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11.14 愛国女性のつどい花時計『女帝 小池百合子』が文庫になった!


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来年の東京都知事選に投票する前に、都民の皆さんに読んでほしい本が11月8日、発売されました。ノンフィクション作家、石井妙子氏が書かれた『女帝 小池百合子』という本です。2020530日、文芸春秋社から発売され、これまでに20万部売れたそうです。3年半で20万部はすごいです。第52回大宅壮一ノンフィクション賞も受賞しています。今回、文庫化されて、安価になったのでより多くの人が手に取りやすくなりました。

 3年前に私は単行本を読みましたが、事実は小説より奇なり、という言葉を噛みしめました。小池百合子といえば「日本初の女性総理大臣」に一番、近い女性だと思われていた時期があった政治家です。防衛大臣、環境大臣をつとめた国会議員でもあり、人気抜群の才女、というイメージがあります。しかし、その素顔を実はほとんどの有権者は知らずにこれまで投票していたのではないでしょうか。『女帝 小池百合子』は、小池百合子という一人の人間がこれまで歩んできた道を膨大なデータや証言に基づいてなるべく事実に近い形で蘇らせようとして、見事に成功した作品だと思います。

 『女帝 小池百合子』を成功させたもっとも大きな理由は小池氏がエジプトで暮らした5年間のうち約2年間、同じ部屋で暮らした女性(単行本では早川玲子という仮名になっている)の証言でした。早川さんが出会った小池百合子は19歳だったそうです。同じ部屋で暮らすうちに、早川さんはさまざまな奇妙な出来事に遭遇します。まあ、詳細は本を買って読んでほしいです。

 小池百合子の学歴はエジプトのカイロ大学を4年で卒業した(しかも首席で!)というものでした。エジプト通の人であれば、エジプト人でも入学が難しい名門大学に外国人が入学し、しかも4年で卒業することなどまずあり得ないということは分かります。これまで選挙のたびに小池氏の学歴詐称の噂はありましたが、しかしそれでも選挙公報に堂々と「エジプト・カイロ大学卒業」と書かれてきました。来年の都知事選挙にもし小池さんが出馬すれば、また「エジプト・カイロ大学卒業」と書かれるでしょう。しかし、それは果たして本当なのか。

 今回の文庫化にあたり、大きな改訂が行われました。それはカイロでの同居人だった早川玲子さんが本名で登場する点です。早川さんではなく北原百代さん、になった訳です。北原さんは現在、80歳を超えていらっしゃいますがお元気で、記憶力も衰えていないそうです。ネットでは北原さんのお話を直接、聞けるサイトもあります。つまり、北原さんは「私は実在の人間だ」ということを訴えるために勇気を出して実名公表に踏み切ったのです。よほどの覚悟がなければ出来ないことです。『女帝 小池百合子』が話題の本になっても、新聞やテレビがまったく取り上げようとしなかったことへの抗議の意味も実名公表にはあったでしょう。

 大手メディアが今度こそ権力者に忖度することなく、この本の存在をきちんと視聴者に伝えるかどうか、これから注視していかなければなりません。

 

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 「岡真樹子の日本人に生まれて良かった」

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Source: 愛国女性のつどい花時計

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