【拉致問題を巡る黒い策略】拉致問題を悪用して支持率回復→解散総選挙を狙う岸田政権内部の策謀を実名暴露
【第26回YouTube・ニコ生連動「山口敬之チャンネル」】
【第26回YouTube・ニコ生連動「山口敬之チャンネル」】
【拉致問題を巡る黒い策略】拉致問題を悪用して支持率回復→解散総選挙を狙う岸田政権内部の策謀を実名暴露。
「田中実さん金田龍光さん」２人の帰国で北朝鮮の思惑通り人拉致問題を幕引きしようと暗躍する岸田政権の策謀。
キーマンは斎木昭隆元外務次官。 時事問題に鋭く切り込むYouTubeとニコニコ生放送連動の「山口敬之チャンネル」の前半パート。
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文字起こし
文化人放送局とかチャンネル 桜とかでいくつかのところで拉致問題についてるね発言をしたんだけれども
それに ついてねえっとちょっともう1回ちゃんと説明してほしいというお問い合わせが
実はたくさんいただいたのでそれを 今日整理 させていただこうと思ってます。
それで今岸田政権は北朝鮮と 拉致問題について
非常に突っ込んだやり取りをしているというのはご存知の 通りですね。
これについてはもう 政府関係者が隠していません。
それから韓国の新聞中央日報とかハンギョレ新聞とかが
日本の関係者と北朝鮮側が接触したという報道も
普通に大手メディア韓国のお手 メディアが書いています。
これについて私は非常に大きな 懸念を持っています。
というのは 私がTBSの政治部の記者をやっていた時
拉致問題の 担当していましたので
北朝鮮 側が様々な揺さぶりを日本製側に仕掛けてきていたのは
もう何回も見たり 経験したりしていたんですね。
その 中で横田 めぐみさんとかそういうその有本恵子さんとか 石岡薫さんとか
ああいう 拉致被害者を切り捨ててしまうような解決策というのを
北朝鮮側が 提案してきていたそしてそれはとんでもないということで
当時の安倍政権とか菅 政権はそれをもう 突っぱねたわけですね。
そんなの飲めませんとところが岸田政権はそれを今飲もうとし ている
拉致被害者の切り捨てなんですね。
それに ついて整理もう一度整理させてください
まず皆さんに この2人の写真と名前を覚えていただきたい。
今出てますね 田中稔さんと金田龍光さんこの2人のこの写真
これから何度も見ることになると思い ます。
皆さんがねそれで田中稔さんも金田たつみつさんも
兵庫県の ラーメン店の店員さんだった方です。
そしてこの 方の私がね2013年ぐらいから
記者としてあるいは北朝鮮側が私に直接アプローチしてきたことも あるんですけれども
田中実さんと金田龍光さん は北朝鮮に入国した記録があると北朝鮮側が言ってきたんですね。
私にも あるいは日本政府にもそれで金田さんだけ呼び捨てみたいになっちゃってると
申し訳ないので金田龍光さんと田中実さん
要するにこの2方は田中実さんは日本政府が拉致被害者だと 認定している方ですで
右の方、金田龍光さんは在日朝鮮人の方なんですが
この方は特定 疾走者 拉致された可能性は極めて高いと思われる。
特定失踪者の カテゴリーに入っているのが金田龍光さんです。
この2人が北朝鮮入国してるよ という話を返してもいいよってことなんです。
それは まあ簡単に言うと でこの話が何で今出てきたかこれはね実は
去年の朝日新聞のあるインタビュー記事 から全てが始まってるんですね。
それはこの記事なんです。
朝日新聞のこれ今デジタルで皆さんもお読みいただけます
「若狭湾」 拉致被害者が実感した帰国
佐伯元外務次官に聞く
これ朝日新聞のこれ 日付を注意してみていただきたい
2022年去年ですねの9月17日に朝日新聞デジタルで配信された記事です。
このリードっていうかなこの記事の 冒頭は
小泉 純一郎と北朝鮮の金正日総書記が平壌で会談してから17日で20年が経ちました。
この20年で何があったのでしょうか。
長年北朝鮮との交渉に携わってきた斎木元外務次官に聞きました。
まるでね その小泉訪朝から20年経ったからそれを 振り返るまあなんていうか
そういう記事のように見えますね。
ところがこの中で 斎木さんが爆弾発言をしていたんですよ。
それがどういうものかというとこれは翌月ね こんな記事が出てます。
これはまあ朝日新聞 デジタルから取りました
これはですねこのさっきのこの前の記事これが
9月17日の記事を 受けてこのインタビューの中で
斉木さんが述べたことがまあ 騒ぎになって
どういう騒ぎになったかというと
この斎木さんが先ほどお見せした田中実さんと 金田龍光さんについて
北朝鮮側からも返してもいいとある種の 報告書みたいなものを 示されたよという
