「東京大惨事」韓国のニュースでは、そんな見出しが躍った。WBCでは3大会連続で一次ラウンド敗退が決まったためだ。数々の名勝負を繰り広げてきた日本戦でも大惨敗。韓国野球はなぜ“崩壊”したのか。

今大会前まで、WBCにおける日本と韓国の戦績は4勝4敗と互角だった。熱闘の末、イチローが劇的な決勝打を放った2009年大会の決勝など記憶に残る試合も多い。その中で行われたのが3月10日の日韓戦。

2009年大会の東京ラウンド1位決定戦では、日本に勝利したが……

「韓国では大手3局が中継し、視聴率は合計で11%ほど。さらに中盤の大量失点で視聴率がガクッと下がった」(現地記者)

4対13と“因縁の相手”にあわやコールド負けという大差での敗北となった。