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チャンネルAJER『MMTと銀行の信用創造(前半)』三橋貴明 AJER2019.6.11
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一般参加可能な講演会のお知らせ。2019年6月18日(火) 17:30~ ワールドフォーラム40周年記念講演会対談:三橋貴明 x 山本太郎
http://mtdata.jp/data_64.html#2019618
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重大な事件が連続しています。
香港の自治、あるいは一国二制度が事実上「終わり」となる「逃亡犯条例」改正案を巡り、大規模デモが発生。香港警察が催涙ガスやゴム弾を使用し、デモ隊と衝突しています。
当防犯条例が改正されると、香港市民のみならず、
例えばトランジットで空港に降り立っただけの外国人を含む、香港に「身体」的に滞在する全ての人が、中国本土に送られるリスクが生じることになります。
法治国家の住民が、人治国家、全てが共産党の「政治」で決まる中華人民共和国の司法の世界に放り込まれることになるわけです。
司法の独立がない、中国本土と同じ司法制度の下で生きることを強いられる。耐え難い未来を回避するため、香港市民が抗議活動に出たのです。
『香港大規模デモ 中国化への危機感が噴出した 中国の意に沿わない人物が、犯罪者に仕立てられ、中国本土に移送される。
そんな事態が日常化することへの危機感の表れと言えよう。
香港で、1997年の中国返還後、最大規模とされる抗議デモが行われた。
香港から中国本土への容疑者の引き渡しを可能とする逃亡犯条例の改正案に反対し、撤回を求めている。
改正案が審議されるのを前に、多くの人が議会周辺の道路を占拠した。
警察との衝突で負傷者が出るなど、混乱が続く。(後略)』
ホルムズ海峡で、日本の海運会社、国華産業(東京)が運航するパナマ船籍のタンカーを含む二隻が攻撃を受け、乗員は退船しました。
『日本タンカーに攻撃=ホルムズ海峡近く、別の船も-爆発や火災、全員避難 中東の原油輸送の大動脈であるホルムズ海峡近くのオマーン湾で13日、タンカー2隻が攻撃を受けた。
報道などによると、砲弾で攻撃されたもようで、船体が大きく損傷した。
国土交通省は、このうち1隻は日本の海運会社「国華産業」(東京都千代田区)が運航するケミカルタンカー「KOKUKA Courageous」(パナマ船籍、総トン数1万9349トン)で、
複数回の攻撃を受けたと発表した。(後略)』 アメリカ政府は、イランが関与した公算が大きいと判断しているようです。
アメリカとイランが軍事的衝突に発展する可能性が生じ、原油相場が上昇。 ホルムズ海峡は、石油の海上輸送の約四割が通過する要衝です。
ホルムズ海峡付近で船舶が攻撃を受けたのは、過去一か月で二度目となります。 ホルムズ海峡を日本向けタンカーが通れなくなったら、どうなるのか。
以前、電力関係者の方に確認したところ、日本の備蓄は一か月しか持ちません。
常識的に考えて、原発を再稼働する必要があります。しつこいですが、わたくしは別に原発推進派ではありません。
原油やLNGが日本に運ばれてこなくなるという「現実にありうる危機」において、原発再稼働無しでエネルギー安全保障を確立する方法があるならば、是非、教えて欲しい。
そんなものはありはしないのです。 【歴史音声コンテンツ 経世史論 始動!】
http://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/
※6月16日(日)から、中野剛志氏との特別対談コンテンツ【歴史とナショナリズム】をご視聴頂けます。是非、ご入会下さい。
令和の政策ピボットのエネルギー安全保障政策は、
『(1) 原発政策:将来的な原発ゼロを含む科学的、技術的なエネルギー安全保障強化を議論し、
同時に短期的なベースロード電源確保のため、原発を順次、再稼働します。将来的な原発ゼロを可能にするため、
使用済み核燃料の処理技術、廃炉技術については、政府の責任で、電力会社と共に開発します。使用済み核続きをみる
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Source: 三橋貴明氏ブログ