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『「透明なトイレ」っておかしくないか』愛国女性のつどい花時計

『「透明なトイレ」っておかしくないか』愛国女性のつどい花時計

 

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 渋谷・代々木公園の横に「はるのおがわコミュニティパーク」という公園があります。「子供が泥だらけになって遊べる公園」が謳い文句の小さな公園です。ごく普通の公園に不似合いなのがここのトイレでなんと! 壁がガラスなのです。外から中の便器や洗面台が丸見えでびっくり! えっ、ここで用を足すの!? さすがにそんなはずはなくて、人が中に入ると壁が不透明になる仕掛けになっているそうです。

もともとは壁に通電させて、鍵を閉めると通電が解除されて不透明になるはずだったらしいです。ところが冬になるとガラス壁内の透明・不透明化を作り出す粒子が寒さで固まってしまうことが判明し、「不安だ」という批判が殺到したそうです。結局、去年の 12 14日から常時、曇りガラスの壁になりました。大騒ぎの末、普通のトイレになってやれやれ、という話なのですが、問題はこんな奇抜なトイレが今、あちらこちらにできていることです。渋谷区だけでも17個あるようです。

 調べてみると「THE TOKYO TOILET維持管理協議会」という組織があります。月に1回、集まってトイレの利用状況、維持管理業務の改善を話し合っているそうです。清掃の仕方がまた凄いです。説明によると「13回行う通常清掃1カ月に1回行う定期清掃、年に1回の特別清掃3つの種類に分け、さらに月に一度、第三者機関であるトイレ診断士による診断を行っています。」だそうです。トイレ診断士っていうのがあるんですね。トイレは芸術品並みに扱われているのですが、これっておかしくないですか?

 誤解されると困るのですが、もちろんトイレが汚いよりはきれいな方が良いに決まっています。世界のどこの国よりも日本のトイレはきれいです。これは日本人として嬉しいし、誇らしいことです。しかしトイレをピカピカにして自画自賛するよりも、子供がキャッチボールをしたりサッカーの練習ができる公園にすることの方がよほど大事なんじゃないですか? 大声で騒いだり、思いっきり走り回れる公園にすることの方が大事なんじゃないですか? 公園がいろいろ規則を設けるせいで利用者はどんどん減っていますよ。いくらトイレをピカピカにしても利用者がいなければトイレは単なる箱なのですから。

 渋谷区のトイレプロジェクトは日本財団が支援しているようですから、税金チューチューのためにやっているのではないのかも知れませんが、何か不自然なものを感じたので書いてみました。誰のための公園なのか、何のためのトイレなのか、という常識を日本の自治体、行政の当事者は失っているのではないでしょうか。

 
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なので本音トークができると思います。よろしかったらのぞいて見て下さい!

 「岡真樹子の日本人に生まれて良かった」

https://foomii.com/00270

 

 

Source: 愛国女性のつどい花時計

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