スポンサーリンク

データはありません

真正保守!自民に激震衆院選、獲得議席予測「57減」単独過半数割れ

自民に激震 衆院選、獲得議席予測 「57減」単独過半数割れ

…立民・共産は共闘で上積み 維新は“3倍”躍進 

選挙プランナー・松田氏が分析 ZAKZAKより引用

東京都に4度目となる新型コロナウイルスの緊急事態宣言が発令されるなか、東京五輪は23日、開会式を迎える。安心・安全な大会を目指すため、プロ野球やサッカーは「有観客」試合を続けているが、五輪は大半の会場で「無観客」開催となった。五輪特需が消えたことにも落胆の声が上がる。菅義偉首相(自民党総裁)としては、ワクチン接種を加速して、東京五輪・パラリンピックをやり遂げ、今秋の衆院解散に踏み切る構えだが、内閣支持率は過去最低を記録している。夕刊フジが、選挙プランナーの松田馨氏に各党の獲得議席予測(18日現在)を依頼したところ、衝撃の結果が出た。

 「ワクチン対策に全力を挙げる」「私の(総裁)任期も限られている。衆院(議員)の任期も同じだ。そうした中で解散・総選挙も視野に入ってくる」「(私が総裁選に)出馬するのは、時期が来れば当然のことだ」

 菅首相は17日朝、読売テレビ系「ウェークアップ」に出演し、9月末に任期満了を迎える自民党総裁選や衆院解散について、こう語った。

 菅内閣には現在、逆風が吹いている。

 自治体へのワクチン供給が減少し、接種が滞るなど混乱が生じているうえ、新型コロナ特別措置法に基づく休業要請などに応じない飲食店に対し、金融機関を通じて自粛を働きかけた手法が「露骨な圧力」などと反発を受け、撤回を余儀なくされた。

 

インド由来の変異株(デルタ株)への不安や不満が拭えず、報道各社の世論調査での内閣支持率は低落傾向にある。

 こうした現状を踏まえ、松田氏が今秋解散を予測した結果は別表の通り。投票率は過去最低の「50%程度」になると想定した。

 自民党は現有276議席から「219議席」(57議席減)となり、単独過半数(233議席)を割り込んだ。山口那津男代表の公明党と合わせた与党では247議席と過半数をクリアした。

 松田氏は「コロナ対策への低評価に加え、『政治とカネ』をめぐる不祥事が響いている。政党別では依然、30%台の支持はあるが、自民党支持層の投票率低下や、野党候補への投票も見られる。エリア別では、特に東京や大阪などが厳しい」と分析した。

 そのうえで、「東京五輪で日本チームが金メダルラッシュで沸いても、大きな政権浮揚効果は見込めない。仮に自民党支持層の2割が野党候補に行けば、さらに10~20議席減らし、単独で200議席割れもあり得る」と指摘した。

 主要野党はどうか。

 枝野幸男代表率いる立憲民主党は現有109議席から「150議席」(41議席増)。志位和夫委員長の共産党は現有12議席から「19議席」(7議席増)に伸びる。

 

松田氏は「先の東京都議選でも、両党で候補者を調整した選挙区で、共産党支持層の約8割が立憲民主党候補に投票するなど、共闘の効果は大きい。立憲民主党の支持率は1桁止まりだが、比例の投票先では20%近い数字が出ている。今後、どこまで共産党を含む他の野党と候補者を調整し、与党と一騎打ちの構図に持ち込むかが勝敗のカギを握る」と語る。

 松井一郎代表(大阪市長)の日本維新の会は、現有の10議席から3倍の「32議席」へと躍進する。原動力はコロナ対応で一躍、全国区になった大阪府知事の吉村洋文副代表だ。「高い知名度を背景に全国行脚をすれば比例票が上積みされ、『第3極』としての存在感はさらに増すだろう」と予想した。

 玉木雄一郎代表率いる国民民主党は、地力のある候補をそろえた小選挙区は手堅いが、比例では東海ブロックで1議席獲得できるか微妙で、予測は「7議席」だという。

 19年参院選で台風の目となった山本太郎代表のれいわ新選組については、「参院選時ほどの勢いはないが、候補者を複数擁立している比例東京や近畿ブロックでの議席が望めそうだ」という。

 今後の政局を、「選挙のプロ」はどうみるか。

 

松田氏は「菅首相は4月の衆参3選挙で『全敗』し、都議選も自民党と公明党で過半数に届かなかった。コロナ禍で国民の閉塞(へいそく)感は消えず、ワクチン接種がさらに進んでも支持を回復できない可能性がある。内閣改造で心機一転しようにも、挽回できるレベルではなくなってきているのではないか」と指摘する。

 では、菅首相や自民党に打つ手はないのか。

 松田氏は「9月5日の東京パラリンピック閉幕後、自民党総裁選を党員投票も含めたフルスペックで行うことだ。そこで菅総裁が再任されれば求心力は高まり、仮に別の人物が総裁になれば、新政権への期待が高まる。どちらにせよ、自民党の支持率は伸び、現状よりは有利に総選挙を戦えるようになるだろう」と語っている。

スポンサーリンク




ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

2,402人の購読者に加わりましょう

この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事