友野一希の演技がスタート。
西日本選手権優勝。GPシリーズはスケートアメリカで5位、ロシア杯は8位。今大会初の表彰台を目指す。曲は「Chroma-The Hardest Button to Button」。
4トウループ+3トウループはセカンドジャンプがやや詰まって両足着氷に。続くサルコウは抜けて2回転になる。最後の3アクセルはうまくこらえた。変わった動きの連続となるステップはしっかりと表現し最後まで力強く演じきったが、好調だったサルコウでのミスに思わず天を仰いだ。
最終組の演技がスタート 羽生が暫定首位、宇野が2位
順位 | 選手名 | SP | TES | PCS | 減点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 羽生結弦 | 110.72 | 62.33 | 48.39 | 0.00 |
2 | 宇野昌磨 | 105.71 | 58.78 | 46.93 | 0.00 |
3 | 佐藤駿 | 82.68 | 47.62 | 35.06 | 0.00 |
4 | 田中刑事 | 80.90 | 40.21 | 41.69 | 1.00 |
5 | 島田高志郎 | 80.59 | 42.55 | 38.04 | 0.00 |
6 | 佐藤洸彬 | 78.84 | 41.42 | 37.42 | 0.00 |
7 | 鍵山優真 | 77.41 | 40.49 | 36.92 | 0.00 |
8 | 木科雄登 | 77.15 | 40.93 | 36.22 | 0.00 |
9 | 本田ルーカス剛史 | 75.72 | 41.79 | 33.93 | 0.00 |
10 | 中村優 | 74.39 | 40.85 | 33.54 | 0.00 |
11 | 須本光希 | 72.81 | 36.45 | 36.36 | 0.00 |
12 | 山本草太 | 68.16 | 31.73 | 37.43 | 1.00 |
13 | 高橋大輔 | 65.95 | 24.53 | 42.42 | 1.00 |
14 | 山隈太一朗 | 64.88 | 31.16 | 34.72 | 1.00 |
15 | 吉岡希 | 64.56 | 37.73 | 26.83 | 0.00 |
16 | 鈴木潤 | 63.49 | 32.34 | 32.15 | 1.00 |
17 | 山田耕新 | 62.17 | 33.42 | 28.75 | 0.00 |
18 | 本田太一 | 61.22 | 29.87 | 31.35 | 0.00 |
19 | 小田尚輝 | 61.18 | 32.36 | 28.82 | 0.00 |
20 | 山本恭廉 | 59.27 | 28.66 | 30.61 | 0.00 |
21 | 櫛田一樹 | 58.66 | 29.73 | 29.93 | 1.00 |
22 | 渡邊純也 | 58.21 | 27.07 | 31.14 | 0.00 |
23 | 中野紘輔 | 56.92 | 27.21 | 29.71 | 0.00 |
24 | 鎌田英嗣 | 55.30 | 25.62 | 30.68 | 1.00 |
25 | 時國隼輔 | 53.59 | 24.37 | 29.22 | 0.00 |
26 | 石塚玲雄 | 52.41 | 22.30 | 30.11 | 0.00 |
27 | 國方勇樹 | 46.36 | 18.11 | 29.25 | 1.00 |
棄権 | 壷井達也 | - | - | - | - |
友野一希 | |||||
日野龍樹 |
※各得点項目をタップで降順表示になります。
友野一希の演技がスタート。
西日本選手権優勝。GPシリーズはスケートアメリカで5位、ロシア杯は8位。今大会初の表彰台を目指す。曲は「Chroma-The Hardest Button to Button」。
4トウループ+3トウループはセカンドジャンプがやや詰まって両足着氷に。続くサルコウは抜けて2回転になる。最後の3アクセルはうまくこらえた。変わった動きの連続となるステップはしっかりと表現し最後まで力強く演じきったが、好調だったサルコウでのミスに思わず天を仰いだ。
【写真:坂本清】
高橋大輔の演技がスタート。
現役復帰2シーズン目となった今年9月、2020年からのアイスダンス転向を表明。けがで西日本選手権を欠場したため、今季シングルとしては最初で最後の大会となる。曲は「The Phoenix」。
得点は65.95点(技術点24.53点、演技構成点42.42点、減点1.00点)。
