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今日のテーマは

[なぜ 今 ハマスがイスラエルに奇襲]

ということで お送り致します。

すでにメディアの報道でご存じのことと思いますが

昨日 10月7日土曜日の早朝にイスラエルに ハマスが奇襲をかけてきました。

今まで ハマスというテロ組織ですよね。

パレスチナ人のテロ組織。

ここが イスラエルに対して何度かロケット弾を

撃ってきたりとかってのがあったわけですけど

今回は ちょっと意味が違う。

そして 規模もかなり大規模なんですね。

なぜ 今なのか ここを考えてみたいと思います。

まず 位置を確認します。

イスラエルという国があります。

地中海があって その沿岸に イスラエルという国がある。

周りは全部 アラブ諸国に囲まれているわけなんですけど

ユダヤ教の国ですね。

その中に 一部 アラブ人が住んでいる地域がある。

その地域というのは 離れているんですよね。

離れている中の一つが ここ ガザ地区という ガザというところです。

拡大すると こういう形になっています。

こんな細長い形で一番長いところで約50キロ

幅は5キロからせいぜい8キロということで

この狭い領土の中で 200万人が住んでいるんですよね。

住んでいるのは パレスチナ人です。

以前は ここにイスラエル人だとか イスラエル軍もいたんですが

それが今 いなくなりました。

いなくなって どうなったかというと

壁に囲まれた地域になった。

ここが今 世界最大の野外刑務所 というふうに言われています。

まさに屋根のない刑務所です。

そこにパレスチナ人だけが住んでいる。

出れないようになっているんですよね 移動できないようになっている。

だから 物流なんかは ほとんどできないわけですよね。

食料品にしても 日用品にしても 極めて限られているし

まして 水がなかなか手に入らないという

そういう厳しい環境の中に 封じ込まれてしまったのがパレスチナ人。

ガザ地区のパレスチナ人なわけですね

パレスチナの人々の不満を受けて

この地域 ガザ地区の実効支配を しているのが ハマスです。

ハマスというのは テロ組織ではあると同時に 政党なんですよね。

一つの政党です

パレスチナ自治政府の中の議会があってその議会の中の議席を占める政党です。

そのハマスの党首が イスマーイール・ハニーヤという人ですね。

今 起きているのはこのイスラエルとハマスの戦い 対立

そして 同時に イスラエルのバックには アメリカがいて

ハマスのバックには 当然イランがいるわけです。

ハマス一つで 強大な軍事力を持つ イスラエルと対等に戦えるはずがないわけですよね。

それは イランがバックにいてくれているからです。

当然 お金がかかるわけですから そのお金は イランから来ているという形になっています。

ある意味 アメリカとイランの 代理戦争みたいなもんですね。

イスラエルとサウジアラビアが 実は 今 歴史的な関係正常化を 行おうとしているわけです。

イスラエルというのは ユダヤ圏。

そして サウジアラビアは アラブ圏の盟主。

この 長年 対立してきた関係の リーダー国同士が

いよいよ 歴史的な関係正常化に 入ろうとしている。

そのタイミングで 昨日の出来事があったわけですね。

ここに大きな意味があります。

昨日のハマスの攻撃なんですけど今までとは パターンが違うのは

民間人を人質にとっている というところですね。

ハマスは これは アメリカの報道ですけど

ハマスは イスラエル人を 数十人 人質にとったと発表。

数十人なのか 数百人なのか 本当は よく分からないんですが

要は 土曜日 週末の朝いきなり ハマスのテロリストたちの グループが

イスラエルの民間人の家に押し込んで家にやってきて

次々に 人質にしていったわけですよ。

これ 具体的な映像とか YouTubeでは 出せないんですけど

私のツイッターのほうに 今 世界で出回っている。

無慈悲な映像がありますので それを日本語にしてアップしています。

この 民間人を 人質にとるというやり方は

ハマスが 今まで 人間の壁を作るとかというので

よくやっているやり方なんですがあまりにもひどい。

そういう意味で イスラエル側は奇襲を受けてしまったんですよね。

サプライズアタックであったわけです。

世界のメディアの中では イスラエルのパールハーバー みたいな言い方がされていますね。

日本人としては あまり聞きたくない言い方ですけど

それくらい 奇襲攻撃なんですよね これがね。

そこで 一体 なぜ 今 こういう奇襲が起きたのか それについて

関係している要素ということでまず 一番目に挙げなきゃいけないのが バイデンですね。

アメリカのバイデン大統領は昨日 すぐ ネタニアフ首相に電話をして

アメリカは もう全面的に支援するから というふうに言った

そういうニュースになっているんですけど

ところが この1カ月弱前に バイデン政権は 何をしたかというと

イランに対して 寛容なことをやっているんです

これは ウォールストリートジャーナルの記事ですが

9月の11日バイデン政権は 捕虜交換取引で60億ドルの

イラン凍結資金の解除を行った という内容なんです。

どういうことかというと

アメリカとイランは それぞれ捕虜を持っている。

その捕虜を釈放するという交換の交渉をして その取引をしたわけですね。

その取引でトランプ政権の時から

アメリカがイランに対して やっている経済制裁

この経済制裁の一部を解除するとそれが この60億ドルなんですよね。

イランが外国 海外に持っていた資産 これをアメリカが凍結していたわけです。

その資産のうちの一つが韓国の口座に持っていた60億ドルのお金です。

これをバイデン政権が 凍結解除ということになったわけです。

その60億ドルが9月の17日 イランに入ってきたわけです。

イランはこのお金をどう使うかというと

人道的目的のみに使用しますというふうに イラン側は説明していたんですけど

実際にはイランに60億ドルを与えたら それが何に使われるかもちろんわからない