爆弾発言を したんですよ。
本来だったらねこの手前の朝日新聞の一報 ですね。
このタイトル「若狭湾です」ってこれはそのちょっと感傷的なね
その 拉致被害者の方が日本に来た時の様子についての を表現したのが
このインタビュー記事のタイトルになってるんだけど
普通の記者 だったらね
北朝鮮から拉致被害者返す用意があると言ってたということが
どう見てもリードに 立たなきゃおかしいタイトルなんだけど おかしいんですね。
これはっきり言ってね朝日新聞と 斎木氏の まあある意味で言うと
連携プレーというかさりげないインタビューのように見せて
この 田中さん金田さんの名前を あえて外に出すそういうまあ 陰謀というとね
よくないけど、そういう狙いがそもそもこのインタビューにあった と私は確信してます。
この記事をねちょっと きちんと読んでみる必要があると思うんですが
「北朝鮮による拉致被害者の田中実 さんと知人の金田辰巳さんについて最近
飽きたか元外務次官が朝日新聞の インタビューに対し北朝鮮側から生存情報 が提供されたことを認めたことについて
林芳正外相は今後の対応に支障をきたす 恐れがあることから具体的内容や 報道の一つ一つに答えることは差し控え たいと述べた」
と まあいろいろ行ったことありますが
引き続き読みますこれちょっとなんか飛ん でますけれども
「田中さんは政府が拉致被害者と認定し金田さんは拉致 の可能性を排除できないとされている
これ から特定失踪者という意味です
日朝は2014年北朝鮮が拉致被害者らの調査を 行い随時通報することを盛り込んだ
ストックホルム行為を結んで いるんですね今でもそして当時外務次官 だった
斎木氏は朝日新聞のインタビューに対し
北朝鮮から田中さんへ金田さんの生存情報が提供されたと報じられていることについ て
北朝鮮からの調査報告の中にそうした情報が入っていたというのは
その通りだとただ それ以外に新しい内容がなかったので報告書は受け取らなかったと証言した」
でちょっといろいろ飛ばしまして
このインタビューは 9月17日朝日新聞デジタルで報じたとで
インタビュー自体は 9月14日に取られているんですね
それがどういう日 か安倍さんが亡くなった2ヶ月後ですよ
2ヶ月と10日ですね
なんで 安倍さんが亡くなってから斎木さんは田中稔さん金田たつみさんの ことを
大手メディアのインタビューという形で蒸し返したのか
このことを皆さんよく考え ていただきたいんですね
裏を返せば安倍さんがご存命だったら
こういうインタビューを僕は受けてないと思う
あれはこういう田中さん金田さんの名前を 出してないと思う
なぜか田中さん金田さんを返すことで 拉致問題の幕引きされるというのは
これは許せないと言って総理として拒絶した案 だったからなんですね
説明しますとこれ私にも直接この 話が来たことがあるんですね
北朝鮮側の 提案はこれ提案のパッケージなんです3つなんです
ここに丸が左に3つ書いてあるん ですね
3つのパッケージなんです。
一つは田中実さん金田龍光さんの日本帰国
これ返してもいいよってこと返しますよってことなんです
それからもう一つが日朝合同調査委員会を設置します
これは拉致 問題に関する 合同調査委員会を新たに設置しましょう
これストックホルム行為の前からこの話が あったんだけど
いずれにしてもストックホルム合意というのは
拉致問題に対する進展 報告できる内容があったら
随時日本政府側に北朝鮮が報告するという合意なんですね
そうではなくて常設の 調査委員会と日本側北朝鮮側から担当者を選んで調査委員会を設置し ましょうというのが
2つ目そして3つ目はこれをやるからもう拉致問題 が日朝国交正常化のまあ一番の拉致問題があるから
一応ここが最初から できないんだよということですから
このこれを 田中さん金田さんを返して調査委員会を 設置するんだから
日朝国家正常化しましょう。
この3つのセットのが北朝鮮側の 提案パッケージだったんですね。
でもこれはね 一見がそうかと思うけど全然違うんですよ。
拉致被害者特定失踪者っていうのは 合わせて900人ぐらいでそれ以外にも
謎の行方不明者要するにカウントされて ない人も入れたら
おそらく1000人以上の方がね北朝鮮に拉致されているのでは ないかと言われている。
その中で 北朝鮮は田中さんと金田さんについては帰国させて も
北朝鮮側の実害があまりないと判断したから名前を出して日本側に示して きたわけですね。
そしてこのお二方を帰国させたら何が起きるか
事実上もう 拉致被害者特定指導者日本に帰国を果たすのは
これが最後になってしまう可能性は 極めて高い。
