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<土地取引話>アパ12億円被害 「地面師」数人を逮捕

アパ 12億円の「地面師」被害

11/8(水) 22:07 掲載

<土地取引話>アパ12億円被害 「地面師」数人を逮捕

 大手ホテルチェーン「アパグループ」(東京都港区)の関連会社に東京・赤坂の土地の売却話を持ちかけ、所有者を装い不正に登記申請をしたとして、警視庁捜査2課は8日、司法書士の亀野裕之容疑者(53)ら数人を有印公文書偽造・同行使などの容疑で逮捕したことが捜査関係者への取材で分かった。同社は購入代金約12億6000万円を支払ったが、土地を取得できなかった。同課は詐欺容疑でも追及する方針。(毎日新聞)

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大手ホテルチェーン「アパグループ」(東京都港区)の関連会社に東京・赤坂の土地の売却話を持ちかけ、所有者を装い不正に登記申請をしたとして、警視庁捜査2課は8日、司法書士の亀野裕之容疑者(53)ら数人を有印公文書偽造・同行使などの容疑で逮捕したことが捜査関係者への取材で分かった。同社は購入代金約12億6000万円を支払ったが、土地を取得できなかった。同課は詐欺容疑でも追及する方針。

捜査2課は亀野容疑者らを、土地の所有者になりすまして土地を無断で売却する「地面師」グループとみている。

捜査関係者によると、亀野容疑者らは2013年8月、港区赤坂2の土地(約378平方メートル)の取引をめぐり、所有者の親族2人になりすまし、仲介業者を通じて、アパグループの関連会社「アパ」(金沢市)と売買契約を締結。購入代金として約12億6000万円を支払わせた上で、東京法務局で所有権移転登記をしようとした疑いが持たれている。

登記の審査中に印鑑証明書などの偽造が発覚し、申請は却下された。亀野容疑者は司法書士としての知識を悪用し、偽造書類の準備に関わっていたとみられている。

アパは仲介業者を相手取り、購入代金の返還を求める損害賠償請求訴訟を提訴。東京地裁は13年12月、約12億6000万円の全額を支払うよう命じた。【黒川晋史、五十嵐朋子】

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