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新党くにもり「財政出動への競争を-信じがたい展開-」:三橋貴明

新党くにもり「財政出動への競争を-信じがたい展開-」:三橋貴明

株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから三橋貴明のツイッターはこちら人気ブログランキングに参加しています。チャンネルAJER更新しました。「構造改革路線を改革せよ」(前半)三橋貴明 AJER2020.9.7 令和の政策ピボット呼びかけ人に「株式会社マネネCEO・経済アナリスト 森永康平様」が加わって下さいました。また、メルマガ「令和ピボットニュース」が始まりました。皆様、是非とも、メルマガ登録を!

貨幣観は間違っているが、国家観は正しい政治家

 

[三橋TV第440回] 三橋貴明・高家望愛

 

信じがたい展開になってきました。 少なくとも二人、自民党総裁選挙に出馬する政治家が、「グローバリズムの転換」を明確に表明しました。 

もちろん、細かいことを言えば「ええっ!」と突っ込みたいところはあるのですが、少なくとも両名の政策の「方向性」は、心から支持したいと思います。  メディアでは、色々と「切り取り(切り貼りではなく)」で報じられていますので、今回は両名の政策発表のリンクを貼るにとどめます。

 

高市氏 総裁選出馬表明【ノーカット】

 

岸田文雄 政策に関する記者会見 第2弾

 

双方ともに(質問を含めると)長いのですが、仕事上、全部、観ました。 まずは、高市・前総務相の出馬表明。 

高市・前総務相は、「小泉政権以来の構造改革路線(新自由主義)を転換する」とは言っていません。(言える立場でないのかも知れませんが) 

とはいえ、長い、高市氏の政策説明において、グローバリズムのトリニティ、つまりは緊縮財政、規制緩和、自由貿易系の政策が一つもなく、特に前半はひたすら「政府の投資拡大」であった点は評価できます。  

高市氏は、日本経済強靭化計画ということで、「サナエノミクスの三本の矢」を提唱しています。 三本の矢は、金融緩和、緊急時の機動的な財政出動、大胆な危機管理投資・成長投資とのことです。

 「財政出動が、何で緊急時の機動的な財政出動だけなんだ!」と、思われた方も多いでしょうが、元々の三本目の矢は「成長戦略」だったのです。 成長戦略、つまりは「構造改革」です。 安倍前総理が2012年に三本の矢を打ち出したとき、「成長戦略」は「イノベーションのための政府投資」だった。(そう、本人が説明していました) 

当時、わたくしは、「あ、成長戦略とは言っても、要するに政府の投資拡大。つまりは財政出動じゃないか」 と、納得したのですが、自民党政権発足後は、「政府の投資拡大」が「構造改革」に変えられてしまったのは、皆さん、ご承知の通り。 

今回の高市氏の「大胆な危機管理投資・成長投資」とは、政府の投資拡大。つまりは、財政拡大です。危機管理投資には、もちろん防災投資拡大も含みます。 防災投資については、十年で100兆円と、数字も述べていました。長期の予算について述べた点は、実に素晴らしい。 

要するに、高市氏の政策は金融緩和と「財政拡大」という二本の矢なのです。 もっとも、高市氏は「消費税減税」について否定し、「給付付き税額控除」を代替案として出しています。 

給付付き税額控除とは、例えば納税額が十万円の人に十五万円の給付付き税額控除を実施する場合、差額の五万円が現金支給されるというものです。  無論、やらないよりはやっ続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

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