この2人が選ばれたということだ他の人危なくて返さないってことです。
これにね実はもう一方名前が挙がったことがあります。
私に対してね 北朝鮮側がだからこの二人 onlyって言ってるわけじゃないけど
北朝鮮側は返してもいいよという人北朝鮮 が選んだ人
北朝鮮で家族がいるから人質を取れるとか ねいろいろな形で返せる人と
絶対に返せない人ってのがいて
北朝鮮の都合ですけどもねその中で田中実さんと金田龍光さんについては
日本に本帰国させてもよかろうと北が判断したということは
他の人は返さないって ことですよね
そして日朝合同調査委員会というのは
それは調査委員会を置くからいい じゃないというのは裏で
裏返しで残りの横田めぐみさんとか有本恵子さんとか 確実に北朝鮮が拉致して
今どこか平壌か平壌の郊外かあるいは地方の 貧しい地域でね辛い思いをされてる方
これ切り捨てることになるよねと
そして日朝国交正常かっていう場合にはこれはご存知の通り
日韓 併合っていうのはねこれ合法なんですが。
互いの リーダーが調印してした 併合ですけれども
それについて日本は南側半分要するに今の韓国には経済協力方式で いう事実上の賠償してるんですね。
日韓基本条約であれはその一連の交渉の中でということは北にはまあそのお金が行って
ないよねということで日朝国交正常化って のは
少なくとも5兆円ぐらいのお金を北に経済 協力という方針で支払うってことなんです よ。
北は田中さん金田さんを 返すことで5兆円を手にしようというのがこのパッケージだったわけですね。
これについて 当時の安倍政権はこれ要するに横田めぐみさんらを 切り捨てる売国的回答だから
そんなものは絶対応じられません 絶対に受け入れないという方針で拒絶したわけです。
簡単に言うとただ ここでね拒絶したのはこれ実は安倍総理なんですよ。
それは横田さん有本さん安倍さんが最初に拉致問題深く関わるようになったの は
有本恵子さんのご夫妻が安倍晋太郎外務大臣時代に
衆議院議員会館の安倍事務所を訪問したことに始まるんですね。
それから 長い間横田めぐみさんとか有本恵子さんのご家族とずっと向き合ってきた
安倍さんと したじゃあその他の方を切り捨てるそんな解決 じゃない。
ところが 一方の見方としては小泉政権が5人を取り戻したよねと拉致被害者 5人取れる
じゃあ安倍政権も拉致被害者は追加で1人これ田中実さんは拉致被害者認定されてますからね。
それから特定失踪者は1人北朝鮮に拉致されたある
北朝鮮に自分の 意思に反して入国したそういう人たちをちゃんと返しますという
政権の成果になるという側面があるじゃ ないですか
拉致問題が進展した少なくとも日本に帰り たいというお二方が日本の地を踏むことができた
ほら政権は 頑張ったという プロパガンダができるという側面があるからこれは難しい。
実際 田中実さんのご家族は喜ぶでしょう金田龍光さんのご家族も喜ぶでしょう。
ただこれによってね日朝国交正常化じゃあ横田めぐみさんの
ご両親の気持ちを考えたらそんなの絶対乗れないよねと
支持率はちょっと上がるかもしれないけれども
そして日朝合同調査委員会という形であたかも 継続的に
拉致問題を話し合いが続けられるかのような まあそういう
陣立てとかそういうストーリーを作れば日本の世論もごまかせるよねと
でもそれ じゃあ横田さん有本さんあんまりだよとそれは政権としてはいけない選択だという のが
当時の判断だったんです
ところが今なぜ去年 斎木さんがこの案を持ってきたかこれについては
今岸田官邸がこの案を に飛び乗ろうとしている可能性が強いからですね
それで 要するにこういう売国的解決はっきり言って
岸田 首相ならやりかねないと私は思います。
なぜか今支持率下がってるから解散うてない から拉致被害者が少し帰ってくる
それをきっかけに保守派を 懐柔して 解散打とうとしてんじゃないかという
憶測が流れています。 根拠があるんですね。
1枚だけ写真を見せます。
これは岸田さん4年8ヶ月安倍政権下で外務大臣 をやってるんですが
外務大臣当時の岸田さんです 左襟にはブルーリボンバッジが付いてますね
この 後ろにいるのが斎木さんです
岸田さんは外務大臣をやっている相当期間 の間外務次官
要するに外務省の外交官外務省 事務方トップとして岸田さんに仕えたのが斎木さんだったんですよ
ちょっと寒気がするような話ですけどね 拉致問題についてはね
ですからもう1回戻りますけどもこの お二人左が田中実ん右が金田龍光さん
この2人を 返すから5兆円払えという話が出てきたら他の人切り捨てちゃうんだ
岸田さんは と皆さんそう条件反射で思い出して欲しくて
この話 映像でしっかりお見せしたいと思ったん です。