3フリップ+3トウループはしっかりと着氷。続く3アクセルは途中で回転が開き前向きの着氷に。単独の3ルッツは転倒。6分間練習で何度も降りていた3アクセルが決まらず、ぶっつけ本番とあった舞台でまとめることができなかったが、フロアダンサーが振り付けをしたハードなプログラムで場内を沸かせた。
【写真:坂本清】
羽生結弦の演技がスタート。
今季はスケートカナダ、NHK杯とGPシリーズ2勝を挙げ、ファイナルでは2位。長らくけがなどのアクシデントに泣かされてきたが、4大会ぶりに全日本に帰ってきた。曲は「Otonal」。
得点は110.72点(技術点62.33点、演技構成点48.39点)。
<安藤美姫が羽生結弦の演技を解説!>
時間をたっぷり使ってスタートポジションへ。4サルコウをきれいに着氷し、続く4トウループ+3トウループも危なげなく決めてツイヅルにつなげる。ターンからの3アクセルはやや前に重心がかかったがうまくまとめた。これまでとジャンプの配置を入れ替えた構成に変更してミスなく演じきり、納得したように大きくうなづいた。場内はスタンディングオベーション。
山隈太一朗の演技がスタート。
明大進学で関西から拠点を移し、東日本選手権で優勝。曲は昨季と同じ、「CALL ME BY YOUR NAME」。
羽生結弦の演技がスタート。
今季はスケートカナダ、NHK杯とGPシリーズ2勝を挙げ、ファイナルでは2位。長らくけがなどのアクシデントに泣かされてきたが、4大会ぶりに全日本に帰ってきた。曲は「Otonal」。
得点は110.72点(技術点62.33点、演技構成点48.39点)。
時間をたっぷり使ってスタートポジションへ。4サルコウをきれいに着氷し、続く4トウループ+3トウループも危なげなく決めてツイヅルにつなげる。ターンからの3アクセルはやや前に重心がかかったがうまくまとめた。これまでとジャンプの配置を入れ替えた構成に変更してミスなく演じきり、納得したように大きくうなづいた。場内はスタンディングオベーション。
2019/12/20 16:10開始
最終組の演技がスタート 羽生が暫定首位、宇野が2位
順位 | 選手名 | SP | TES | PCS | 減点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 羽生結弦 | 110.72 | 62.33 | 48.39 | 0.00 |
2 | 宇野昌磨 | 105.71 | 58.78 | 46.93 | 0.00 |
3 | 佐藤駿 | 82.68 | 47.62 | 35.06 | 0.00 |
4 | 田中刑事 | 80.90 | 40.21 | 41.69 | 1.00 |
5 | 島田高志郎 | 80.59 | 42.55 | 38.04 | 0.00 |
6 | 佐藤洸彬 | 78.84 | 41.42 | 37.42 | 0.00 |
7 | 鍵山優真 | 77.41 | 40.49 | 36.92 | 0.00 |
8 | 木科雄登 | 77.15 | 40.93 | 36.22 | 0.00 |
9 | 本田ルーカス剛史 | 75.72 | 41.79 | 33.93 | 0.00 |
10 | 中村優 | 74.39 | 40.85 | 33.54 | 0.00 |
11 | 須本光希 | 72.81 | 36.45 | 36.36 | 0.00 |
12 | 山本草太 | 68.16 | 31.73 | 37.43 | 1.00 |
13 | 高橋大輔 | 65.95 | 24.53 | 42.42 | 1.00 |
14 | 山隈太一朗 | 64.88 | 31.16 | 34.72 | 1.00 |
15 | 吉岡希 | 64.56 | 37.73 | 26.83 | 0.00 |
16 | 鈴木潤 | 63.49 | 32.34 | 32.15 | 1.00 |
17 | 山田耕新 | 62.17 | 33.42 | 28.75 | 0.00 |
18 | 本田太一 | 61.22 | 29.87 | 31.35 | 0.00 |
19 | 小田尚輝 | 61.18 | 32.36 | 28.82 | 0.00 |
20 | 山本恭廉 | 59.27 | 28.66 | 30.61 | 0.00 |
21 | 櫛田一樹 | 58.66 | 29.73 | 29.93 | 1.00 |
22 | 渡邊純也 | 58.21 | 27.07 | 31.14 | 0.00 |
23 | 中野紘輔 | 56.92 | 27.21 | 29.71 | 0.00 |
24 | 鎌田英嗣 | 55.30 | 25.62 | 30.68 | 1.00 |