イランはたくさんの関係している テロ組織があるわけですね。

そこに常に資金を流しているわけなので

その結果 今 昨日 イスラエルは攻撃を受けているわけです。

このことは トランプさんが予告していましたね。

9月11日のトランプさんの声明です

「バイデンが60億ドルをイランのテロリスト政権に 渡すなんて信じられるか

その金は中東のテロに使われる。

不遜にもそんな発表を9月11日にするとは 9月11日にしているわけですよね。

捕虜交換に金を払うと それは誘拐 身代金 脅迫に使われるんだと

私はアメリカ人の解放に一切金を使わなかった 」

ということを発表しているんですけど

残念ながら トランプさんが言っていた通りに 昨日 なってしまったようなんですね。

だから 当然 このことについては アメリカのメディアもバイデン政権を責めています。

どういうことなんですかってことで

昨日 バイデンとブリンケン国務長官の 記者会見があったんですけど

そのことについて 質問の時間になったんですが

バイデンはというように バイデンとブリンケンは 質問に答えずに逃げていきました。

なぜ 今 こういう出来事が起きたのか という要因の一つ バイデン政権でありますね。

そして もう一つ考えられるのが この方 ゼレンスキー大統領ですね。

なぜ ウクライナのゼレンスキーが関係しているのか

昨日の時点で このゼレンスキーは 映像で声明を発表しています。

「今日 全世界がイスラエルからの恐ろしい映像を目にした

テロリストの攻撃を前にして 生命を大切にする全ての人が 連帯しなければなりません。

私たちの立場は明確だ地球上のどこであれ

テロと死を引き起こした者は 誰でも責任を負わなければならない。」

こういう言い方をしています。

もちろん ロシアに対してしているわけなんですが

しかしこういう あくまでも反テロ 平和の立場なんだという。

スタンスを明確に表明されている ゼレンスキーなわけなんですが

昨日 ハマスが公開した映像がありました それがこれです。

軍事用のドローンです ドローンが上空から弾薬を落下させる映像なんですね。

その下にあるのは 地面にあるのは イスラエル軍の戦車です。

そこに命中させている そういう映像なんですよ。

これはドローンを使って イスラエル軍の戦車に弾薬を投下する。

この戦術はウクライナ紛争

これでウクライナがロシアに対して 最初に行ったやり方なんですね。

それをハマスがなぜかやっている。

一体 どういう関係なのかと

さらにはハマスがこれは公式に出した映像ではないみたいなんですが。

SNS上で出回っているもので

ハマスがゼレンスキーにNATOの兵器を売却してくれたことを

感謝しているというビデオだったんですよ

これはですねこういうビデオなんですけど

兵器が映っていますね。

ウクライナがですね兵器のブラックマーケット

そこに売却した兵器があるともちろん

それはアメリカやNATOからもらったものですよね。

それを自らが使ったんじゃなくて

ブラックマーケットで売って 金にしていたと

これは噂ではずいぶんありましたよね。

ずいぶんあった でも あたかもそれを証明するかのような内容が

昨日 なぜかハマスから出てきたんですね。

もしかしたら アメリカがウクライナ ゼレンスキーに渡した兵器が

それがブラックマーケットに売られて

その兵器がアメリカの同盟国であるイスラエルに対して使われていると

としたら皮肉な話です。

このイスラエルがこの情報を確認したら真実だと確認したら

西側のゼレンスキー支持の流れを変えかねない。

そういう可能性のある大きな内容なんですよね 真実かどうかは分かりません。

分からない そういう話も出回っているということです。

こういう弾がなければ戦争できませんから 戦いませんから

これも関係しているかもしれない というふうに思います

そして最初に触れました。

このイスラエルとサウジアラビアの歴史的な関係正常化。

これがタイミングとして起きているんですね。

2週間ほど前アメリカのフォックスニュースが

サウジアラビアのMBSにインタビューをしています。

そのインタビューでMBSは イスラエルとの関係正常化に

近づいているということを はっきりと言っています。

近づいているということはイスラエルとサウジの和平ですね。

和平協定が結ばれるということです。

この和平は世界にとっては良いこと しかしそれが不都合な人たちもいるわけです。

この和平はハマスにとって存亡の危機を意味するというふうに言われています。

というのはこの和平協定がパレスティナ人の救済も含まれるわけです。

イスラエルの中にパレスティナ人がいるわけですから

そこの救済も含まれるパレスティナとサウジは同じアラブ側なので

そうすると今まではイスラエルによって苦しめられてきた

パレスティナ人の不満を受けてハマスが力を持ってきたわけですが

そのハマスは政治力を失い武装闘争の正当性を失うことになるわけですね

要は昨日から起きているハマスとイスラエルの戦いこれがせっかく今

成就しようとしているイスラエルとサウジアラビアの和平

これが頓挫してしまう こんなことを許してはいけない

というのが今 世界の声ですよ

そうなるとまさにハマスの思う壺なので

これをというのはイスラエルとサウジの和平

これを嫌がっている勢力というのは いくつもあるはずです

今 ハマスの例がありましたけどハマスのばっかにいる

イランもそれは都合が悪いのかもしれません。

なんといっても イスラエルを倒すのがイランの国是ですから。

そして もしかしたらアメリカの中にもそういう勢力がいるかもしれない。

中東が平和になってしまってそれは困るという勢力が

戦争を望む勢力の中にはいるでしょう。

こういう複雑な本当に中東というのは

戦いをやらされてきた複雑な歴史があるんですけど

それがいよいよ平和に向かうのか

それともそれを阻止する側が勝ってしまうのか

というのが今 起きていることではないでしょうか。

 

 

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