スポンサーリンク

データはありません

6.05「三橋貴明氏のブログ」日本の科学技術 最後の砦

株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから 三橋貴明のツイッター はこちら人気ブログランキング に参加しています。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ チャンネルAJER  更新しました。 『米朝首脳会談は行われない①』三橋貴明 AJER2018.5.29https://youtu.be/CVXG-PjHMD0 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ つくばのKEK(高エネルギー加速器研究機構)に行ってまいりました。 今回は、KEKのみならず、北上山地の建設予定現場、東京のILC計画を応援する会なども複合的に取材し、一本の番組を製作します。 というわけで、放映は8月になるのではないかと思います。 ILCは、当初の32kmから20kmに短縮されました。理由は、予算というよりは20kmでもヒッグス粒子の謎を解くに必要なエネルギーを実現できることが分かったためです(当然、当初予算も減りましたが)。 ILCの特徴は、拡張性です。当初は20kmで建設し、後に延長していくことが可能です。リング型の加速器は、これができないのですよ。 現在の「人類の物理学」は、ヒッグス粒子の解釈で行き詰ってしまっています。ヒッグスについて詳しく解明しなければ、「この先」には進めないのです。 そして、ヒッグスの謎を解くために最も適切なツールが、リニア(直線型)コライダー(加速器)なのでございます。 日本がILC誘致を中止した場合、人類の物理学の発展が数十年は遅れることになってしまいます(マジです)。 また、CERN(SERNではないです)のLHCなど、大型円形加速器開発に際し、「WEB」や「グリッド」など、様々な新しい技術が生まれました。 加速器は、「人類最先端」の工業製品(しかも精密機器)です。人類最先端である以上、建設に際しては次々に新たな課題が生まれ、それを解決するための「技術」が必要になります。 加速器から生まれた需要を埋めるために、企業が努力し、技術を開発する。ILCを建設することで、日本の技術は「次の段階」に進むことになります。当然なながら、ILCから生まれが技術は、わたくしたちの生活を豊かにします。 リニア新幹線の難工事もそうですが、技術をブレイクスルーさせるのは「需要」なのです。リニア新幹線同様、ILCも日本国を「技術劣等国化」から救う救世主になりえます。 さらには、技術継承の問題。 財務省の緊縮方針と短期成果主義の蔓延で、日本の科学技術力は凋落の一途をたどっています。このままでは、現役の技術者の技能が、次の世続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

スポンサーリンク




ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

2,402人の購読者に加わりましょう

この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事