25 | 時國隼輔 | 53.59 | 24.37 | 29.22 | 0.00 |
26 | 石塚玲雄 | 52.41 | 22.30 | 30.11 | 0.00 |
27 | 國方勇樹 | 46.36 | 18.11 | 29.25 | 1.00 |
棄権 | 壷井達也 | - | - | - | - |
友野一希 | |||||
日野龍樹 |
※各得点項目をタップで降順表示になります。
友野一希の演技がスタート。
西日本選手権優勝。GPシリーズはスケートアメリカで5位、ロシア杯は8位。今大会初の表彰台を目指す。曲は「Chroma-The Hardest Button to Button」。
高橋大輔の演技がスタート。
現役復帰2シーズン目となった今年9月、2020年からのアイスダンス転向を表明。けがで西日本選手権を欠場したため、今季シングルとしては最初で最後の大会となる。曲は「The Phoenix」。
得点は65.95点(技術点24.53点、演技構成点42.42点、減点1.00点)。
3フリップ+3トウループはしっかりと着氷。続く3アクセルは途中で回転が開き前向きの着氷に。単独の3ルッツは転倒。6分間練習で何度も降りていた3アクセルが決まらず、ぶっつけ本番とあった舞台でまとめることができなかったが、フロアダンサーが振り付けをしたハードなプログラムで場内を沸かせた。
田中刑事の演技がスタート。
今季はUSインターナショナルクラシックでチャンレンジャーシリーズ初優勝。スケートカナダでは3シーズンぶりの表彰台となる3位に入った。今大会はこれまで3年連続で表彰台に上がっている。曲は「Hip Hip Chin Chin」。
島田高志郎の演技がスタート。
今季からシニアに参戦し、初のGPシリーズはスケートアメリカで10位、NHK杯では9位。曲は「Stay」。
得点は80.59点(技術点42.55点、演技構成点38.04点)。
<安藤美姫が島田高志郎の演技を解説!>
3アクセルをきれいに降りると、続く単独の4トウループも着氷。最後のコンビネーションはルッツが2回転になったが落ち着いて3トウループをつけた。長い手足をいっぱいに使って、ていねいに曲を表現。練習で苦戦していた4回転をここ一番で決め、ミスを最小限に抑えて演技をまとめた。
【写真:坂本清】
宇野昌磨の演技がスタート。
環境を変えコーチ無しで臨んだ今季だったが、シニア参戦後初めてGPファイナル進出を逃した。3連覇中の今大会で巻き返しを図る。曲は「Great Spirit」。
得点は105.71点(技術点58.78点、演技構成点46.93点)。
<安藤美姫が宇野昌磨の演技を解説!>
4フリップをきれいに着氷し、4トウループのコンビネーションはセカンドを2回転にして着実に着氷。3アクセルもきれいに降りてイーグルにつなげた。後半は場内の手拍子と一体になり、畳みかけるようなステップを刻む。苦戦していたGPシリーズから一転、会心の演技で飛びはねて力強いガッツポーズ。観客は総立ちになった。
【写真:坂本清】
名前をコールされた後にレフェリーのもとへ行き、滑らずに挨拶。場内には棄権がアナウンスされた。
<安藤美姫が壷井達也にメッセージ>
【写真:坂本清】
木科雄登の演技がスタート。
全日本ジュニア選手権で6位に入り、4年連続の出場。曲は「Ameksa」。
得点は77.15点(技術点40.93点、演技構成点36.22点)。
<安藤美姫が木科雄登の演技を解説!>
3アクセルはややこらえたが着氷、続く単独の3ルッツもきれいに降りた。後半の3ループ+3トウループも幅と流れがあるきれいなジャンプ。終盤のステップでは観客が手拍子で後押し。全日本ジュニア選手権に続いてクリーンなSPを演じ、両手で力強くガッツポーズ。
【写真:坂本清】
鍵山優真の演技がスタート。
今季はジュニアGPフランス大会で優勝、ポーランド大会では2位となり、ファイナルでは4位。全日本ジュニア選手権ではクリーンな演技で高得点をマークしで初優勝を飾った。曲は「ピアノ協奏曲『宿命』第一楽章」。
得点は77.41点(技術点40.49点、演技構成点36.92点)。
<安藤美姫が鍵山優真の演技を解説!>
冒頭のアクセルが抜けて1回転に。続くジャンプは単独の4回転トウループにしてきれいに着氷。3ルッツ+3トウループのコンビネーションは余裕をもってきれいに着氷。4回転を入れ、伸びのあるスケーティングで壮大なオーケストラ曲を表現したが、痛いミスが出て悔しそうにうつむいた。
【写真:坂本清】
中野紘輔の演技がスタート。
西日本選手権8位で通過し、5年連続の出場。曲は「Let Me Love You」。
