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5G対応、M1チップ搭載の新型「iPad Pro」発表
5G対応、M1チップ搭載の新型「iPad Pro」発表
アップル(Apple)は、同社独自のチップセット「M1」を搭載する「iPad Pro」の新モデルを発表した。5Gにも対応する。4月30日に予約受付が始まり、5月後半に発売される。
11インチモデル(9万4800円~)と12.9インチモデル(12万9800円~)がラインアップされる。ストレージ容量によって価格は異なる。128GB、256GB、512GB、1TB、2TBから選べる。ストレージによって搭載されるメモリー(RAM)も異なり、128/256/512GBは8GB、1TBと2TBは16GBとなる。
■ 独自設計の「M1チップ」 2020年11月に発表された「M1」は、「MacBook Air」などに採用されたほか、iPad Pro新モデルと同時に発表された「iMac」にも用いられており、同社ではその性能のパワフルさをあらためて紹介。 CPU、GPUともに8コアで、機械学習関連の処理を担うNeural Engineは16コアという構成で、1年前に登場した先代の「iPad Pro」に搭載されたチップ「A12Z Bionic」と比べ、CPUの処理能力は最大50%、高速になったほか、8コアのGPUは、最大40%向上したという。 また16コアの「Apple Neural Engine」のほか、画像処理のISP(イメージシグナルプロセッサー)、最大16GBのメモリーでの広帯域なメモリーアーキテクチャー、2倍に高速化されたストレージなどプロフェッショナルの高い要求に応えるスペックとなった。 M1は、Aシリーズチップと同じ基本アーキテクチャーが採用されており、iPadOSもM1に最適化された。
■ ディスプレイ 12.9インチモデルで採用されるLiquid RetinaXDRディスプレイはミニLEDを採用し、1万以上の小さなLEDが内蔵される。11インチモデルはLiquid Retinaディスプレイとなる。 12.9インチモデルの新しいLiquid Retina XDRディスプレイの背面全体に1万個以上のLEDを使用した「ミニLED」最大1000nitsの輝度(最大1600nits)、100万:1のコントラスト比を実現。ミニLEDは2596に区分(ローカルディミングゾーン)され、表示されるコンテンツに応じて区分ごとに輝度をコントロールする。 これにより、「Pro Display XDRのパフォーマンスをiPad Proにもたらした」「カメラマンや、ビデオグラファー、映像制作者などのクリエイティブなプロフェッショナルにとって、本物のHDRコンテンツを観て、編集できる」と同社ではその性能を誇る。 ProMotion、True Tone、P3ワイドカラーサポートなどは、11インチモデルでもサポートされる。
■ 5G対応 Wi-Fi + Cellularモデルは4G LTEに加え、5Gに対応する。eSIM対応で、データ通信のみサポートする。 米国版ではミリ波に対応し最大4Gbpsの速度を実現する。 国内版では、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの5Gネットワークに対応することが案内されている。 このほか、Wi-Fi 6(802.11ax)、Bluetooth 5.0もサポートする。
■ Thunderbolt 3対応 USB Type-C端子(USB 4/USB 3.1 Gen 2)を備え、Thunderbolt 3やDisplay Portをサポート。 有線接続の帯域幅は従来のiPad Proの4倍となる最大40Gbpsを実現しており、より高速な外部ストレージや、フル6K解像度のPro Display XDRなどの外部ディスプレイなど、ハイスペックなアクセサリーを活用できる。
■ ユーザーが中心に居続ける「Center Stage」 12MPのインカメラとなる「ウルトラワイドフロントカメラ」は、超広角であることを活かし、M1の機械学習能力との組み合わせにより、iPad Proを動かさずとも、ユーザー(被写体)が動いても中心にしたり、構図を保ったりする新機能「Center Stage」(センターステージ)を実現した。 Center Stageでは、被写体をフレーム内の中央に配置して、相手に映像を送る。ユーザーが動き回ると、自動的にパンしてユーザーを画面内に収めようとする。カメラが捉える場所に、他の人が登場すると、そのことを検知してズームアウトし全員をとらえるという。
