【桜無門関】馬渕睦夫×水島総 第50回「グローバルサウスの取り込みに失敗、少数派のショーに転落したサミットが世界に示した『価値』とは?」
- サミットはグローバルサウス(途上国)の参加が期待されたが、実際には少数派のグループのショーとなり、グローバルサウスの声は十分に反映されなかった。
- サミットでは経済発展や地球温暖化などの重要な問題が議論されたが、グローバルサウスの要求や関心事が注目されず、彼らの立場が理解されなかった。
- この状況は、グローバルサウスとグローバルノース(先進国)の間の不均衡や権威関係の現れであり、グローバルサウスの多様性や独自の視点が評価されなかったことを示している。
- サミットの失敗は、グローバルサウスという概念の再評価を重視し、より含めたアプローチと公正な参加の実現が求められる。
- グローバルサウスの参加を尊重し、人々の声や関心事を十分に考慮することが、持続可能な解決策のための重要な要素である。
- サミットが失敗したことは、国際協力やグローバルガバナンスのやり方を見直して、より公平に含まれた国際社会の構築が求められる。
既成概念にとらわれない大きな視座で国際情勢を俯瞰し、
ぶれることのない日本の軸を示し続けている馬渕睦夫氏。
閉ざす門を一度解き放つことによって見えてくるものがあるように、
物事の本質を見極める言葉と思考を、対談を通じて伺います。
出演:馬渕睦夫(元駐ウクライナ兼モルドバ大使)・水島総(日本文化チャンネル桜代表)
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