得点は56.92点(技術点27.21点、演技構成点29.71点)。
<安藤美姫が中野紘輔の演技を解説!>
3ルッツのコンビネーションはファーストジャンプで勢いが止まったが落ち着いて2トウループをつけた。続く3ループはバランスを崩したが片足でこらえ、最後の2アクセルはきれいに着氷。男性ボーカルのスローな曲に合わせ、しっとりと滑り切った。
【写真:坂本清】
吉岡希の演技がスタート。
全日本ジュニアで5位に入り、今大会初出場。曲は「Art on ice」。
得点は64.56点(技術点37.73点、演技構成点26.83点)。
<安藤美姫が吉岡希の演技を解説!>
冒頭は4回転トウループに挑戦し、手をついたがこらえる。続く3アクセルも流れのあるきれいな着氷で決め、トウループの3回転+3回転も降りた。羽生結弦がフリーで使用するおなじみの曲に乗り、難度を上げた構成でミスを最小限に抑え、最後まで滑り切った。
【写真:坂本清】
石塚玲雄の演技がスタート。
東日本選手権5位、初出場した昨年に続き2年連続の出場。曲は「ロシュフォールの恋人たち」。
得点は52.41点(技術点22.30点、演技構成点30.11点)。
<安藤美姫が石塚玲雄の演技を解説!>
2アクセルをきれいに降り、3トウループ+3トウループも落ち着いて着氷。単独のフリップが途中で開いてしまい、ダブルで前向き着氷に。手の先まで意識した情感のこもった演技を見せたが、最後に大きなミスが出てしまった。
【写真:坂本清】
時國隼輔の演技がスタート。
西日本選手権は13位で通過。曲は「Malaguena」。
得点は53.59点(技術点24.37点、演技構成点29.22点)。
<安藤美姫が時國隼輔の演技を解説!>
3フリップのコンビネーションはセカンドを2回転にして確実に着氷。続く2アクセルはきれいに降りる。単独の3ルッツも流れのある着氷。終盤のステップもていねいにこなし、フラメンコのポーズをちりばめた振り付けで曲を表現。演技後は納得したような表情でうなずいた。
【写真:坂本清】
小田尚輝の演技がスタート。
西日本選手権11位、3年ぶりの出場となる。 曲は「アストゥリアス」。
得点は61.18点(技術点32.36点、演技構成点28.82点)。
<安藤美姫が小田尚輝の演技を解説!>
3アクセルは膝を深く使い着氷でこらえる。3トウループのコンビネーションは着実にセカンドを2回転に。単独の3サルコウは流れのあるきれいな着氷。3回転+3回転は入らなかったが大きなミスなく演技をまとめ、演技を終えて小さくフッと息を吐いた。
【写真:坂本清】
鈴木潤の演技がスタート。
東日本選手権ではフリーで巻き返して6位に入り、7度目の出場を決めた。曲は「練習曲 ホ長調 Op.10-3」。
得点は63.49点(技術点32.34点、演技構成点32.15点)。
<安藤美姫が鈴木潤の演技を解説!>
冒頭の3アクセルは転倒、続く3フリップは単独に抑え、後半に3トウループ+3トウループのコンビネーションに。ややバランスを崩したがこらえた。来春に就職を控えた現役ラストのシーズンに「別れの曲」をチョイス。気持ちのこもった演技に、あたたかな拍手が送られた。
【写真:坂本清】
中村優の演技がスタート。
西日本選手権は5位となり、6年連続の出場。曲は「マイウェイ」。
得点は74.39点(技術点40.85点、演技構成点33.54点)。
<安藤美姫が中村優の演技を解説!>
3アクセルは流れのあるきれいな着氷。3ループ+3トウループも着氷し、単独の3ルッツもきれいに降りた。ゆったりとのびやかな滑りで演技をまとめ、場内は大きな拍手に包まれた。
【写真:坂本清】
山田耕新の演技がスタート。
銀行に勤める社会人スケーターとして知られる。西日本選手権では9位となり復帰後5年連続での出場となった。曲はマイケル・ジャクソンの「Workin’ Day And Night」。
得点は62.17点(技術点33.42点、演技構成点28.75点)。
<安藤美姫が山田耕新の演技を解説!>
3アクセルはやや片手をついたように見えたがこらえる。続く3トウループ+3トウループも着氷し、単独の3ルッツもきっちり降りた。マイケル・ジャクソンを意識した白と黒の衣装で踊るように演じきり、場内を盛り上げた。大きなミスのない演技に本人も納得の表情。両手をたたいて喜びを表現した。
【写真:坂本清】
山本恭廉の演技がスタート。
昨年約1点差で惜しくも出場を逃し、現役を続行して再チャレンジ。西日本選手権で12位に入り、23歳で悲願の初出場を果たした。曲は「El Tango de Roxanne」。
得点は59.27点(技術点28.66点、演技構成点30.61点)。