■ iPadOS 14.5 来週にはiPadOS 14.5が登場し、「らくがき」や「スマートセレクション」などのApple Pencilの機能のサポート言語の拡大、新しい絵文字、最新のゲーミングコントローラーのサポート、Apple Musicで歌詞を共有したり、世界の都市のトップソングを見ることができる機能などが利用できるようになる。
■ メインカメラ メインカメラは12MP(メガピクセル)の広角カメラ(F1.8)と10MPの超広角カメラ(F2.4、視野角125度)という2眼構成。スマートHDR 3をサポートする。 2倍の光学ズーム、最大5倍のデジタルズームに対応し、どちらのカメラも5枚のレンズが用いられている。 そのメインカメラのそばには、光で計測して対象物をスキャンする「LiDARスキャナー」も先代モデルに続いて今回も搭載され、ARコンテンツを楽しめる。
■ 主な機能・仕様 ボディカラーはシルバーとスペースグレイの2色。 スピーカーは4つ搭載されており、ドルビーアトモス(Dolby Atmos)をサポートする。 生体認証はFace ID。Touch IDは非対応。 11インチモデルの大きさは247.6mm×178.5mm×5.9mm、重さはWi-Fi版が466g、Wi-Fi + Cellular版は468g。 一方、12.9インチモデルは280.6mm×214.9mm×6.4mm、重さはWi-Fi版が682g、Wi-Fi + Cellular版は684g。 パッケージにはUSB Type-Cケーブル(1m)と20Wの充電器が付属する。
■ アクセサリー 別売りのMagic Keyboardでは、新色のホワイトが追加された。 Apple Pencil(第2世代)をサポートする。
■ 100%リサイクルのアルミニウムボディ iPad Proの筐体には、100%リサイクルされたアルミニウムが採用される。 スピーカーと筐体のマグネットは、100%リサイクルの希土類元素が用いられている。またパッケージもリサイクル、あるいは責任を持って管理された森林から採取された木材繊維が用いられているという。
【お詫びと訂正 2021/04/21 3:06】 記事初出時、4月30日発売としておりましたが、予約開始の誤りです。お詫びして訂正いたします。
ネットの反応
M1のmacbookユーザーです。
M1チップは素晴らしいけどメインをこれ一本にするにはまだ怖い。
PCであれば逃げ道があるけど、Appストアからアプリを入れるしかないiPadはM1だと動きが微妙なアプリに出会っても逃げ道がなさそうなのが怖いです。
あと、画面がどんなに綺麗になってもproを使ってイラストを描くようなユーザーはペーパーライクフィルムなどを貼るので恩恵も薄いかも。(フィルムを貼るとどうしても画面がちょっとくすむので)
今回初めてiPadを買うと言う方に積極的におすすめできるモデルではないと感じ、この発売により旧モデルが値崩れすることがあれば旧モデルを買う方が良いかも...
返信0
iPadPro第2世代持っているんだけど、これ欲しい…。
しかし、現状なんの不便も感じてないから、宝の持ち腐れになるだろうな~。でも欲しいな~。
12.9インチはカメラいらないから(めちゃめちゃ撮りにくい)もう少し安くならないものか…。
返信0
普段使い、簡単な仕事資料作りなら2018iPadProで十分だべなぁ
自分には持て余す
それよりもminiの新型はよ出んかなぁ
返信0
M1チップは非常に評価が高い、これは期待できる。
Macbookも価格はかなり抑えられてるから
過度な値上げは無いと思われる。
返信4
今のiPadAirでも使えきれないので、新しいものは欲しがるタイプですけど我慢します。
返信2
miniの新型の噂が出てたので、何もなかったのが残念ですね。
国内では結構需要高いと思うけど、海外はないのかなー。
返信0
リークを超えるM1チップ搭載は驚いた。しかしこの価格ならMacbookAirをカスタムして購入できる。実に悩ましい
返信0
11インチでLEDディスプレイ出て欲しかった。
でも11インチでLED搭載する頃には噂のiPadminiproが出てくるかも・・・、悩ましい。
返信1
これ買うならMacBookProかな。ローカルディミングって妥協だよね。
返信0
いま世間では半導体って不足してるんちゃうの?いくら独自の製品でもそんな高性能なの供給できるんだろうか?
