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トランプ大統領 またアマゾン批判「郵政公社に不当に安い料金」

トランプ大統領 またアマゾン批判「郵政公社に不当に安い料金」
4月3日 14時43分

ネット通販大手のアマゾン・ドット・コムへの攻撃を強めているアメリカのトランプ大統領は、今度は、アマゾンが配送を委託しているアメリカ郵政公社に不当に安い料金を強いていると批判しました。

トランプ大統領は2日、「アマゾンとの事業で郵政公社が利益をあげていると言っている人は愚か者だ。ばく大な損失を被っており、これを変えなければならない」とツイッターに書き込み、アマゾンが配送を委託しているアメリカ郵政公社に対して不当に安い料金を強いていると批判し、郵政公社の料金体系の見直しを示唆しました。

これに対し、アマゾンと郵政公社はコメントしていませんが、現地のメディアは、アマゾンは大口割り引きを受けているものの特別な待遇ではなく、アマゾンからの委託がなければ郵政公社の事業はさらに苦しいだろうなどと伝えています。

トランプ大統領はかねてから、自身に批判的な有力紙ワシントン・ポストを個人で買収したアマゾンのジェフ・ベゾスCEOとアマゾンを非難してきましたが、先月29日以降、アマゾンへの攻撃を強めており、アマゾンの経営が影響を受けるのではないかという懸念が広がり、株価が値下がりしています。

就任前から”アマゾン嫌い”
トランプ大統領の”アマゾン嫌い”は大統領就任前までさかのぼり、アマゾンや、アマゾンのジェフ・ベゾスCEOが個人で買収した有力紙ワシントン・ポストをツイッターでたびたび批判してきました。

先月29日以降は、税金をきちんと納めていない、配送を委託しているアメリカ郵政公社に対し不当に安い料金を強いている、多くの小売店がアマゾンのネット通販の急成長で閉鎖に追い込まれている、そして、ワシントン・ポストはアマゾンのためにロビー活動をしているなどと3度にわたって書き込んでいます。

あまりに頻繁に批判を繰り広げていることからアメリカのメディアは「何かにとりつかれているようだ」とか「大統領とアマゾンの全面戦争だ」などと伝えています。

投資家の間では、1社を狙い撃ちにした税金は考えにくいとしながらも、何らかの規制が導入されるのではないかとして懸念が広がっています。

これに対してアマゾンはコメントしていません。

ベゾスCEOの動向に関心が集まる中、先月30日、本社のあるシアトルでスーツ姿の男性と会談している姿が公開されました。

この男性はアメリカを訪れているサウジアラビアの王位継承者、ムハンマド皇太子です。

写真では2人の楽しそうな表情が捉えられていますが会談の内容は明らかになっていません。

もともとあまり公の場に出てこないベゾスCEOですが、ことし2月には、NFL=アメリカプロフットボールリーグのチャンピオンを決めるスーパーボウルのテレビ中継で放送されたコマーシャルに、本人役で登場したことで話題になりました。

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