<安藤美姫が山本恭廉の演技を解説!>
3フリップをきっちりと着氷し、3サルコウ+2トウループも確実に着氷。2アクセルは長いレイバックイナバウアーから入り、きれいに降りた。柔軟性を生かして体を大きく使い、情感たっぷりに曲の世界を表現。初の大舞台でミスなく演じきり、場内の大歓声を受けた。
【写真:坂本清】
國方勇樹の演技がスタート。
東日本選手権で4位に入り、今大会初出場。曲は「RISE」。
得点は46.36点(技術点18.11点、演技構成点29.25点)。
<安藤美姫が國方勇樹の演技を解説!>
冒頭のアクセルは着実に2回転にしてきれいに着氷したが、続くルッツのコンビネーションはファーストジャンプが2回転になり、3トウループをつけたが転倒。単独のループも1回転になった。アップテンポでビートを刻む選曲で手拍子を誘ったが、痛いミスが続いてしまった。
【写真:坂本清】
本田太一の演技がスタート。
西日本選手権では6位となり4年連続の出場。曲は「I Put A Spell On You」。
得点は61.22点(技術点29.87点、演技構成点31.35点)。
<安藤美姫が本田太一の演技を解説!>
3アクセルはステップアウトしかけてフリーレッグをつくがこらえる。3トウループ+3トウループ、3フリップはきれいに着氷。昨年はミスが続いてフリーに進めなかったが、演技をまとめてほっとしたような表情。
【写真:坂本清】
佐藤駿の演技がスタート。
今季はジュニアGPアメリカ大会優勝、クロアチア大会で3位。ファイナルでは4回転ルッツを含む3本の4回転を着氷し初出場で初優勝を飾った。曲は「Arrive des Comionneurs」。
得点は82.68点(技術点47.62点、演技構成点35.06点)。
<安藤美姫が佐藤駿の演技を解説!>
ターンからの3アクセルをきれいに着氷し、続く3ルッツ+3トウループも着氷。最後のジャンプに4トウループを入れ、きれいに降りて歓声が沸く。公式練習でトライしていた4回転+3回転の構成でなく、最後に単独の4回転を持ってくる作戦が見事にはまった。場内はスタンディングオベーション。
【写真:坂本清】
櫛田一樹の演技がスタート。
西日本選手権10位で3年連続の出場。曲は「Hanuman」。
得点は58.66点(技術点29.73点、演技構成点29.93点、減点1.00点)。
<安藤美姫が櫛田一樹の演技を解説!>
3アクセルは少し着氷で前にかかったがうまく流れを保って着氷、続く3ルッツ+3トウループも落ち着いて着氷。3ループはややフリーレッグをつくのが早かったがこらえた。終盤、ステップの終わりで引っ掛かり転倒。ジャンプはうまくまとめたが、思わぬミスに天をあおいだ。
【写真:坂本清】
本田ルーカス剛史の演技がスタート。
全日本ジュニア選手権で3位に入り、大会初出場。曲は「Crazy Little thing Called Love」。
得点は75.72点(技術点41.79点、演技構成点33.93点)。
<安藤美姫が本田ルーカス剛史の演技を解説!>
3アクセルをきれいに降り、続く単独の3ループも着氷。3ルッツ+3トウループもリズムよくきっちりと決めた。ステップでは場内から手拍子が起こる。リンクを大きく使って伸び伸びとクリーンに滑り切り、フィニッシュ後はガッツポーズ。
【写真:坂本清】
渡邊純也の演技がスタート。
西日本選手権では7位となり、4年連続の出場。曲は「Tosca」。
得点は58.21点(技術点27.07点、演技構成点31.14点)。
<安藤美姫が渡邊純也の演技を解説!>
3サルコウで軸が外れ、両足で前向き着氷に。続く3ループに2トウループをつけてリカバリーした。2アクセルは前のめりになったがなんとか片足で耐える。曲調の変化をうまくとらえ、ダイナミックに演じたがミスが2つ出てしまった。
フィギュアスケートの全日本選手権が19日、東京・国立代々木競技場第一体育館で行われる。男子ショートプログラム(SP)には羽生結弦(ANA)、宇野昌磨(トヨタ自動車)、高橋大輔(関西大学KFSC)らが出場する。
注目は4年ぶりの出場となる羽生。今年は10月のスケートカナダ、11月のNHK杯で優勝。GPファイナルでも銀メダルに輝くなど、主要国際大会で安定して結果を残してきた。宇野も4連覇に向け、まずはSPで好スタートを切りたい。
高橋大輔の演技にも注目だ。来年1月からアイスダンスへの転向を表明。シングルでは最後の大会になる。過去に5度優勝している大舞台で、どんな演技を見せてくれるだろうか。
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