med*****
iPadPro2018から買い替えようかなぁ。
全然、今のスペックで問題ないけど。
返信8
いま世間では半導体って不足してるんちゃうの?いくら独自の製品でもそんな高性能なの供給できるんだろうか?
返信0
iMacはAppleでありがちなカラーリングで売り上げ回復狙うヤツかいと思ってWeb上で製品見たらエラい薄くなっとるなw
早く実物見てみたいが、、、
24インチのみってのが残念
まぁ27インチ出ても買えんけどなw
あとチップもかなり評判よいからな
去年モデルチェンジ前にMBP13インチ買ってしまったのが悔やまれるトコロだな、、、
返信0
新型出すよりも去年発売モデルの供給不足を何とかしてほしい
返信0
15インチMacBookproのm1を待ち望んでる層はジレンマ
Airに浮気したくなる
返信0
CenterStageにはがっかり.顔を中心にあわせるだけか.AIで目線を合わせるよう顔画像を加工するくらいのことはしてほしかったな.
返信0
Appleもそんな目新しいのが出なくなったな。iPhoneの新色なんかイベントのために取っておいたような。
返信0
日本のiPadユーザーの半分以上は動画視聴用になってしまっている現実
返信0
予想を超えてきました。
もうiPadにM1搭載ですか。MacOSとシームレスに切り替えて、横置きではMacbookとして、
縦持ちではいiPadとして使えるようになれば、とても便利なものになりそう。
M1の入ったMacbook Air買ったけど、発熱少ないしバッテリー食わないし、なによりエンコードとかも早くてビックリする。ステマなんか必要ないくらい良い。
惜しむらくは、M1はこの次だろうと踏んで、この前iPadPro買ってしまった・・・・悔しい
返信1
よっしゃー。
やっと真っ当なフルモデルチェンジがキター!
前回のは周辺機器で誤魔化されたからスルーしたがコレは買う。
cie*****
最低モデルはいつもどおり実用品ではないので今度の最低ラインは256GBモデルから。
2年から3年の間に値段分使いこなせる人と、この程度の小銭なんとも思わない人だけがターゲットでございます。
返信0
新型待ってた
以前のiPadProでタッチパネル無反応機種に当たって痛い思いをした事があるが
これは大丈夫だと信じて買う
返信3
タブレットにそこまで投資しない。費用対効果を考えると。
返信0
騙されたと思ってM1チップの入ったmacを買ってみると劇的に速くてびっくりする。
新型のmacproもM1で早く出ないかと待ちわびてます。
返信4
あの画面サイズで、512GB、1TB、2TBが必要なんだ?
連動する専用のスマートグラスでも出すのか?
返信1
しばらく新型が必要ないくらいのハイスペック
やはりタブレットはアップル1強
返信1
買うのであれば11インチ
12インチ超えるとデカすぎて片手でもってブラウジングできない。
返信0
iPadProは本当に便利。
国産パソコンメーカーがあんな感じなのは仕方ないかなぁと。
強いて言えば、パワポ系が使いづらいという事。
アップルペンとの連携もパワポ系はイマイチ。
仕事だとオフィス限定だったりするし。
仕方なしにsurface買うか…という気持ちになってしまう。
返信4
動画編集するならメモリ16GBでしょうか。M1活かし切るなら。
返信0
M1チップのMacBookProを買ったが驚くほどの速さだった。