再びブレーク。序盤4ゲームを連取した。第5ゲームは互いに深いショットの応酬。2度目のプレークポイントをモノにしたブラディがブレークを返すと、第6ゲームはブラディがラブゲームでキープした。第7ゲームはブラディが攻めてくるが、大坂がこれをしのいでキープし、大坂の1ブレークアップで終盤へ。第8ゲームはブラディがキープし、大坂のサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップとなった第9ゲーム。しっかりとファーストサーブを決めてラブゲームでキープ。全豪女王の座を奪還した。
トーナメント表